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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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ケムリの先に
毎日何気なく過ぎていく。朝は人にもまれ時間に追われ人並み揃えて会社に向かう。終わればまた同じ帰路につく。明かりの灯っていない薄暗いドアを開け、静かな部屋で今夜も一人。週末は寂しさ紛らわすためあの場所に行く。楽しいかって言われればそうでもない。ただの時間潰し…そういうけれど、たぶん頭ではわかってる。浪費するだけ。ここでは金以外で見られてないこと。特別なんてありえない。話すことは相手からすればただの
ゆー さん作 [200] -
奈央と出会えたから。<416>
『ねぇ聖人。緊張しないおまじない知ってる?!』『“ヒト”って書いて飲み込むヤツだろ?!』『あは。よく知ってるね。』『るせ。俺は、そんなおまじないいらね―のッッ!!』『ぷぷ。強がってる?!』『は?!くだらね―。早く行くぞ!!』少しずつ色づいてきた秋色の街の中を、あたし達は歩いたね。会場までの道のりが、もう少し長く続いてくれたらいいのになって思った。
麻呂 さん作 [466] -
奈央と出会えたから。<415>
* * * * * *合唱コンクールの朝は、いつもと何も変わらない朝だった。今日は、いつもの練習の成果が出せればいいな。あの日から聖人も、練習に参加してくれてたし♪ピンポーン♪と、玄関のチャイムが鳴るのと同時に、母の声。『奈央〜!!聖人君が来てくれたわよ〜!!』ひぁっっ☆うそっっ!!今日は迎えに行けないとか、言ってなかったっけ?!『はっ‥はぁい。い、今行くっっ!!』ドタバタドタバタ☆あせりつつも
麻呂 さん作 [443] -
がんばったで賞 73 〜人生を変える出会い〜
9月に入った。白愛高校は文化祭の真っ最中だった。「ホワイトラブコレクション」と言って、高校生のファッションショーが開かれたり、各クラスで催し物をやったりと、大盛況だ。それと同時に、芸術展も開催されていて、そこには高校生が書いた小説、習字、絵など、たくさん並べられていた。その1番目立たない所にあったアキが書いた小説。アキの趣味だった。本を書いて、今の気持ちを少し紛らわしたかった。もちろん内容は恋愛
るー6 さん作 [330] -
がんばったで賞 72 〜5人に入った亀裂〜
『カズヒロのことは私好き。サユとはそういう関係じゃないって信じてるから…。』「アキ…。」カズヒロは、許してくれたんだと思い、アキを抱きしめようとした。しかし、アキに嫌がられた。「なんで…。」『でもねカズヒロ…。』アキの表情が、どんどん強ばっていく。『私の心に付けた傷は、大きくて深いの。』「…。」言葉にできないカズヒロ。『私たち…少し距離を置こう。』「アキ…落ち着いて。」『落ち着いてる。しっかり考
るー6 さん作 [326] -
せんちめんたる13
「…何が?」私は平静を装う「あからさまに俺避けてんじゃん」汗がでてきた、頭の中がぐじゃぐじゃ「あー分かった。岡田のためだろ」「…るさい」ラケットで植村を叩いた「った!」誰のせいでこんなに悩んでると思ってんの、あんたのせい「鈍すぎ!鈍感馬鹿最低」教室から飛び出る。私の気持ちに気づけよ、鈍感
RF-T さん作 [354] -
せんちめんたる12
その日の6時間目の授業の内容は全然頭に入らなかった。気がつくと授業が終わっていた、部活か…私は重い足取りで奈々達と部室へ向かった。「あれ、凛ラケットは?」部室について準備をしてたら知佳がそう言ってきた。「あ、教室に忘れてきた」「私達ついていこうか?」奈々が言った「いや大丈夫。ほら外周始まるよ、先輩に怒られる前に早くいきなよ、ね」「じゃー先輩にも言っとくね」「ありがと、あすか」教室を開けると植村と
RF-T さん作 [320] -
ピュアラブ〜許されない恋〜8
彼は全く気付いてなかった。彼がアイスと言ったくせに、実は甘いものが苦手だった。でも、あたしも甘いものは昔カラ苦手だ。そうしてるうちに時間はだんだん過ぎてゆく。何だか、Yといるときはやけに時間が早い。嫌な予感がした…この予感は後に的中することになる。あたしたちは明日早くにあう約束をかわし、それぞれ家に戻ったあたしゎその日何も手につかなかった
laimu さん作 [234] -
人格作り
ビンボー人生とおさらばしたい―!が、幼い頃の希望。小学生で毎年歯科検診の紙を学校から貰うのに、病院に行くのは2〜3回!毎年完治する前「もう〜いい」とおかん。小5で前歯がかけて銀歯に(>_<)小学生4年まで、自宅に電話がなく連絡網に呼び出しの文字が…。昭和50年頃ならありえるか!!ってありえない!なぜか友達は私の家に上がって泣いた。「家族4人で…かわいそう」と。なんで?っておかんに聞いた。「そら、
だるま さん作 [223] -
The Last Escape 第四章『凶暴性』 4
「不正を…?」ああ、と彼は頷いた。ドーランドは、これまでに何度も、金を積まれては無実の罪を着せていたという。殺人事件までもだ。「俺は証拠を集めたかった。大頭領暗殺があった当日、俺にアリバイが無かったのは、大頭領の暗殺予告をしていたある組織に単独で潜入しようと思っていたんだ。…それが、こんな事になるなんて」自分と母を見捨てられたリーナも、ドーランドを恨んでいた。彼女は相変わらずアルファを全く信用し
エアロ さん作 [382]