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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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歩いてく。4
勇介と一通りのお喋りをして電話を切った後、残ったのは嬉しさと不安そして胸の痛み。10分ほど息を整えてからもう一度携帯を持つ。私の4年間に終止符を打つ。3回ほどのコールで相手が出る。「今、大丈夫?」「うん。どうした?」「〜〜………ごめん。……………別れよう。」良く息が出来ない。胸がつぶれそうな感じだ。「そうか。何となく今日は様子が変だと思ってた。何?好きな人でも出来たのか?」「うん。」“元彼”は私
ゆずりは さん作 [159] -
ホントの気持ち
「ホントにごめん…さよなら」これが僕が最後に君に言った言葉だった。 君は俯いた後、僕を見つめたけど、その瞳にはたくさんの涙があったから、僕は見る事が出来なかった。 別れるつもりじゃなかった…、あの日、あのセリフを聞くまでは…。僕は君の事が好きだった。でも、心の奥にあるホントの気持ちを、いつも偽ってた。 そんな時にたまたまレンタルしたドラマを見て、僕のココロのドアは空いてしまった。「 一生に一度で
聖也 さん作 [222] -
恋人未満(終)
「て…つ?…」奈緒は哲也を見上げる。「俺、最低な男だから、奈緒に気持ちを伝える権利ないって思ってた。」真っ直ぐに、奈緒を見て哲也は話続けた。「口にしなければ、諦められるって思ってた。」奈緒も、哲也から、目を反らさずにいる。「奈緒が好きだ。」奈緒は、哲也の胸に顔を埋めた。「私も…、哲が好き。ずっと…好きだった。」哲也は、奈緒を抱き締めた。「ごめんな。もっと早く言えば良かったな。」「…だね☆」奈緒は
カトリ さん作 [574] -
メロンソーダ
シュワシュワと音を立てながら透明な泡が底から沸いてくる・・・キレイな緑色のメロンソーダ。キレイな緑色のうえにはなめらかなアイボリーの色をしたアイスクリームが乗っている。アイボリーの底は淡く溶けだしている。ふがいない。このキレイな緑色に不似合いなカラオケの一室。アタシは少し顔を傾けて見る。テレビ画面に映る演技の下手な女の人。それを見ながら歌う賢人。アタシの隣で煙草を吸うちぃチャン。ちぃチャン
依子 さん作 [395] -
もう恋はしない《番外編》?
ぐったり…。昼休み、いつものように水城と机を囲ってる。そう、いつものように…。いや、強いて言うなら水嶋もおる。実はこの二人、晴れてカップルになったんや。うちのお陰よな♪でも…。「づがれだ〜」うちは机に両手を延ばして顔を伏せる。「あいつらヤッパ若いわ。ハード過ぎてついていけん…」うちの一言に、水×水カップルが顔を見合わせる。そんなオバサン臭いなって顔をしつつ「でも最近凄く楽しそうだよ」と、水城。「
じゅりあ さん作 [302] -
消えない過去第39話
何も話せない。かといって逃げ出すわけにも行かず、愛想笑いをして客の水割りを作るのが精一杯だ。「ちょっと〜タバコ」見るとタバコをくわえていた。客がタバコを吸いそうなら火をつけるように聞いていたが慣れていないからタイミングよくつけることができない。百円ライターでつけようとしたら息で消されてしまった。何回つけようとしても消す。何が言いたいのだ、この女はと思っていると、「百円ライターなんかでつけたらタバ
ニャオ さん作 [270] -
会いたい
どこに行ってしまったの・・・? あなたは、帰ってこないの・・・? 遠くに行ってしまったんだろう。 あなたを探しても、探しても・・・ いないから・・・。 涙がでた・・・だってね、“空”にいってしまったから、“星”になっちゃたから・・・。 会う約束したじゃん。 彼じゃなきゃいけない理由があるの? 幸せを奪ってしまうの? 切なくて、切なくて。 約束したじゃん・・・。 元気だったじゃ
かのん さん作 [351] -
好きなひと
私が好きになったのは、あなたでした昨日、7年越しの思いが、形になりました。私と彼の出会いは、私たちが互いの存在に気づくまで一年かかり、偶然で奇跡的な再会からはじまったのです。彼は、私が高校一年の時に付き合っていた彼氏のよくあそぶ友達の一人でした 意識もしてなかったから再会するまで気づかなかったこれは私がずっとしまってきた話し、嘘みたいだけど本当の話しヨウと私が再会したのは、夜中の繁華街の街中で
W・Y さん作 [369] -
四つ葉のクローバー?
「私は…高瀬君の事…」テゥルルルル、と電話が鳴り響いた。「…電話だよ…。慎二。」「出なくていいよ。そんなの…。それより答えてよ…」なおもずっと電話が鳴り響く。「……(汗)」「あ〜ッ!もう、何だよ!(怒)もしもし!麻生です(怒)」慎二は怒りながら電話に出た。菊は助かったと思いホッとした。「あッ…はい。…居ます。…すみません…。菊は熱で寝込んだ俺の看病をしていてくれてただたけなんで…。はい…。分かり
ひかる 未来 さん作 [396] -
四つ葉のクローバー?
「いいよ、いいよ。お家の人、留守で居なかったから放っとくわけにもいかなかったんだし…」「ほんと…ありがと…」「うん…」菊は何を話していいか分からなかった。「何か…久し振りだな。二人で話すの。」「うん。そうだね。」一ヶ月くらいは話したりしていなかったから本当に久し振りに感じた。そして、慎二の笑顔も一ヶ月前とは違って大人びた優しい笑顔になっていた。菊は彼女と何をもめていたのか気になったけど聞く気には
ひかる 未来 さん作 [362]