トップページ >> 恋愛の一覧
恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
-
消えない過去第37話
グループの中でも梶と赤坂の派閥に分かれていた。梶に相原、赤坂に城が付いている。三条はどちらにも付かず二人の間に位置しているらしい。俺と真樹はどちらとも決めないで全員のヘルプをするように言われた。その日から席にヘルプで座るように言われた。いつものように灰皿や料理を運んでいると内勤の主任から声をかけられた。ヘルプの仕事が入ったから水割りセットを持ってテーブルに行くように指示された。他の新人達はうらや
ニャオ さん作 [285] -
夜とあなたとあたしの匂い?
さっきまで白い色を広げていた空は、いつの間にか灰色に変わっていた。手のひらと頬に冷たいものが落ちてくる。ここ数日は天気が良かったのに、今日に限って雪になった。あたしは空と向かい合うように顔を上げ、雪を浴びる。空の一体どこから雪は降りてくるのだろう、いつ見ても答えが出ないことを、またふと考えていた。雪は止みそうにもない。 あたしの中でカウントダウンが始まった。あと3分で今日最後の授業が終わる。黒
かなこ さん作 [286] -
もう恋はしない《番外編》?
―昼休み―\r「あっ阿部やん、昨日のドラマ見た!?」席に座りながら、水城が忙しなく話し掛けて来る。あんた、ドラマなんかあんま見ぃひんやんか…。かりんとうをほおばりながら聞く。「金広武のか?」うんうんと頷く水城。「見てへん。昨日は借りて来たムチャイケ見とったから」…ちゅーか、今、ヘッドフォン少年(昨日、転校してきたばかりの水嶋…なんちゃら)が水城に話し掛けようとしとったように思うんやけど?「そっか
じゅりあ さん作 [336] -
もう恋はしない《番外編》?
「何でやねん!何でうちやねん」店を出て、少し歩いた所で、孝志の一言にうちはツッコミを入れていた。いや、もう突っ込まずにはいられへんやろ、これはもう。「阿部さん程の美人、なかなかいないんで…どうしてもお願いしたいんです」孝志がうちの前で手を合わせてペコペコする。ふふん、わかってるやん。オタクのわりにやるな。…って、ちゃうちゃう、何乗せられとんねん。うちはコホンと咳払いをして、横目で孝志を見た。「あ
じゅりあ さん作 [348] -
もう恋はしない《番外編》?
「やっぱり僕の思った通り!!」オタク眼鏡が歓喜の叫びをあげた。私は今、世間で言う萌え系の洋服を扱ってる店の一角におる。んで、その試着室の前で何故かメイド服なんか着て立っとる。…何で、うちこんな格好してるんやっけ…??目の前でカメラを取り出そうとして店員に止められる、オタク眼鏡こと、大田孝志を目で追って思い出す。そうや、うちあの後、コイツの頼みを聞いてついてったんや。どー見ても、ラブホに連れて行け
じゅりあ さん作 [363] -
好き…
あなたの事が好き…どうしようもないくらい好き…でもこの気持ちはあなたに届かなかったあなたに恋して楽しい事がたくさんあったけど、やっぱり辛い事もあった…好きになんなきゃこんなに辛い思いしなかったのにな…恋愛なんか楽しくないょ 恋愛なんかしなきゃよかった…それでも、あなたを好きになっちゃったんだから、仕方ないょね…恋愛って難しいな…どうしたら上手くいくの? どうしたら振り向いてくれる?どうしたら"好
ゆず さん作 [255] -
夏秋冬春?
『酒、煙草、麻雀…そして合コン。なんと模範的な大学生活だろうか。もちろん俺もその模範は大賛成だ(まだ18だけど…)。合コンを除いては…。自慢じゃないが、俺は、顔は悪くない。むしろ良いほうだと自覚している。証拠に、今まで付き合ってきた4人はみな、女から告白して来た。こんな事を言うと批判されるかもしれないが、18にもなって自分がかっこいいか、かっこわるいかが分からない様な主人公なんてイヤじゃないか?
シン さん作 [254] -
SORAの中で……?
(着いちゃった……。)校門の前で立ち止まる。早紀と春香,共に同じ心の声だったが,顔つきが今までと違ったのは,明らかに早紀の方だった。「スゥ――ハァ――――」大きく深呼吸をした。そして一歩,また一歩と歩き始めた。でもこの足で,明らかに孤独の道を踏みしめていたんだね。そんなこと,早紀これっぽっちも気付かなかったよ。春香も,気付かなかったのかな………?神様………ねぇ神様‥…あなたは,私達の未来が分かり
MIN さん作 [215] -
お前って奴は
俺は今年で、 29歳になる。 彼女と付き合って 約2年。 そろそろ結婚を考え るようになった俺。 そんな事 考えてい ないお前。 「愛してる」って 言う俺。 「私も」と、答える お前。 「何が食べたい」っ て言う俺。 「なんでもいい」っ て言うお前。 先に謝るのは俺。 後に謝るのはお前。 先に寝るのはお前。 そんな寝顔を見る のは俺。 そんな お前とも 別れがくる俺。
くろ さん作 [218] -
・・・君がいる
朝6時40分、カーテンの隙間から入ってくる光でホタルは目を覚ました。それと同時にケータイのアラームも鳴り始める。「ん゙--」と眠そうに起き、窓に近づき外を見た。目線の先にはランニングしている男がぃる。「また走ってる-」ホタルと同じ歳くらぃ。 『トントン・・・・』ホタルは急いでカーテンを閉め入って来た看護師に挨拶した。看護師はすぐに隣の部屋に行き、ホタルはいなくなったのを確認し、また外を
み さん作 [335]