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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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風の季節
「皆さん、この後は部活動紹介なので、体育館に移動してください。」今年赴任してきた、二十代後半の女性教師の言葉に、雄太と英輔は目を輝かせた。「英輔は何部にするんだ。やっぱ、野球か?」「いや、野球はもういい。元々好きじゃなかったし、ここレベル高すぎ。」「勿体ない。英輔ほどスポーツできたら即レギュラーなのに。じゃあ何にするんだ?」「まぁ検討中。雄太はどうなんだ?」「運動部はもう懲り懲りだ。文化部にしよ
RINAKSON さん作 [117] -
君の隣
私がいます たまに 笑う きっと 君には 幸せそうな笑顔に見えているのかな? でも それは 嘘だ 君が 隣にいても 私は 心が いつか 裂けてしまうんぢゃないかってくらいに 苦しいょ 君の隣 今日も 私がいます また 笑顔で 本当の自分を 消したんだ 最近 私は 笑顔だけで 本当の素の自分がいなくなっていく事に 一人で 涙してます あなたが 温かすぎて 苦しい 君の隣で いつか 自分が戻って
あュみ さん作 [221] -
もう恋はしない?
「何か用?」額に汗をかきながら問い掛ける。「実は、ヘッドフォンが木の枝に引っ掛かっちゃって…」…おいおい、また木登りかい。「水城ちゃんなら、背高いし、運動してるからとれるんじゃないかな〜って」「男子に頼めば良かったのに…」私は少しうなだれた。それがさぁ〜、と水嶋君が口を尖らせて言う。「皆、めんどくせ〜とか、男なんだから自分でとれ、とか言うんだよね」 …全くだ。水嶋君は確かにちょっと小柄な方。(で
じゅりあ さん作 [438] -
もう恋はしない?
―女子バスケ部部室前―\r『いつまでも過去にとらわれとって、何かえー事あるんか?』私は阿部やんの言葉を思い出し、立ち尽くしていた。阿部やんの言う事はもっともだと思う。でもなぁ…。はぁ〜っとため息。(伊原、もう来てんのかな…)ドアノブに手をかけた、その時、「水城先輩」背中で伊原の声がした。「おっ、おはよ」何故か慌ててドアノブから手を離した。「おはようございます。入らないんですか?」(…あれ?)案外
じゅりあ さん作 [507] -
恋人未満5
梶原と奈緒は何度かデートを重ね、恋人同士らしくなってきた。「奈緒、俺、今日もうあがりだから、待ってて。飯食ってこ?」夜9時、奈緒は約束があった。「…ごめん…今日ちょっと友達と約束があって。」罪悪感…「そっか。んじゃあ、土曜日な。」毎週、土曜日の日中は梶原と休みを合わせていた。「うん。お疲れ。」レストランを出た通り沿いにハザードランプが点いた哲也の車が見えた。奈緒は駆け寄る。「お疲れ様。」運転席か
カトリ さん作 [534] -
確かなこと
例え彼氏彼女がいる人を好きになっても結婚をしている人を好きになってもそれは決して間違った恋ではない好きになってはいけない人だと人は言うけれどその人が存在していることで恋をし永遠に報われない恋だとしても好きになったことを後悔したとしても好きでいる気持ちに嘘はつけないしそれは真実として残る気持ちに迷いが生じた瞬間その恋は間違いだと自分に言い聞かせるでもそれは自分に対する気休めや慰めであり後悔をしても
ふく さん作 [332] -
紫苑【完】
君は昔、近所に住んでた女の子だった僕と君は子供の頃、ずっと一緒にいたそして、お互い愛し合ってた僕たちはまだ幼かったが『大人になったら結婚しよぉね』と約束したそぉこの指輪を誓いに今と同じように僕は君の指に指輪をはめたどうして…僕は君との記憶を失っていたのかこんな大切な記憶僕と君はどうして離れてしまったのか…ふと、君を見ると君は僕を見て微笑んだ…僕は君の全てを思いだした『そっか…』君はもう、この世に
viola さん作 [345] -
わがまま ?(最終話)
「もぅ合コン行かないで。」「ん。」「私以外の子と遊ばないで。」「ん。」「デートドタキャンしなぃで。」「ん。」「私だけを愛して。」「ん。」優しい声に涙が溢れる。「わがままばっか言ってごめん。嫌いにならないで……ね…?」恐る恐る呟くと、急にきつく抱き締められた。「なるわけねぇだろ……っつーかそんなのわがままじゃねぇし。」囁かれて耳にキス。さらに涙が零れる。「じゃあ……絶対離さないで…っていぅのは?」
るぅ さん作 [376] -
わがまま ?
「だって…。」「噂なんか信じんなよ?俺…お前と出逢ってから、1度だって他の女抱いたりしてない。」ほんと?信じていぃの?「っつーか合コン行くこと、なんで俺わざわざお前に言いにいくかわかる?」わざわざ言いに来る理由?首を傾げると、レンは深く嘆息した。「……止めてほしかったんだよ。」「ぇ…?」どういう意味?眉を寄せる私から視線を外し、レンが不機嫌そうに続ける。「だぁらっ、お前に行くなって言ってほしかっ
るぅ さん作 [367] -
紫苑【六】
まだ夜明け前僕は、あの公園に向かった何故かそこに君がいる気がした夜の公園は静かで誰もいない僕は君を待っただんだん眠くなってきたのか意識が遠くなっていく…ふと、顔を上げると目の前に君がいた僕は君に手を差し延べ君の手を握った君は横に首を振るそしてもう一つの僕の手を指さした僕の手には指輪が握られたままだった僕は君の指にオモチャの指輪をはめた…ふと、僕の忘れたいた記憶が蘇ってきた君は紫苑…
viola さん作 [306]