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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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紫苑【ニ】
時が過ぎた……僕にはいつしか恋人が出来ていた学生時代の知り合い。偶然会い、何度か遊びに行き付き合うようになっていたしかし僕は彼女を本気で愛せなかった僕の心の中にはまだ君がいたから…君に出逢ってから、もう時間が経ち過ぎた。なのに君を忘れられない今でも君の事を想い続けている自分に気付いたある日、彼女は僕に別れを告げた彼女は僕の気持ちに気付いていたのか…その後、僕は雨の中歩いていた気が付くと、君と出逢
viola さん作 [329] -
紫苑【一】
雨の中、僕は君に出逢ったまだ夜が明ける前の静かな公園何処か不思議な雰囲気を持っていた君ただ雨に打たれ、びしょ濡れで立っていた僕はあまりにも綺麗な君に見惚れたふいに僕を見た君は僕に微笑みかけてきたしかし僕は君を見れない君はあまりにも綺麗な瞳で真っ直ぐ僕を見つめる僕は君から目を反らしたもう一度 君を見ると、そこにはもう君はいない…あの日、君と逢ってから僕の頭の中から君が離れない名前も何も知らず、何故
viola さん作 [466] -
雪の華31
朱斐は部屋に閉じ籠り、ベットの上で耳をふさぎ、うずくまっていた。 そのまま時間は流れ、気付けば翌朝だった。 窓から差し込み光を見ながら半身を起こし、鳥のさえずりを訊きながらドアの方に顔を向ける。 朱斐はゆっくりと歩き寄るとソッとドアを開けた。「──聖……夜」 ドアを開けたすぐ横の壁にもたれ眠っている聖夜の姿があった。 泣きはらした赤い目の朱斐がソッと聖夜に触れようと手を伸ばす。 愛する者の寝顔
龍王 さん作 [841] -
君の笑顔2
「航、怒った?」優希は、航のとなりに座り顔を覗き込む。「…萌えた…」航は優希を抱き寄せ、キスする。優しくて、温かくて、もっと触れて欲しくなる。「…もっとして?」優希は航の頬にそっと触れる。「こらっ。…優希…。」航を待ちきれず、優希は航の唇をふさぐ。「…こら。」「ん?」「おしまい。」航はソファーから立ち上がる。「帰っちゃうの?」上目遣いを使ってみる。「俺は逆に優希といると勉強が手につかなくなりそう
カトリ さん作 [598] -
こんな私に愛を?話
私が死ぬ、一年前。あなたは突然ふらりとやって来た。「なんとなく、きてみた。君、大丈夫?」私は心配してくれたんだ。今でも思ってる。「大丈夫だよ。ねぇ、私皆みたいに、外に出れなくて、つまらないの。また、来てくれる?」初めての会話。その時は、15歳。10年近く、この病院で生活している。「いいよ。また、来るね。こんどは、なんか持ってくるね!」元気そうな声は、とても嬉しかった。
キマワリ☆夏 さん作 [298] -
鈍感
『いつでも元気よ』『いいよなぁ』元気なわけない何にもよくない彼にはかわいい彼女が出来て私の想いはそこで止まった行き場を無くした『最近なんか元気ないよね』そんな些細なことに気付くなら私の気持ちにも気付いてくれてもよかったのに彼女の話をされても笑顔はうまく作れない目の前ではにかむ彼の顔がまた私の傷になるなるべく明るい音楽を聴くようにした愛だの恋だの言う曲は避けていたなのに明るい音楽は私の気持ちを明る
ふく さん作 [427] -
ねがい
私に優しさをくれるならこの涙を乾かしてくれるなら深い傷を癒してくれるなら頬をそっと撫でてくれるなら笑顔を増やしてくれるなら暖かい手を差し伸べてくれるなら肩を貸してくれるなら名前を囁いてくれるなら同じ早さで歩いてくれるなら私の全てを見ていてくれるなら裏切りを忘れさせてくれるなら過去を振り切ってくれるなら孤独を消し去ってくれるなら同じ景色を見せてくれるなら足下を照らしてくれるならもうつまずかないよう
ふく さん作 [341] -
距離
ねぇあなたが見ているものが私ではないならこの手があなたに届くことはないのかなどんなに笑いかけてもどんなに言葉を交わしてもどんなに優しくしてもどんなにオシャレをしてもどんなに手を伸ばしてもあなたに近づくことはできないのかな同じ色の景色を見ていても目指すものが違えばどこかですれ違い離れていくことは分かっている出逢えたことを後悔することもただあなたへの気持ちを隠す気休めで痛みが消えることはないじゃあい
ふく さん作 [314] -
桃ノ花ビラ?~桃~
あたしの名前は桃。麻一桃でアサイチモモってゆう名前。あたしの好きな食べ物→蜜柑。あたしの嫌いな食べ物………………………………………………………………桃。あたしはこの名前が大ッッ嫌い!!正直つけてくれたおばあちゃんをうらんだ。でももうとっくに死んじゃってるから……文句は言えないんだ。「桃」?「誰?」「俺(笑)」ん?桃は、瞬間眉と眉の間にしわを寄せ、しばし考える……が、答えはすぐに見つかった。「あぁ
MOERI さん作 [194] -
-INISHIE-
某県・孔園ヶ岳…この山の頂上付近で、およそ百体にも及ぶ謎のミイラが発見されたのは、四日前のことである。その日、佐古竹大学山岳部のメンバー五人は、夏休みを利用して、車でおよそ三時間かけて、ここ“孔園ヶ岳”へ訪れた。彼らは頂上で遅い昼食をとった後、中腹にある小さな山小屋へ向け下山を始めた。山小屋には、登山部のOB、鈴木がいる。今夜は、その小屋で一晩を明かそうと言うわけだ。しかし、山小屋に着くと、鈴木
花 さん作 [315]