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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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月の沈まない夜を・・・ 第五話〔記憶の片隅 後編〕
突発的に動いた身体、わざと気付かれように足音をたてる。「誰だぁ!」男が気付く、注意を引かせることは出来た。「テメー、なんの用だ。こちとら久しぶりなんだ、一発目はくれてやるから黙ってくんねえか?」別に正義を気取ってる訳ではない・・・だが。「あなたは人の事を何だと考えてる!」路地の周りにある住宅は全て電気が消えてる、助けは呼べない。まず、彼女を逃がす事が先決だ。そうすれば警察を呼べるはずだ。「ヒーロ
クールクロック さん作 [176] -
ひまわり
気が付いたら、30歳を越していた。結婚をして、家庭を築いている。日々、仕事、仕事、仕事。睡眠時間5時間にも慣れた。いつも体はだるい。それでもいい。どうでもいいと思っていたんだ。そして、また春が訪れようとしていた。そんな、季節が変わりかけている時期に、僕は彼女に出会った。すみれだった。 僕の住んでいる街は、東北唯一の100万人都市だ。中心部のアーケードはいつも人で混み合い、休日はごったがえす。ず
みなみ さん作 [224] -
恋人未満2
裸のまま、哲也の腕まくらで、奈緒は少し眠っていた。目を覚ますと、哲也の顔が間近にあり、微笑んでいる。「…ごめん。寝てた…」「ん。寝顔みてた。」「悪趣味…」奈緒はベッドから降り服を着始める。後ろから、肩を抱かれる。「まだ、足りないよ。」「親、帰って来るよ。哲も服着な。」「ちぇっ…」渋々、哲也も服を着る。「んじゃあ、送るよ。」「平気だよ。すぐそこだもん。」「いーの。こんな夜更けに年頃の娘を1人で帰す
カトリ さん作 [766] -
恋人未満1
受信メールあり《今日、親帰り遅いから、バイト終わったらウチ来て。》セフレ哲とは、半年程前から、こういう関係になった。私、橘 奈緒 19歳。フリーター。高校のクラスメイトだった須藤 哲也とは、卒業式の日からセフレの関係。「遅いっ。待ちくたびれた。」玄関の扉が閉まると同時に、哲也は奈緒にキスをした。最初から、舌を絡ませる。「…こら。部屋にいれてよ。」哲也のあごに軽くアッパーをし、唇を離す。「…悪い。
カトリ さん作 [859] -
年下の彼(終)
優希は、慌てて涙を拭く。大きく深呼吸してから、玄関を開けた。「優希、平気?」「航どうしたの??こんな遅くに。」「元気なかったから。何かあった?」優希は迷っていた。このまま、航の胸に飛び込みたかった。でも、今、弱音を吐いたら航の負担になるに違いない。「そぉ?別に普通だよ?」迷った結果、我慢することにした。会えただけで充分。会いに来てくれた。「お邪魔します。上がるよ。」「えっ…航?」航はリビングのソ
カトリ さん作 [641] -
詩 〜伝えたい〜
あなたに…大好きな人がいますか?離れていても、その人を想うと暖かくなれますか幸せなのに、想うと、涙が流れますか負担に、なりたくないと、思いますかでも、「会いたい」と電話でつい、涙を流してしまいますかその人には、素直でいられますか。夜、独りのベッドで、あなたが隣にいたらなぁって、携帯をにぎりしめ流れそうな涙を我慢する。泣いたら、明日目が腫れちゃうから。そんな、毎日目を腫らせるなんて、朝のマッサージ
珀 さん作 [255] -
君と出会えた事が…
「君と出会えて幸せだったよ」 こんな台詞をドラマで見たありきたりな台詞でも…胸を突き抜ける言葉俺もいつか言ってみたいな…そう思いながら高校へ行く初めて入る教室はとにかく寒い… ストーブの近くに行き…目の前の少女と目があった 少女「……」俺「君かわいいね〜(^ω^)」少女「…ありがとう…」俺「?アド教えて!」少女「うん…」-夜-俺「こんばんは〜俺の事覚えてる?」少女「覚えてますよ〜???」くだら
櫻 さん作 [188] -
月の沈まない夜を・・・ 第四話〔記憶の片隅 前編〕
最近、ここ近辺で変質者が出ている。今月だけで四件だ。変質者・・・か・・・、僕も小学生の頃にナイフで切りつかれた事がある。何とか避けて、すぐに逃げたため、大事にはならなかった。ただ、僕は全く恐怖感を感じなかったのだ。「変質者ね〜。怖いよね、ハァー。」麻由がため息をつく。「瑠瓦・・・まさか、あんたじゃないよね。被害者は全員女性だとか。」瑠瓦が大笑いする。「ハーハッハッハ、俺様が?俺様は犯罪行為は絶対
クールクロック さん作 [141] -
今は遠い彼方にいる君へ…
君に出逢うまでの俺は生きる気力さえない、もぬけの殻だった…自分の殻に閉じこもり、まわりをまったく見ようともせず、ただただ意味のない毎日を過ごしているだけの日々だった…リストカット…睡眠薬…死ぬ気もないくせに、ただ何気なくやっていた…あの日、そう、またリストカットをして母親に病院に連れていかれたあの日、君に出逢った…今までは、死人のような目をした俺に話しかけてくるものなど誰もいなかった…でも、君は
ちゃ さん作 [348] -
みらい 5
亮二の家に着いた。もぅ何度か来た事があるので、緊張はしない。玄関でローファーを脱ぎ、家に入る時「おじゃましまーす…」亮二以外誰も居ない事を知りながらも律義に挨拶をする。亮二の両親は共働きで、夜遅くまで帰ってこない。お兄ちゃんがいるが、お兄ちゃんも仕事だ。そのまま2階に上がり、亮二の部屋に入った。何時ものようにベットの中に入り色んな事を話した。物凄くくだらない事で、二人で大笑いした。キスも沢山し
トコ さん作 [214]