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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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オバ恋??
恋は感情を凶器へと変化させ、平凡を破滅へと誘う。彼の本心?を聞いても、私は私を止める事が出来ない。それまで何年もストレートで手を加えた事もなかった髪にウエーブをつけた。鏡を見ながら(少しは若く見えるかしら?)…そんな事ばかり考えた。恋は本当に恐ろしい。すっかりオバさん(と言うよりオジさん)化していた砂漠がみるみる内に潤い、女であった事を思い出させたのだから…。20才で短大を卒業してから、結婚し二
りと さん作 [198] -
テディベア?
どうやら、土浦は朝仍の兄ちゃんに会ったらしい。そん時に喋ったんだってさ。土浦が、教室に戻ろうとしたとき、彼は、クルッと振り返り『仍、好きなんだろ。ガンバ。』って、言った。俺ってバレバレ!?━━━━━━━━━━━━10月、あっという間だ…仍と俺は、いつもの関係に戻ったケド、、、変わんないのは、仍に気持ちが伝えられないこと。あ〜俺はどうしたらいいんだ!!!「大輝ぃー!」陽羅だ。「土浦がぁ、大輝に渡し
仍 さん作 [344] -
君と見た空*9の1
09.別れ するとアオトは私の手を取って、私の手を自分の胸にあてた。 私は思わずアオトの顔を見る。 アオトの手は氷みたいに冷たくて、アオトの心臓の鼓動は私の手に伝わってこない。 信じざるを得ない。 「ごめんね。本当は言わないでおこうと思ってたんだ」 そう言うとアオトは私の手をはなして、また悲しげな顔をした。 「俺のこと、怖い? 幽霊だしさ、俺」 私は首を横に振った。 不思議なくらい、全然怖くない
玲唯 さん作 [372] -
The Last Escape 第四章『凶暴性』 2
が、甘かった。私はこの日、彼の暗黒面を知ってしまったのだ。恐らく、彼も隠したがっていた、暗黒面…凶暴な、もうひとりの彼を。「アルファ…?」「違う」「…えっ…?」彼は、髪を振り乱しながら恐ろしい形相で振り向いた。「違う!!…俺は…俺は…」「どうしたの?…何が違うの…?」「アルファなんかじゃ…」その時は、意味が分からなかった。彼は私の口を塞ぐと、私を草の上に押し倒した。「!?」「なあソフィア…ここで
エアロ(かなりの遅筆) さん作 [357] -
遠くても…-38-
エリカはずっと松山くんの優しさに甘えていた。「エリカ、ずっと松山くんにたよりすぎてた…」「そんなこと…俺がエリカを好きなんだから、全然かまわないよ!!」「でもエリカのせいで、松山くんはいろんなこと犠牲にしてる…」「それだけ、エリカのこと好きなんだよ」「でも…松山くんいつもつらそうだよ。ほんとはもっと色々したいことがあるはずなのに…エリカに松山くんはもったいない…松山くんにはもっと松山くんにあった
深谷恵梨香 さん作 [227] -
遠くても…-37-
「エリカにかまわないで…」エリカに優しくしてくれる松山くんさえわずらわしくなった。今思えばエリカはいつでも自分のことしか考えてなかった。松山くんはいつもエリカのことを考えて、自分のことを犠牲にしていた。お店をやめる前、松山くんにはお店をもたせてもらえるという話がきていた。松山くんは、エリカだけじゃなくて他の女の子にも優しかった。仕事だって、雑用でもなんでもする人だったし、人あたりがいいからお客さ
深谷恵梨香 さん作 [210] -
遠くても…-36-
何も喉を通らなかった。松山くんはいつも仕事が終わるとまっすぐに家に帰ってきてくれた。「エリカの体が心配だから…」相変わらずエリカの体は全然いうことをきいてくれなかった。松山くんと2人の生活は今までにないくらいおだやかだった。浮気なんかしないでいつもそばにいてくれる彼…休みの日は家のことまで手伝ってくれて、他人からみたらカンペキな恋人だった。エリカのココロがこんなに晴れないのはなぜ?エリカはそんな
深谷恵梨香 さん作 [216] -
オバ恋?
アラフォー女の右手にはスイッチがあった。結婚15年、子供は二人。夫とは些細なケンカは沢山したけどこんなものかと思ってた、あの日までは…。あの日…、そう会社の打ち上げがあった日。帰りがたまたま一緒になった一回りも年下の同僚。今まで、ちゃんと話した事あったっけ?って位の関係だったのに…。右手が彼の左手に当たった。「あっゴメン」「いえ…」次の瞬間、私の右手は彼のゴツゴツした手の中にあった。「エッ??」
りと さん作 [264] -
遠くても…-35-
エリカは幸村さんに何も言えなかった…次の日から幸村さんから連絡がなくなった。幸村さんはもうエリカのこと忘れたいのかな…病院の窓からずっと外の景色を眺めていた。もしかしたら、その中に幸村さんがいるんじゃないかと思って…“元気になったらまた店にもどっておいで”って幸村さんが笑顔をくれるんじゃないかって期待してた。幸村さんはエリカを忘れてしまったんだ…ガラっ「幸村さん!?」「あ、ごめん、オレ…」「松山
深谷恵梨香 さん作 [271] -
遠くても…-34-
涙…泣いてるのは…幸村さん。初めてだった…涙なんて他人に見せる人じゃなかった。弱さを表面に出す人じゃなかった。「なんで…泣いてるんですか…」幸村さんはぎゅっとエリカを力強く抱きしめた。「ごめん…いっぱい傷つけたな…でもエリカを好きな気持ちはほんとだ」苦しい…幸村さんが強く抱きしめてるから、こんなつらそうな顔をするから…胸がしめつけられて息ができなかった。ごめんなさい…エリカは幸村さんを好きだから
深谷恵梨香 さん作 [246]