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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • 背中(1)

    2階の東から2番目の教室。中学最後の年のクラスだ。その教室の窓際の列の前から2番目の席にあいつがいる。ずっと好きな、あいつ。あたしはちょうど真反対の席。あいつに気付かれることなくあいつの背中を見られる絶好の場所。欲いえば隣になりたかったけど卒業間近のついこのあいだにあった、最後の席替えで「隣になる」って夢は呆気なく終わった。まあ毎日背中見られるからいいんだけど、、、あいつはいつも優しい。あたしに
    かほ さん作 [352]
  • たしかなこと。15

    「お…う。でな、俺はそれはお前の勘違いちゃうかって言うた。そしたら今度はあいつ、俺とあおぃで自分陥れとるみたいな感じで言いよって、まぁ〜一応なだめとったんやけど、何があってん?」「何か意味分からんよ。やってうちが冗談で言うたんよ。そしたら怒らせちゃったみたいやったから、何度も謝ったんに無視されて、最終てきには避けられて…あたしどうしてええか分からん!」タクが悪いわけやない、自分が悪い。でも、この
    美咲 さん作 [130]
  • たしかなこと。14

    あたしは今にも破裂しそうな心臓音のせいで、予行練習の意味もなく、相槌打ったりするだけで、ほとんど会話にならんかった。でも最後の方タクは深刻に「泣かんと聞いてな?」「うん。」「あんな、俺向こうからも相談受けてん、向こうにはお前に言うなって言われとるけど、言うな?」「うん。」「あいつな、冗談きかんやつ嫌いやねんって言いよった。俺はお前らが喧嘩したときを見てへんからよ〜分からんへんけど、そうあいつ言い
    美咲 さん作 [146]
  • 毒舌君主[十一]

    ―昔の夢をみた―まだあいつが俺の側にいる頃の…だけど―あの声も、あの笑顔も、今は記憶の中だけのもの―あいつにふれることもできない、今……―あんなのただの悪夢に過ぎない。―まだ店が開いて間もない頃、病院から抜け出した志保がよく俺の店に遊びにきていた。「今日はね…プレゼントがあるの。開店祝い!大事に使えよぉ!」志保が俺にくれたのは水色とピンクのグラス。「…何でグラス?食器くさるほどあるし。」「わかっ
    73 さん作 [294]
  • たしかなこと。

    一難去ってまた一難。そんな感じであたしはまたもトラブルを起こしてしまった。チャットの男友達に冗談で言った一言で大喧嘩になって、何度も謝ったけど、話すら聞いてくれんで、皆をまたも巻き込んでしまった。そんな時やっぱり助けてくれるのはタクで、あたしにとってはヒーローみたいな存在やった。タクにメールで相談して、タクからメールじゃ良く分からんから電話で聞くって言われて、めっちゃ予行練習して次の日の午後、か
    美咲 さん作 [158]
  • たしかなこと。13

    ある日、タクが準の事を聞いてきた。「一番最初会ったとき皆と話とった『準』ってやつ誰?」「一応あたしのチャカレ。最近アド教えてってずっと荒らしみたいに言うてきてて、あたし以外にもアド教えてって言うてたらしくて、アド教えたら今度番号教えてって同じメール何件も送りつけるみたい。」「何やそれ。アホやなそいつ!笑」「う…ん。やから皆に別れた方がええって言われた。」「お前はさ、そいつのこと好きなん?好きなん
    美咲 さん作 [156]
  • ヒメ・コイ

    きっと恋をしてしまったんだと思う。今までだって何度もしてきたけど…多分それは“情”の延長線でしかなかった。今回は、「あなた」への想いは今までとは何かが違う気がする。苦しくて、でもどこか幸福で。些細なことで涙が溢れる。こういう感情が自分のなかに芽生えたのは初めてだ。ただ一人のことを想い、伝えられない苦しさに涙を零す。コトバにして吐き出すことが出来たらどんなに楽かと思う。恥ずかしいとかそんな単純な問
    さん作 [237]
  • たしかなこと。12

    あの時は自分でもよく分からんけど、気づいたらタクとアド交換をしてたってことだけを覚えてる。その後何故かドキドキしながらタクにメールを送って確認して、いつの間にか恋愛の話で…ってトントン拍子に事が進んでた。でも、きっとこの人は大丈夫だ。って何の根拠もなく思った。それからはタクと夜中チャットで話したり、メールで相談にのってもらったりしてた。きっとあたしは、この時から憧れを抱いて、会ったこともないのに
    美咲 さん作 [125]
  • たしかなこと。11

    それから暫くタクに会うことはなくて、毎日準のアド教えて連呼が続いた。学校も何かと上手くいかなくて、思い描いていた高校生活なんて何一つなかった。毎日退屈な授業、チャットでの準の攻め。何もかもが無償に嫌やった。そんな時私は1日全く寝付けない日があって、チャットなら誰か居るかもと思って、チャットに行ってみた。何やろう?これも今思えば凄い偶然やなって思う。やって、またタクに会うことができたから。
    美咲 さん作 [144]
  • もとかれ (6)

    「母さん、奈美を家においてくれないか?」 康は、お母さんに言っていた。その後の話は聞こえなくて、私にはわからなかった。 康…私の事、頼んでくれてるんだ……。 嬉しくて、でも申し訳なくて少し涙が出た。 しばらくすると、康が部屋に戻ってきた。「あっ、起きたんだね。具合はどう?」「う、うん。さっきよりは楽かな…」 「そっか。なら良かったよ。」康の笑顔が愛しい。 さっきの事は、私は知らないフリをした。
    ココロ さん作 [369]

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