トップページ >> 恋愛の一覧
恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
-
好き。?
あれ以来、先生は意外と普通に接してくれた。さすがに最初は気マズそうだったけど、徐々に普通に直った。私はあの時、偉そうに『普通の教師と生徒』って言ってたけど、やっぱり無理だった。あたし…やっぱり先生が好きだ……。そして、気持ちの整理が出来ていない状態で卒業式を迎えた。校歌や『仰げば尊し』を歌い、卒業証書をもらった。もちろん、先生の事もあるけど、1年生からの事を思い出すと泣けてきた。「山田。」その時
バイキン入ってるレモンティー さん作 [225] -
好き。?
「山田、ありがとう。無理させて…ごめんな。」先生の声がいつもと違う。ダメだ!!泣きそう!!危ないと思った私はもう1回先生に笑った。「もうっ!!先生が謝る事ないの!!春からあたしまた1年生だし、しっかりしなきゃですよね!!じゃあ先生、さようなら(^-^)/」私はそう言ってカバンを持って教室を出た。なるべく普通を装う為に、普通に歩いた。心の中でつぶやいた。(バイバイ。伊藤先生。)
バイキン入ってるレモンティー さん作 [205] -
好き。?
先生の反応は気になったけど、私自身がそれどころじゃなくて見れなかった。「それは……。」先生が言いかけた時に、私は言った。「先生として…ではなく、男としてです……。あっ、でも、大丈夫です!!先生が私の事好きじゃないのも知ってますし、第一、先生が生徒に手を出す訳ないですし。私は、そんなキッチリしてる先生が大好きですから☆ただ、スッキリさせて、短い期間でも普通の教師と生徒って事で話してもらえたらなって
バイキン入ってるレモンティー さん作 [204] -
好き。?
そして、最後の補修が終わった。「で?話って?」先生はいつもの様に少し笑って問いかけてくれた。私は…勇気を出して言う事にした。「先生…今まで……本当にありがとうございました。」先生は『どういたしまして』と言う様に頷いた。「あたし…元々…歴史好きだったけど…先生に教わってからもっと好きになれました。大学行っても…あたし、歴史の勉強はします。」先生が何か言おうとしたのを遮って私が口を開いた。「そ、それ
バイキン入ってるレモンティー さん作 [194] -
好き。?
次の日、私はお昼休みに先生の所に行った。今日は補修の最終日だから、告白にはちょうど良い。お昼の職員室は、カップ麺や愛妻弁当の匂いでいっぱいだった。職員室のドアを開けた瞬間、目の前に伊藤先生がいた。「っ!!」「おお、山田。良い所に来た。」そう言って先生は何枚かプリントを私にくれた。「今日やるプリントな。今日最終日だし、みっちりやるから軽くでも良いから見とけよ。」「……はい……。」「で、お前の用事は
バイキン入ってるレモンティー さん作 [198] -
好き。?
キーンコーンカーンコーン……その時、予鈴が鳴った。でも、先生の腕はまだ私を離さない。「先生、次…授業ですよね?い……行って下さい。手当て…ありがとうございました。」「…ん。おお、じゃあ気を付けてな。」先生はそう言うと教室を出て行った。(……もう…やだよぉ……。)本当に嫌だ。期待しちゃったって、生徒と教師って壁があるんだもん…。この時私は、先生に想いを伝えるかどうか迷っていた。でも 伝えてスッキリ
バイキン入ってるレモンティー さん作 [208] -
好き。?
「なぁ……お前さ、俺が何も気付いてないと思ってる?」「え?」ちょっとキツめに先生が私を抱きしめた。「えっ!?あの……っ。」「……俺がたまに女子と話したり、授業中になんか目が潤んでたり……。」言ってる途中、どんどん先生の締めつけが強くなっていくのが解る…。先生…?言えないよ……こんな事…先生に言ったら、先生……きっとこれから目も合わせてくれない。そんなの嫌!!「……だ、大丈夫です!!た…ただ……も
バイキン入ってるレモンティー さん作 [199] -
好き。?
「あ………う?」私はただ混乱していた。「大丈夫か?」先生は、一応女子生徒である私が抱きついても、ちっとも動じない…。やっぱり女の子って見てないからだよね……。そんなの当たり前の事なのに…私の目が熱くなってきた。(うわぁ!!ここで泣いちゃダメだよぉ!!)頭では分かっていても涙が出てくる。「……どうした…?そんなに痛かったか?」「……っ。」声が出なくて、私はただ首を横に振る。でも、先生はそれじゃ許し
バイキン入ってるレモンティー さん作 [260] -
ホストに恋〜No.17〜
フラツいた足で、キラくんに見送られながら、外に出る…「ぁりがとねぇ〜」「ぅ…ん」階段を一段降りて、私は振り返る。。名残ぉしかった…でも帰んなきゃ…キラくんの顔をじっと見つめる。。階段の段差で、キラくんがいつもよりでっかく見えた。ギュ…ッ…またキラくんが抱きしめてくれた。顔が近い…心臓が飛び出そう…だめだっ。。離れようと思った瞬間、キラくんの唇が私の唇に触れた。。。そしてキラくんはニコッと笑った
ハスノ さん作 [330] -
今も人魚姫は生きている
携帯の着信履歴には確かにオッパの電話番号が残っている。やっぱり夢じゃない。昨夜の会話は夢じゃない。寝不足の頭だが、妙に熱っぽくおかしなアドレナリンが出ているのは分かった。ホテルのMTVなんかつけていると、ほらまたオッパの主演映画の予告が流れてる。私はもう一度携帯着信履歴を確認して、少しホッとした。すでに現実がどこまでで、妄想がどこまでか分からないくらいまでオッパの事を考えすぎた。この数ヶ月は特に
ジョゼ さん作 [176]