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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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初めてのキス
7月2日。彼と初めて一緒に帰った。私たちは同じ部活で、でも部内恋愛が禁止だった。人通りが少ない神社を横切る道を一緒にあるいて、石段を降りる手前で彼は「ねぇ!!」っといって立ち止まり、にこっと笑って手を握った。私の心臓はいつもの4倍の速さで脈打った。緊張で吐きそうになるくらいだった。彼が大丈夫そうだったのが少し悔しかった。石段を降りながら彼が言った。「七夕近いね。」私はうなずいた。「七夕のお願い事
かめりん さん作 [292] -
毒舌君主
周りの人間をこれでもかって傷つけて最終的には何が残るんだろうな―毒舌君主古びたマンションの屋上に寝転ぶ一人の男。ただいま午前4時。男の生活はいつもここから始まる。朝独特のひんやりした空気が男には、心地よかった。しかし、そこへ男の至福の一時を邪魔する輩が一人。「よう、昭久。こんな所で寝転んで朝日が登るのでも見ようってか?とんだロマンチストだよ、お前。」黒ぶちの眼鏡を掛けて、背が高い青年が、地べたに
73 さん作 [470] -
みらくりゅ 3話
「・・にかく・・・るしかないよ。」「だね。」「あとはこ・・・・かどうか・・・しよう。」「うん」「ほんとドジッたよね」容子はかすかに聞こえる二人のやりとりで目が覚めた。聞こえてくる声は二人とも間違いなく子供だ。しかもおそらく小学生、もしかしたら低学年かもしれない。だが、今の時代は子供だからと言って油断は出来ない事は日頃ニュースをほとんど見ない容子でも知っている。《とにかく状況がわかるまで寝たふりを
KMCN さん作 [201] -
ストライプリリー
=ストライプリリー=春が来ました。貴方に会えた季節です。あの頃貴方はとても若くて私はとても幼かった。゙今もでしょ?゙なんて言って笑わないで下さいよ。これでも二十歳としての常識は必死でかき集めて来ました。野生の百合が咲き零れるこの土手は来年コンクリートで固まるらしいのです。貴方を見つけたのも好きになったのもこの場所で。だから私は未だに幻想を纏った貴方を追って此所へ来ます。馬鹿だと言われます。貴方
香月 さん作 [171] -
君に捧ぐ
君は元気だろうか。穏やかに過ごせてだろうか。今何を思っているだろう。 いまだに君を夢に見てしまう。夢の中の君は、現実のように笑って、怒って、泣いている。そして僕の傍にいる。どんな夢を見ても、目を覚ますと君はいない。 幸せだった頃のように僕に微笑んでくれた君は、朝の光の中に消えていく。現実に戻ると僕は泣いている。悲しかった。夢が幸せであればあるほど、胸が押し潰されそうになった。 でも、もっと辛
k-j さん作 [988] -
どうして?
好きでもないのにどうして体の関係を求めるの?慰め合う為?金のため?口ではいくらでも愛なんて言葉言えるんだ!!愛=体の関係?違うはずだよ。ただ側に居てくれるただそれだけで良いのに…純粋な心忘れないで自分を大切にして!世の中騙し合いばかりそこで真実を見付けるのは難しい事…けれどちゃんと心の目で相手を見てそして好きならばずっとずっと抱き締めてそして離さないで
……… さん作 [1,058] -
あいたくて
去年の夏、いつも私の右手を握ってくれていたあの人は、一言『じゃあね』と言って私の前から消えました。初めてスキになった人で、初めて手をつないだ人でした。ドキドキして手を握り返したあの日から、私の右側にはあなたが必ず居たのに。手を握って、笑ってくれることが当たり前の日常だったのに。たった一言だけを残して、逝ってしまうなんて、どうゆうこと?会いたくて会いたくてたまらないよ。あなたが居ないこの世界は、な
まさ さん作 [870] -
青春の1ページ???
こンなにも・・・・・苦Uくて~嬉しくて幸せで~泣いた喜怒哀楽な恋ゎ始めてだょ※これゎ実ゎです。読みにくかったらごめんなさぃ-4月-仮名)浅野舞子?学1年生私ゎM中に新入した。私ゎ退屈&緊張で大変だッた。(塚何あのヒゲ・・・中学生かょ)・・・ぶつ02と一人で呟いたやッと式が終わりクラスに行くと中で友達が(あぁ:-ホンと校長話ながいょねぇ)::(それょか,担任肝ぃょね???)彼女ゎ小学生カラの友達の
舞子-浅野 さん作 [533] -
relations 19
「バカっ!」「いてぇ!」思い切り頬をつねられ、力が緩んだ隙にユカリが手を払う。「エロガキ!」真っ赤な顔で弁当を片付けるユカリ。その横顔を見つめながら思った。マジで抱きたい――って、何考えてんだ俺。でも仕方ねぇよな〜俺の中ではユカリ=セックスだし、考えたら1週間誰ともヤッてねんだもん。だから別に普通だよな――「リョウ、行こう。」頭の中でゴチャゴチャ考えてる俺に、ユカリが言った。もう全部綺麗に片付け
るぅ さん作 [488] -
relations 18
でもまじでビックリした。意外と家庭的なんだな………飯なんて絶対フランス料理店だのイタリアンだのかと思ってた。つーか俺、母親以外の手作り弁当食ったの初めてだ。なんか手作りってもんにすげぇ抵抗あったんだけど、今は全然なかったな。なんでだろ。なんて考えてるうちに、全部食べ尽くしてしまった。「そんなお腹すいてたの?」驚いたユカリが、俺の顔をみて吹き出す。「子どもみたい。」スッと手を伸ばし、俺の唇に触れた
るぅ さん作 [327]