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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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永遠という名の
あの時の私は、ただ一緒に話したかっただけだった。自分にも自信があったし、振られる事は無い…そう思って…。拓也との出会いは必然だったと思っている。その日は学校で男友達の浩二と会う約束をしていた。借していたCDを返してもらう為だった。その隣りにいたのが彼、拓也だった。「やっぱり俺はこの手の音楽は苦手だな。やっぱり、Hip Hop系じゃないと聞きたくねーわ。」「そうかなぁ?あたしは大好きなんだけど…。
優 さん作 [405] -
motel??
ギシッッ…ギシギシッッ……ギシッッ………ギギッッ…徐々に地上が見えてきた。駐車場の蛍光灯が妙に明るかったせいで、来たときよりも外が暗い気がした。路地に出た。車で通った時よりは狭い気がしなかった。歩くには充分な幅だ。ジョージは私が見ているような光景には目もくれていなかった。駐車場に隣接している古い建物に入った。外観から見た感じでざっと7階建てくらいだった。中はあまり新しいとは言えなかった。入ってす
呉 さん作 [219] -
消えない過去18
彼の愚痴がほとんどだった。彼はこの仕事をやめてほしいと言うらしい。でもお金がないから、しかたなくこの仕事を続けているようだ。いつの日か俺と女は外で二人きりで会うようになった。美紀は俺の仕事がこの風俗店に変わってからはあまりいい顔をしていなかった。店に女性がいると誘惑も多いのでは、と心配だったようだ。俺はそんなことはないと言っていたが、美紀の心配をよそにまんまと誘惑にはまってしまった。夏にその女と
ニャオ さん作 [481] -
言葉よリ深く‥
俺は全て捨てた。家、親、友達、学校‥全てを捨てた‥そして自分‥「オーイ晶、塩だ!!」この人は俺が全てを捨てる原因とも言える人。関東をまとめる最大のチーム主党。こーさン。「はーい!!」塩に手を伸ばしたその時‥ヒョイッッ「自分で取れないのか?」いつも俺を助けてくれる井川。普段は無口だけど、こーさんとは長い付き合いみたいだ。羨ましい(笑)井川は塩をこーに投げつけた。「お前は晶をパシリか家政婦と勘違いし
Ay さん作 [248] -
フォーリンラブ 6
「晃。」「あきら……。」口の中で復唱する。それだけで顔が赤くなるのがわかった。触れられた頬が―――熱い。フワフワと夢の中にいるみたいだ。いつもの街がなぜか淡いパステルカラーに見えて、雨の雫がきらきらと光輝いている。「優子……私、変わったかも………。」蘭は真っ赤な顔で呟くと、歩き出した。家までの3分間、傘を抱きしめ雨に濡れながら―――\r浮かんでは消える晃の顔に、なぜだか溢れ出す涙。体は冷たいのに
るぅ さん作 [308] -
フォーリンラブ 5
男の返事は無く、周りからは好奇の視線と失笑。恥ずかしくて固まってしまった蘭。ただただ地面を見つめていたら、突然降り注ぐ雨が遮られた。「!」顔をあげると、目の前に男。手には蘭が落とした傘を持っていた。行ってしまったわけじゃなく、ただ蘭の傘を拾おうとしただけだったのか。なんだかもう――嬉しさと恥ずかしさとさっきの恐怖がぐちゃぐちゃになってしまい、蘭は泣き出してしまった。「うぅごめ…なさっ………ありが
るぅ さん作 [273] -
フォーリンラブ 4
低い声で言うと、男は蘭を軽く抱き寄せた。細身だががっしりした胸元。大きな手のひら。男に免疫がない蘭は、なかばぼんやりした頭で身を任せた。「てめぇっ…。」「やんのかよ。」感情的では無いのにやけに威圧的な声。見た目といい態度といい、明らかに喧嘩慣れしていそうだ。「やめろよ、行こうぜ。」逆上しまだつっかかろうとする男を、ツレが抑える。いろいろ嫌な言葉を吐き捨てながら去っていく男達。その後ろ姿を眺めてい
るぅ さん作 [295] -
フォーリンラブ 3
「いかないっ!」即答して歩き出す蘭。しかしすぐに歩みを止められた。蘭の華奢な腕を男が掴んだのだ。衝撃で傘が落ちる。「良いじゃん行こうよ〜。」「楽しいからさぁ。」冷たい雨が降り注ぐなか、肩を抱かれ二人に囲みこまれる。「やだってばっ!」怖い……慌てて逃げだそうとするが男の力にはかなわない。誰か…助けて…。見回すが人々は完全に見て見ぬふり。信じられない!「誰かっ!助けてっ!!」叫ぶ蘭の口を男の手がふさ
るぅ さん作 [270] -
えっ…??
僕は母に『どこに行くの?』と聞くと母は『今から神戸に行くから!お父さんと別れるの。』あまりに突然の事で前から薄々は感じていたのに僕はショックを隠しきれなかった。でも、僕がショックを受けたのはこれではなく、父の一言だった。それは僕が母と住むと決め、荷物をまとめて家を出るときだった…父『お前はもう、俺の子供じゃない』 僕はそれから人に心を開こうとしなくなった…。そうして僕は神戸に引っ越した。でも学校
芳男 さん作 [459] -
フォーリンラブ 2
確かに彼氏は欲しいけど、無理につくりたくはない。だって本当に運命の人なら、必ず私を見つけ出してくれるはずだもん。なんて、高校1年にしては乙女チックな考えを持つ蘭。それを知ってる優子はひそかに嘆息し、言った。「まぁ蘭らしぃけどね。あ、ダァからメール来た。今から会えない?だって。」「今からぁ?」今日は夜までカラオケで盛り上がる予定だったのに……こんな嬉しそうな顔されたら引き止められない。「いぃよ〜カ
るぅ さん作 [280]