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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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prism【4】
あたしが愁也と知り合ったのは、中3の夏。あいつが同じクラスに転校してきたからだ。愁也は転校当初から身長が180cm以上あって、顔も綺麗でサッカーやってて面白くて…とまぁ非の打ち所のない男だったから、もちろんモテた。多分1ヶ月で2桁はいったと思う。 あたしは確か…まるで興味がなかった。あ、あたしより遥かにデカい―とは思ったかな。そう、愁也と始めて話したのも、身長のことからだった。「あんたデカいね、
瑠香 さん作 [265] -
prism【3】
「愁也!!」あたしと茜の声が重なる。「よッ。茜、お前彼氏ほっぽって女とイチャイチャしてんなッつーの。彰あっちに居たから行ってこいや」 「…はぁい。水樹、また後でね」そう言って茜は体育館の方へ走っていってしまった。「さて、と。邪魔者はいなくなったな、水樹」「なぁにが『邪魔者はいなくなったな』だっつーの!あんたこそ彼女イィ訳?」「イィのイィの!どうせ高校一緒だし」愁也はニッコリと笑う。あぁ、その顔や
瑠香 さん作 [254] -
prism【2】
中学3年の初春。あたしは県立の女子高に合格した。そして迎えた卒業式の朝。「水樹、合格おめでとぉ〜!!」朝から元気な茜が抱きついてくる。身長が165cmのあたしに比べて、155cmと小さい茜はピョンピョンとジャンプしながらあたしの首に腕を回していた。「ありがとー!茜もおめでと」「えへへ〜、水樹と一緒の学校受かれるとは…まぁじ幸せッ」語尾にハートを付けながら茜はあたしから離れた。そしていきなり深
瑠香 さん作 [258] -
Prism
中学生の頃。ただただあなたのことが大好きで。気持ちは伝わらなくても友達として近くにいてあなたが幸せそうでいるのを見ればそれだけであたしも幸せだったんだ。
瑠香 さん作 [302] -
君に送る言葉?
家に帰ってすぐにソファに倒れこんだ。「生徒なんて対象外…か。」天井を見つめながら呟く。目を閉じると、浅岡の姿ばかり浮かぶ。きれいな長い髪、優しい笑顔、照れて俯いた横顔。僕は…好きになってしまったのだろうか…。いや、本当は気付いていた気がする。浅岡に惹かれている自分に。僕は見ないふりをしていただけだ。もう、認めるしかない。僕は…浅岡が好きだ。
深山暁 さん作 [244] -
愛したい...(6)
「うわ…何や急に…降りすぎやろ」朝っぱらから登校途中雨が激しさを増す「あ〜ダルイ…」て事でサボる事にした「コンビニでも寄って今日は寝よ」そう思い俺のマンションから一番近いコンビニに寄った『あ.新商品…』俺は何故かコンビニで新商品て書いているものはすぐに買ってしまう弁当やら雑誌やらカゴにポイポイ入れていった「「ちょっと!」」「!」店員がイキナリ叫んだ同時に人がドアに向かって走り出すそし
純 さん作 [758] -
また会える
あの日君が笑っていてもあの日君が泣いていても今は変わらない君を残してきたことに後悔はしていないだってまた会えるんでしょ?ならあの日は泣くのはおかしいよ笑ってほしかったそう信じてた僕は間違ってたの?わからなかっただけなんだよまた会える当たり前だと思ってた事がすべて砕け散る未来と一緒に…
美奈 さん作 [349] -
忘れられない恋 (出会い)
それは4年も前の事でした。その時の私はすごく遊んでてすぐ人と付き合っては別れての繰り返し。その人と出会うまでは…その人は「しょう君」って言ってすごくかっこよくて頭もよく、私が付き合ってきた人にはいないタイプだった。たまたまクラブに友達に誘われて行った時に仲良くなった。でも携帯番号とかもなかなか聞けず、また会える事を期待しまたクラブに…しょうくんはラッパーだったからしょうくんのグループが出るイベン
きよ さん作 [366] -
君に送る言葉?
「ちょっと顔色も悪いですよ?今日はもう帰った方が…。」早山先生に言われ、素直にそうしようと思った。とにかく、一人になりたかった。一人で、考えたかった。自分のこの気持ちについて…。
深山暁 さん作 [247] -
君に送る言葉?
「直人先生!」入ってきた人物が、驚いたように言った。「なんだ。早山先生…。」僕は、少しがっかりした。…がっかりした?何で…。「なんだ。って言う事はないでしょ。」早山先生は笑って言った。早山先生とは、年が近い事もあってお互い相談し合ったりできる友人のような関係だ。「直人先生、それ。」早山先生が、僕の口元を指差した。「え?」「タバコ。」そう言われて、自分がタバコをくわえていることを思い出した。「ぼけ
深山暁 さん作 [289]