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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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The Last Escape 第三章『兄妹』 5
「ドーランド…って…」アルファは携帯を畳み、私に渡しながら言った。「やっぱり知ってたか。でもまさか、俺がスパイだなんて、思わないよな?」私は頷いた。けれど、信じられない。ドーランド長官の悪い噂は、色々と聞いている。金を積まれて、事件をもみ消したとも…アルファが、その息子なの…?しかも、リーナと兄妹だったって…「…ああ、今のうちに言っておくけど、養子なんだ、俺」「養子?」「男が生まれなかったからら
エアロ (夏休み終了) さん作 [384] -
遠くても…-10-
季節はすっかり夏の終わり。エリカはまだあのビルでバイトをしていた。理由は…幸村さんの少しでも近くにいたいから。幸村さんは最近、居酒屋に来なくなってしまった。「店長、最近来てないよ 。仕事が忙しいんじゃ ないかな。」エリカもすっかり居酒屋には行かなくなった。「エリカぁ」「ん〜?」「あんたなんて顔してん の。 この前居酒屋に店長い たよ。エリカいないの って話しかけられた。 」「えー!
深谷恵梨香 さん作 [289] -
遠くても…-9-
「ねぇねぇ、塚本さんは レッドアイの店長と仲 いいの?」エリカたちは店長と遭遇した居酒屋の常連。塚本さんはその居酒屋の店員。店長さんは毎週日曜日、このお店に来ているようで、つい最近、塚本さんが店長と話しているところを見てしまった。「なに?急に。 仲良しってわけじゃな いけど、店長の連れが 俺と幼なじみでさ。 てか、それがどうした の?」「あ、最近よく会うんだ よね、仕事で!!
深谷恵梨香 さん作 [282] -
遠くても…-8-
もうすぐ夏だなぁ…外は少し生ぬるい空気で、エリカの気持ちはますます沈んでいった。「あ…」久しぶり。初めて見るあのヒトのスーツ姿。彼がこっちを見た。「…」視線をそらされた。いきなりキョロキョロしだす彼。なんだ、次あったときよろしくって…社会辞令ってやつ?フン、チャラ男め!!エリカが彼とすれ違ってすぐだった。「エリカ」エリカはゆっくりと振り返った。「今日出勤だったんだ…」「はい…」沈黙…なんだかいつ
深谷恵梨香 さん作 [295] -
ねぇ…
アナタと出会ってアタシ…いろんな発見あった気が強いって…嘘でしょ?知らなかった…甘えん坊なとこまたまたぁアタシ甘えるのは下手なはずなんだけど…もっとお洒落しなさいってもっと自信持ちなさいってアナタって魅力を引き出すのが上手だったよねアナタの為にキレイになりたい素直に思った…どこか、泊まりに行こうって誘ってくれたでも…アタシ自由な身じゃない行きかったな…この時ホントに独身だったら良かったのに…って
まこ さん作 [717] -
遠くても…-7-
今日もバイト憂鬱。「ルイちゃんって、実は 腹黒いんだよ。」聞こえてる。ふつうそんなこと客に言う?…ってエリカみたいなやつが言えたことじゃないけど。パシャ…「あのヒト、あたしの客 だから…ちょっと気に いられたからっていい 気にならないで。」もうここにいる理由なんてなかった。お金だって他のバイトに変えても余裕があるくらい貯まった。仲のいいヒトなんて1人もいない。やめる…エリカは休憩室の隅っ
深谷恵梨香 さん作 [270] -
遠くても…-6-
5日ぶりのバイト。気分は最低。酔っぱらって女の子に罵声を浴びせる客。女の子の体を触って喜ぶ客。隣の客がガンつけてるとケンカを始める客。今日はたちの悪い客のオンパレード。イライラする。「ルイちゃんさぁ、俺の ことホントに好き?」好きなわけないでしょ。「あはは、いきなりどう したの?」「今日は俺といるのに楽 しくなさそう…」キモイ。最近この仕事に嫌気がさしていた。最低なヤツらにイライラしていた
深谷恵梨香 さん作 [272] -
遠くても…-5-
「かんぱーい。」今日は学校の仲間と飲み。最近エリカはうまくヒトと付き合えるようになって友達に頼られるようになった。夜を始めてヒトとうまく付き合えるようになったんだから夜の仕事も悪いことばかりぢゃないかもね。「いっらっしゃいませー 。こちらの席へどうぞ ー」今日は日曜日。店内はちらほらお客さんが入っているだけ。こんだけ席あいてるのになんで隣に入んの?隣の席には2人の男がとおされた。ヒトごみが嫌
深谷恵梨香 さん作 [285] -
遠くても…-4-
「レッドアイの店長さん ですよね?」席に着くなり、先輩の女の子が切り出した。「レッドアイ?」なにそれ?お酒の名前?「そうそう、そこの店長 やってんの。 君たちと同じビルの店 だよ。このコ最近入っ たコでしょ?あんまり 見たことない。」「ルイです。」「へー、彼氏は?」「いないです。」あたりさわりのない会話。エリカこのヒト苦手だ。目が怖い。笑ってるけど何考えてるのかわからない。エリカは終
深谷恵梨香 さん作 [271] -
トムの16年3
玄関を開けるときょどったトムが何かでかいものを持って立っていたワザワザごめんなさいダーリン美穂が走ってきたこんばんは!二人同時に言ったそして大きな袋から大きなテディベアを取り出し美穂に渡しながらトムです仲良くして下さい と絆を深めようとしたトムなりの見え見えの作戦だった美穂はめんたまとびだしながらありがとうございますと ぴょこんと頭を下げ走って奥に行ったトムは封筒に入れた給料と生活費を洋子に渡し
いおり さん作 [457]