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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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Jumpin' Five 39
楽器をつけての練習、ということで、3級指導員の有資格者の2人はピットに回った。 さらってあって、演奏し慣れている曲を演奏するのだが、足とバラバラになってしまうのは、初心者にとってはいたしかたないことだ。まぁ、急にはうまくならないのだが、ある程度形になったところで練習は終わった。「悪いけど、アンサンブルちょっとやりたいもんで、アンサンブルで使う楽器とそうでない楽器に分けてくれるかな?」そうか、早く
曽根菜由美 さん作 [361] -
Jumpin' Five 38
そんなに長い距離ではないので、すぐ怪しい文化会館に着いた。もう何人かの人が、ジャージに運動靴という格好で、歩く練習を始めていた。晩秋とはいえ、動くと体がほてる。それくらい、マーチングは限りなくスポーツに近い。いい秋晴れで、日が高くなってくれば汗ばんでもくる。私も美加のーも楽器の積み下ろしを終えて、歩きの練習に入った。ドリルパターンのプリントが配られ、個人練習に入る。トリックターンなどは、4人集ま
曽根菜由美 さん作 [363] -
鈍色の想い?
仕事も終わり僕は家へと向かった。久しく遊びや飲みに誘われてはいない。まあ一回も行ったこともないが。誘われなくなったと同時に僕は変人扱いだ。言いようのない孤独感に少し寂しさを感じた。 部屋の前に着くと部屋の電気は消えていた。まただ。仕事の後にこれが面倒だ。玄関を開け部屋に入ると彼女は座り込みただじっと俯いていた。ぼくはただ彼女を抱きしめた。これが一番の方法である。彼女は僕の胸で泣き出す。それでも僕
シーさ〜 さん作 [387] -
恋は突然!?
ピピピピッピピピピッ!!「ううん。」目覚ましの音で目が覚める。時計を見るとなんと8時15分!!「やっべー!」どうやら寝過ごしたらし。急いで制服に着替え、階段をおりる。ダッダッダッダ!「あら、拓也やっと起きたの!?」「かぁさんどうして起こしてくれなかったの!!遅刻だよ。」「起こしたじゃない!起きなかったのはあんたが悪いんでしょ。」むっとした顔で母、佐恵子は答えた。「くそ!」と言い、家をでた!少年の
あじじ さん作 [389] -
心の傷
俺は今中学3で受験を控えている身だが、なかなか熱が入らない。 周囲の女子はクールで寡黙で顔もイケてると言うが、俺の真実は勉強が出来ない無愛想な奴だ。 両親にも最低でも高校まで行けと言われている。 俺も若干努力していた。志望高に顔を出したりした。 そんな中俺はクラスメイトの女子に告白された。
木下(仮名) さん作 [386] -
クリスマス
クリスマス・イブの夜。僕は一人でオナニーをしてる。とても、楽しい。でも、ティッシュを使いすぎるのでいかん。なくなってしまった。しょうがないから、隣のメリーちゃんの家まで借りにいった。メリーちゃんが、「貸してあげないよ!」と怒鳴った。「なんでだよ!」と、僕も負けずに怒鳴り返した。ケンカになった。僕は肋骨が数本、メリーちゃんは前歯が数本、仲良く折れた。そのとき、サンタさんがソリに乗って降りてきた
蛭川陽介 さん作 [600] -
愛したい...(4)
「何してんねん?!」遠矢が俺たちを見て一目散にかけよって間に割り込んできた「どけや!!流時!!お前俺の事ナメてんなよ!!」「落ち着けや!!お前ら何があってん!!」遠矢が必死にとめに入ったが和也の怒りは収まらない「…ッ」「お前に遠慮してもらう筋合いない!!リナちゃんの事なんやと思ってんねん…余計な事すんな!!」「…お前やろ」「は?」俺はニッとした「お前やっぱリナの事マジやねんやん」「…え?は?!な
純 さん作 [396] -
あなたも3
光は一つ深いため息をついて自信たっぷりのその男に 武!またその格好でオーディション受けにいったの?この前もよーく忠告したはずだけど と肩の手を退けながら刺のある言い方をして歩き出した。武は光の態度にビビりながらも後ろから歩幅を合わせるようについてきていた。この男が光にとって正直、彼氏なのか友達なのかは曖昧な部分で繋がっている。 今日、お前の家いってもいい? さっきより低いトーンで話しかけてきた武
一葉 さん作 [351] -
もうひとつのクローバー?第2話
私達は1Rの小さいけれどきれいな新築のアパートに住んでいた。 その部屋には備え付けのシングルベットがあり、狭いけれど、そこに二人でいつもギュウギュウ状態で寝ていた。 夏頃から暑いと言って夫は、ちょこちょこ別に眠るようになっていた。私は初めは淋しいと思っていたが、いつしか一人で眠る方が、のびのびでき、楽に思えてきて、それから私達は別々に眠る事
源河マイ さん作 [340] -
彼の恋人
県立・修学館高校は、藩校を起源とする事から、地元の住人から「藩校」の愛称で親しまれている。学校も生徒も伝統に囚われない自由な雰囲気に満ちている。三本ラインに赤いネクタイのセーラー服は、前見頃をホックで留めるタイプの学ランとの相性が良く、なかなか可愛い。普通科の3年生である松風博文は、修学館に入って早々一目惚れした濱野谷臨(のぞむ)と同じクラスになっただけで至福に浸っていた。だが、二人の接点は、博
高橋晶子 さん作 [409]