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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • Jumpin' Five 34

     チリンチリン…。 自転車のベル…。振り向いたとたん、通りすぎた黒装束。富山くんだ。彼はくるっとUターンして、私の方まで寄ってきた。「どうした?顔が疲れてるよ。」「うん…仕事のあとで来てるからね。」「大変だね、社会人は。でも、もう年だね、そんなんで、疲れてるようじゃあ。」一言よけいだ。「じゃあ、ゆっくりおいで。」彼はそれだけ言って、またチャリを飛ばして行ってしまった。私は言われた通り、ゆっくりと
    曽根菜由美 さん作 [346]
  • 慎は「会社の経費だからいらないよ」と言って柚木の手を引っ込めさせた。ヒロは「そーだよ、いらねーよ、コイツ超金持ちだから俺達貧乏人とは感覚が違うんだよ」と笑って言った。お金持ちと聞いて柚木の胸はちくっと痛んだ。(そっか…住む世界が違うんだ、なのに私ったら無理してこんな所来てなにやってんだろ)そう考えたら急に子供達の顔が浮かんできて足取りが重たくなった。その頃会社の事務員達が綺麗に着飾り、三人で慎と
    ゆっきー さん作 [339]
  • フォローする柚木に慎はほっとした顔でニッコリ笑った。「あのさ、今から会食会行くよね?俺とヒロと同じテーブルに席空けといたからさ、行き帰りはタクシー使うから酒も飲めるし安心して」優しく気づかう慎の言葉にますますキャンセルしずらくなり思わず「うん、ありがとう、あ、すみません、お願いします」と柚木は返事をした。「敬語なんか使わなくていーから、俺も使わないよ」慎は笑って言った。ヒロは二人のやりとりをあ
    ゆっきー さん作 [342]
  • 柚木は戸惑っていた。何故ならお財布には未だ月始めだと言うのに1万円しかなくこのお金で何とか次の給料までやりくらなければならない。食費なのだ。しかしいきなりの会社の行事に参加しなければならなくなり会費が四千円もする。ツネが働いたお金をまともに生活費として入れてさえくれれば本来なら二人で働いてる訳だから余裕な筈だ むしろわざわざ柚木が働かなくても済む訳だ。結婚してから働く度にこのような事でいつもみ
    ゆっきー さん作 [318]
  • つまり柚木と慎は生い立ちも生活状況も正反対であるわけだ。そんな二人がこの二月の終りに出会ったわけである。社長の挨拶が終ると大きな声で村瀬慎の名前が呼ばれた。周りはざわつき慎への興味で皆が慎に視線を送る。慎はきりっとした顔で舞台に上がり、先ずは一例をして話始めた。 本日より埼玉支店に入社しました村瀬慎です。私はこの会社を今以上に従業員の皆様が働きやすい環境で有るよう精一杯頑張ります そして弊社
    ゆっきー さん作 [339]
  • 風邪

    村瀬慎は仙台で生まれ父親が大手の総合商社の貿易関係の会社を持つ一部上場のエリートである。その息子だが父親の会社は継がず何故か運送会社で働いている一見変わり者である。そんな彼は学生の頃から野球が好きでずっとやってきた 高校も野球の名門校から沢山誘いがあったがそれを断りその頃声をかけてくれた監督があまりにも熱心だったという理由で決めた高校に行き、初めて甲子園に出場したが一回戦負けだった育ちがよく苦
    ゆっきー さん作 [403]
  • 消えない過去3−ホストになるまで

    美紀は未成年なのに酒がめっぽう強い。俺はそんなに酒が強いほうではなかったので、いつも先に俺のほうがつぶれてしまう。 美紀は飲みすぎると愚痴をこぼす癖があるようだ。意味もなく泣くこともある。まだ17歳、遊びたいさかりなのに働いてばかりでストレスが溜まっているのだろう。 その健気さが可哀想に感じて、なおさら惚れてしまった。二人で飲みに行った帰り、珍しく酔いつぶれてしまった彼女をアパートまで連れて帰っ
    ニャオ さん作 [665]
  • 二人とも早く事務所に来てもうみんな集まってるぞ!社長も来てるから早くしろよ!慌てて呼びに来たのは勤続年数10年の牧山輝夫40歳の主任だった。普段は気さくな人だが社長など上司にはごまをするタイプで周りからは嫌われていたが、柚木はそれほど嫌いでもなかった。口調はキツイが前に仕事で柚木が新人の頃助けてくれた事があるからだ。柚木は仕方なくヒロと顔をみ会わせて走って事務所に行った。事務所に着くともうほとん
    ゆっきー さん作 [339]
  • 柚木はいつもよりそわそわしながら会社に戻った。朝事務所に居た彼が誰だったのか、初対面なのに名乗りもせず普通に話しかけてくる彼の笑顔が何故か柚木は気になって仕方がなかった半分は馴れ馴れしく腹がたち半分は興味さえあった。会社に着きトラックを車庫入れしてるとヒロが来た。ゆっきーおかえり。と、缶コーヒーを差し出した。ヒロは容姿、スタイル抜群のイケメンで女の子から人気があった。そんな彼は珍しく誠実な好青年
    ゆっきー さん作 [336]
  • 柚木の携帯にメールが来た着メロは特に無い。ツネがうるさいからだ。毎日メールのチェックや履歴のチェックをするので変に怪しまれ殴られた事もある為、ケータイも古くノーマルだ。26歳の女の子ならまだお洒落をしたり友達や彼氏と楽しく生活してるだろう。柚木には無縁だったしむしろ気にならなくもなっていた柚木は携帯のメールを見た同じ会社の同期の男ノコだった。名前は山岡ヒロ25歳。千葉県に住んでいるが埼玉県寄りで
    ゆっきー さん作 [584]

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