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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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風
男性はそれでも一方的に話続ける。あ、もしかして気に入る制服ない?だよねー女の子だしね、制服はこの雑誌の中からしか選べないんだよ、てか事務の人? 彼の質問に柚木は淡々と答えた。いえ、運転手です。彼は柚木を見て、へー、キャシャなのに運転手なんだ?まさか大型とかじゃないよね? 柚木は又淡々と答えた。大型です。もう出発なんで制服は何でもいーです。柚木は事務所の時計をチラッと見てちょっとあせった。いつも
ゆっきー さん作 [393] -
風
柚木の会社は埼玉県にあり自宅から車で20分程の場所にある。朝は4時半に起きて一日の食事や洗濯をしてから6時には家を出る。ツネが子供達に朝食を食べさせて学校に送り出すはずだが最近は何もやらず八時迄寝ているので子供達を起こしてから柚木は家を出る。その瞬間が一番辛い。行ってらっしゃい、早く帰ってきてね。と、二人の子供に毎日見送られ涙が出そうになるのを我慢して二人の子供を抱き締める。ごめんねと言って家を
ゆっきー さん作 [387] -
風
だが柚木の生い立ちは柚木が産まれた頃すでに両親はおらず、祖父母が柚木を育ててくれたので貧しさゆえに柚木は高校にも行かず働いても今の旦那と結婚したわけだからとても帰る場所などなかった。いつも葛藤していた いつかツネもちゃんとしてくれる。でもいつになるかわからないなら子供達を連れて出て行こうか…。苦悩の毎日だった。ゆっくり考えている時間など柚木にはなかったから。ツネの実家は四国の松山にあり昔からの地
ゆっきー さん作 [427] -
風
だから三ヶ月も経たないうちに辞めさせてしまう夫に柚木は毎日悩んでいた 時には暴力も振るう夫ツネにいつも怯えながらそれでも子供達との生活の為には働くしかなかったから。そこで考えたのがトラックの運転手である 運転手ならパートで働くより時間は長いが収入も男性並に貰えるし人とあまり関わる事はないので何とか夫を説得して、大手の運送会社で面接を受け入社した 元々頭もよく、運動神経もよく、社交性のある柚木は三
ゆっきー さん作 [432] -
風
貴方を忘れてしまうほどの瞬間(とき)が来る日迄、この胸の痛みは誰にも話せなかった、どうしても守りたかったから…。あの頃の二人は周りが見えずいつも走り続けていた。同じゴールに向かって…そう絶対に出会ってはいけなかったはずなのに。彼女の名前は柚木(ゆき)当日26歳。彼の名前は慎(シン)当日25歳、お互いに家庭がありました。当日柚木は大手の運送会社で大型トラックの運転手をしていた。旦那が作った借金返
ユッキー さん作 [391] -
風
貴方を忘れてしまうようなそんな恋をする瞬間(とき)迄・・この胸の痛みは誰にも気付かないそんな二月の終わりでした あの頃の自分は誰よりも自分が大切だった。彼の名前は慎(シン)いつも慎チャンと呼んでいた。あの頃の自分は旦那と子供が居て慎チャンにも家庭があった。きっと二人は絶対に出会ってはいけなかったと思う…二人が出会ったのはある大手の運送会社で慎チャンは経営の建て直しで引き抜かれたやりての営業課の役
ユッキー さん作 [402] -
Merry Christmas ?
「会えなくて淋しい。」「もぅ、私達会えないの?」彼女からのメールがくる度に辛くなった。幼なじみである男友達のアキに連絡をとった。事の次第を全て話した。「俺なら、今の彼女を選ぶな。」アキは答えた。高校時代から付き合ってきて、別れた時期も忘れられなかった。そんな今の彼女をフってまで、新しい女を選ぶのかと、問われた。「俺もどうしていいか分からなくなってる…。ただ、どちらかを選ぶ事ができない…」アキは、
K さん作 [377] -
万華鏡(12話)
11月に入り、少し肌寒くなってきた。今、ホームの最後尾に私はいる。踏切音が聞こえてきた。見慣れた白い箱がこちらに向かって来た。‥っとそのとき、聞き慣れた声が横からした。「よっ!」‥凌だ。扉が開く。凌はスタスタと車内へ入っていく。私もその後を慌てて追った。扉が閉まる。電車が動きだした。凌は扉にもたれ、窓の外をじっと見始めた。私はどうしたらいいか分からず、少し擦れた彼のローファーをただ見ていた。駅に
飛水 さん作 [364] -
恋愛教習所 3
『はじめまして、教官の吉原 美奈子(よしはら みなこ)です』(えっ、誰?)『まず第一段階の出会いの学科を受けてもらいます』『えっ、ちょっと待って下さい、ここはどこですか?』 俺は意味が全く分からなかった。『ここは恋愛教習所の出会いの公園です。仮想世界です。松下さんの体は個室で眠っていますよ』(仮想世界??)『では講習を始めます』そういって教官は俺の横に座った。それはまるでカップルがデートしてるみ
チャッキー さん作 [467] -
蒼い翼
弁護士を目指す大学生の綾香は恋愛もせず、勉強に没頭していた。 その時、カバンの中で携帯のメールの着信音が鳴った。綾香はカバンから携帯を取り出して、携帯のメールボックスを開いた。受信メールが一件ある。幼なじみの顕からのメールを読み進めていた綾香はある文面に目を止めた。 今から会おう 綾香は考えた。顕と会って、弁護士の勉強でたまった疲れを発散
桜 さん作 [360]