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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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Jumpin' Five 30
さて、土曜日、約束通り、駅の南口に、私と美加と富山くんが集合した。ここへ岩田さんが車で迎えに来てくれて、行こうというのだが、岩田さんの代わりに、なんと進一さんが現れた。これは意外!内心、嬉しい。「どうしたんですか?岩田さんは?」美加が心配そうに尋ねる。進一さんはハンドブレーキを引いて、例のきりりとした口調で、説明し出した。「岩田さんは、ご自宅にいます。今、畑中さんと大事な話をしていて、手が離せ
曽根菜由美 さん作 [351] -
Jumpin' Five 29
(これ…いいかも。)ふと、その五重奏群の中から取り出したのは、私のオリジナル曲ではなかった。ベートーヴェン作曲〈トルコ行進曲〉を打楽器アンサンブル用に編曲したものである。たしか、高校生の頃、ほんのアソピで作ってみたものである。でも、後半には、ティンパニで細かい旋律を刻むなど、当時にしては結構凝っている。(鍵盤、3人か…。)最高で、鍵盤を3人必要とする。だいたい2人で足りるが、部分的に3人になる。
曽根菜由美 さん作 [344] -
Jumpin' Five 28
合奏を経て、帰りに美加と富山くんと私とで、岩田さんの所へ集合した。これはたむろではない。パート会議だ、ちゃんとした。「日曜日、ヒマ?」聞き方が良くないぞ。それは。デートの誘いみたいだぞ。「オレは大丈夫。バイトだけど、キャンセルできるから、いつでも。」すげーバイトだな。でも、富山くんはOK。さすが、彼はこういうことに積極的だ。「私…ダメだ。」デートか?デートならキャンセルしろ。バイトだってキャンセ
曽根菜由美 さん作 [350] -
Jumpin' Five 27
「あの…もう一曲、私が探してみます。気に入ってもらえるかどうかわかりませんが、いい曲があるんです。」「そうか。じゃあ、お願いしちゃっていいかな?」「はい。」先にお願いしたのは私なんだから、曲ぐらいどうにかしますって。そう、インパクトのある曲っていったら、この方法しかないじゃん。 あ、それは来週までのヒミツです。 それよりなにより、アンコン5人揃うかどうかが疑問だ。五重奏?四重奏?どっちの曲にすれ
曽根菜由美 さん作 [357] -
三姉妹の恋愛事情1
これは恋愛偏差値の低い三姉妹の話である。三姉妹の共通点と言えば欲望に正直なこと、A型ということ、そして恋愛下手ということである。まず、三姉妹の話をする前に三人の両親の話をしたいと思う。父は転勤族の公務員の長男として生まれた。転勤族だったため友達ができなかった。また、公務員の家庭だからなのか躾がすごく厳しく人前で感情を出すのが恥だと教えられてた。元々AB型で感情の起伏が激しかったが、口下手で社会性
ミユ さん作 [402] -
腹黒ちゃん
窓の外が灰色に見える。太陽は薄い雲に遮られ、申し訳程度に光を降ろす。見てるだけで寒々しい。「それでね?あき君たらもぅねぇ?」甘酸っぱい声をあげながら、付き合ってやっと1ヶ月の彼氏の自慢をしてくるターキー。それも寒々しかった。「もぅ!ラブラブなんゃから!」あたしがおどけて彼女の肩を叩く。「えへ。そんなことないよ〜」なにが『えへ』だ。人間は恋をすると、変になる。叶うと尚更だ。なんで、そんなに恥を捨て
スルメカムカム さん作 [400] -
デート 2
彼女と出会ったのは2年前の春で、色白で髪は少し茶色く、誰からも好かれる性格。出会った頃は彼女には彼氏がいた。 その彼氏とは1ヵ月に数回しか会ってないみたい。しかも会っても体だけ求めては食事してさよなら…。それでも彼女はその彼氏の事が大好きで会える日を毎日楽しみにしていた。 恋をしている人間は周りが見えない、恋は盲目。 『そんな恋をしていて楽しい?』『あなたには関係ない』 『俺と今
チャッキー さん作 [530] -
雪の華27
私は聖夜と黒峯どちからが好きか分からないけど分かるのは──白藍を愛してない…白藍を愛せない…でも私は白藍を大事に思ってる── 朝。夜明けを知らせる太陽が上った。朝日が朝露を照らし草木が輝く。心地良い夜明けの景色。「行って来ます」「しゅ……朱斐」 玄関で学校に行く朱斐を見送る。「?何」「き・昨日は……悪かった。その……」 恥じ入りながら聖夜が言うと、朱斐はニコッと笑う。「昨日? ごめんなさい、良く
龍王 さん作 [661] -
出会いと別れ…?
10月4日…たッた1人の男の人に出会ッた。メ-ルを通して付き合うコトに。そこカラ私わ彼にぞッこン…何日してカラ逢ウコトになッた。彼わ私の地元まで来てくれた。私わスゴいドキxZした。ドキxZしながら彼と手を繋ぎながらそこらへンをフラxZ。歩イてる途中で彼がイきなリ私にキスをしてきた。1日でDキスまで…それカラまたフラxZして彼とばイxZ…ある日私わ彼と喧嘩。彼わ私にこウイッた。「許してほしイなら俺
はッちャン さん作 [583] -
運命の人?実話☆
美奈子はただいきなりの事で驚いたが、いやじゃないと言うより、むしろそれを望んでいたのかも知れない…美奈子はとっさに、美奈子「いやじゃないよ…」靖司「じゃあしようか!」満面の笑みだった 笑そして靖司が抱きしめながら二人はキスをした…そしたら突然、美奈子の目から涙が溢れ出した…。そしたら靖司はこう言いました。靖司「もっと早くこうしてあげればよかった…」美奈子はただ泣き続け、靖司の言葉に安心感と言うか
グッドナッツ さん作 [459]