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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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わたし
泣かないって決めたんだ。あなたを置いて、私はいなくなる。君が泣いてる。私は側にいるのに、側にいない。あなたが私の名前を呼んでる。泣きながら、私の名前を呼んでいるのに。私はただ、泣きながらその姿を見ていることしかできなくて。この手がどれ程無力なものなのか思い知らされる。生きていなきゃ、あなたに触れることも声をかけることもできない。私の存在を分かってもらうこともできない。私は側にいるのに。側にいない
MINK さん作 [319] -
七色の金魚?
「返してよ。彼との思い出」「あなたが忘れたいと言ったんじゃないか」「そしたら楽になると思った」叔父さんの言った事は嘘じゃなかった。それについては何も言えなかった。「忘れたいと言うから忘れさせてあげたんだ」「忘れたかった。私一人残して逝った奴の事なんか!!」「なら、いいじゃないか」「駄目なの。彼の記憶だけでも、彼がいないと私は駄目なの」涙が出た。止まらなかった。止めようとも思わなかった。「消してい
MINK さん作 [323] -
七色の金魚?
それから、少しの間他愛もない話をした。彼は、ただ優しく笑って頷くだけだった。私は、それが嬉しくってただ話を絶やさないようにした。いつの間にか眠っていた。窓から入ってくる優しい風は、すでに夏の終わりを告げているようだった。私は眠たい目をこすりながら、辺りを見渡した。何故か机の上には空の金魚鉢が置いてあった。私は、飲み物を取りに冷蔵庫へ向かった。その途中のリビングに色んな物が散乱していた。私は、そこ
MINK さん作 [309] -
トモダチ以上恋人未満?
リョウタの背が前よりも高く見えるのは気のせいかなぁ…制服の袖からのびる長い腕は部活で日焼けして真っ黒。つい、この前まで通っていた学校。昼間はにぎやかな声が溢れる校庭も、夜になれば静かだ。静かすぎて怖いくらい。暗闇のなかで遠くに聞こえる車のエンジン音。そして広い校庭の隅っこに少し離れて座るリョウタとあたし。ずっと沈黙なわけじゃない。お互いの学校の話とか中学生だった頃の昔話とか…前と変わらずに話して
tam さん作 [992] -
LOVE HOLIC?
受かっちゃった…。あんなんで正社員になれるなんて、ここ大丈夫かよ。履歴書は嘘ばっかだし、写真貼り忘れてたし、面接遅刻したし…。とりあえず、彼氏に報告。『圭介?私、受かっちゃったんだけど…。』古賀圭介 25歳 自営業。焼けた肌に、明るい髪がよく似合う童顔男。電気工事士とか似合わない事やってる7歳上の優しい彼氏。高1の頃から付き合ってるから、もうすぐ二年半の付き合いになる。「…まじかよ。汐音、ボウリ
しぃ さん作 [549] -
またね。
「別れよう。」「うん。」彼は、気づいてた。これが最後だと。でも、今は誤魔化していたかった。「必ず 迎えにいく。」彼は言った。最後だと知りながら。「うん。またね?」私は聞く。私も、気づいていたけれど。二人は誤魔化していた。「あぁ。またな。」「さよなら。またね。」最後だった。それから一度も二人は会わなかった。 「またね。」
風見由良 さん作 [615] -
LOVE HOLIC
高校を卒業して、ニート街道まっしぐらだった私に、高校時代の担任から一本の電話があった。「仕事、見つかったか?」大きなお世話だ。私は、高校生の頃からヘルス(性風俗)で働いていたので、今更仕事なんか探さなくても生活していける…なんて担任には言えない。『…まだですけど。』大体、卒業したんだから関係ないだろ。「学校の近くに、ボウリング場があったの覚えてるか?」そういえばあったような…『…何となく。』「そ
しぃ さん作 [626] -
(続-.-)y-~~~ ?
叶呼の家はかなりデカかった。やっぱ金持ちじゃねぇか。まぁそれは別にどうでもいいんだ。貴博『…』確定した。あいつ。望の妹だな。家の門に家族の名前が書いてあった。その中に望の名前が書いてあった。貴博『…今度は、後悔しない』俺はいつもと少し違う帰宅路を歩いて言った。家に帰宅した。毎度ながら母親はいない。中学の時に出ていったきり帰ってこない。父親は夜まで仕事なので、飯は俺がなんとかするしかない。貴博『野
森田 さん作 [1,430] -
雪の華?
白藍は会って数回の私を何故すんなり愛せ、受け入れられるんだろう?そう思ったら白藍が分からなくなった。嘘をついているようには見えない。でも愛してるその言葉に実感を持てない。私は会ったばかりの白藍を愛せたらいいなと思ってる。でも白藍は〈最初〉から私を愛してるように見える。最初から会う前から私を愛している。その愛は嘘では無いけど本物じゃない。そう思ってしまう。夕日を見る約束をした。白藍は近くにある別荘
龍王 さん作 [556] -
雪の華?
『放して!放せ!黒峯を殺して私も死ぬの!放せェェ───!殺すの!許さない黒峯を殺して私も死ぬ!放して聖夜!!放してェェ─────────!!!』「──……あの時は黒峯が憎くて許せなくて……でもどうしようも無く愛してた」「……知ってる。分かってた。俺はずっと…お前だけを…見てたから…」桃実は、顔を歪め、涙を流しながら聖夜に深く頭を下げる。「私は……傷跡が残るって訊いた時、醜くなった私をもう二度と黒
龍王 さん作 [486]

