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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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一握りの雪 4
玄関を開けると、冷気が流れ込んできた。パンを手で持ち、落ちないようにする。「ぅ〜・・・なっくんちの暖かさに身体が慣れたせいでよけいに寒く感じる〜・・・」マフラーをぎゅ〜っと締め、鞄で膝を隠すようにして先に外に出る。「うわぁ・・・今日学校行きたくない〜・・・」パンを一気に押し込み、僕もマフラーをきつく締める。生憎、由香のように防寒完備ではないため、耳や手が異常に寒く感じる。「それじゃ、いってくるよ
レナ さん作 [329] -
レイとの出会い。10代のえり。1
えり12歳。今日もまた両親の言い争う声で目が覚める。今日もまた…あいつらは喧嘩をしている。今日もまた,あたしはあいつらをうざいと思う。テーブルに乗った食事を見なくなったのはいつからだったか。かわりにお金が置いてあるのに慣れたのはいつからだったか。学校なんて行かなくなったのはいつからだったか。義務教育なんて行かなくても進級できる。あいつらもあたしが学校に行ってない事くらい知ってる。だけど何も言わ
ユキ さん作 [806] -
やさしい人。
貴方はやさしい人。だから。私と別れるんでしょう?〜やさしい人。〜「俺たちさぁ。もう別れよう」雨がしとしと降っている。でも彼の声は私の耳にちゃんと聞こえた。「………うん。いいよ」出た声は思ったより小さく、擦れていた。最近彼はよく怒るし怒鳴る。私を殴ったりもする。体中、あざでいっぱいだった。「……うん。じゃあ、ここでお別れだな」「…元気でね」「お前もな」………ぁ……久しぶりに見たな。彼の笑顔。"じゃ
ユゥ さん作 [403] -
ピンク色 3(最終話)
何分たっただろう。やっと落ち着いてきた私と向かい合うようにケンジが座り込んだ。無造作に手で私の涙をぬぐう。少しはっきりした視界の中にいるケンジは、真っ直ぐに私を見ていた。射抜かれた様に動けない。こんな風に見つめあったのはすごく久しぶりで、思わず眩暈すら感じる。と、ケンジが私を見つめたまま口を開いた。呟くように、でもしっかりと力強く。「俺はさぁ。どこにも行かなくても、何にもしなくても・・・お前が隣
るぅ さん作 [528] -
ハツ☆ラブ
少女漫画みたいな恋したいな…女の子なら誰でも思うはず…西洋高校、偏差値53女子バスケットボール部【安西 カオリ】高校1年生彼氏は……いない入学して2週間、皆だんだん友達できて、好きな人もできて♪楽しい時☆デモいつも私は……「ミカ〜泣"相談があるンだケド…」【西村 ミカ】私の中学時代からの親友「あんたの相談の内容分かるょ…恋がしたいんでしょッ??」「うン…泣"何で分かったの??」「相談ッて言っ
カメ さん作 [492] -
ピンク色 2
「この前とったのお揃いで貼ろうって言ったじゃん!なんで貼ってないの!?」1週間前、仕事帰りのケンジを待ち伏せして無理矢理撮った。もちろんお揃いで貼るというのも私が一方的に言っただけ。その時もケンジ、今みたいにめんどくさそうに私を見てたっけ。なんかすごくムカついたから思いきり携帯投げてみた。ドンって壁に当たって半開きの状態で落ちた携帯を見て、ケンジがため息つく。「お前なぁ・・」ケンジが言いかけてや
るぅ さん作 [478] -
ピンク色 1
私、カオリ。21歳フリーター。交際5年目のケンジとは同棲してる。来月で丸一年。友達からは羨ましがられるけど、同棲生活って現実はそんなにピンク色じゃない。販売員の私とサラリーマンのケンジは休みが全く合わないし、どうせ家が一緒なんだからって仕事帰りのデートもしなくなった。もともと無口で無愛想なケンジはますます喋らなくなったし、二人で家にいる時もダラダラテレビばっか見てる。今日は2ヶ月ぶりに休みが重な
るぅ さん作 [509] -
shy boy ?
突然の事態にオレは思考が止まり、声も出ず、ただ口をパクパクさせていた。「…さっきのお礼」「へ?」気の抜けた返事をする。あまりにも間抜けなオレを見て、吉川は微笑んだ。「さっきはかっこよかったのにぃ」「え?あ、いや…びっくりして何が何だか…」「あはは」いつも通り無邪気に笑う吉川を見てほっとした。そして同時に愛しく思えた。「あそこのベンチに座ろ」言われた通りベンチに座ると吉川がくっついてきた。「!お、
左右対称 さん作 [342] -
フェイク?
―――手も足も冷たいの。もうすぐ、死ぬんだねごめんね、ハナ お前だけでも逃げて炎の中には、たしか――――……―――ユミっ!………ピピッ、ピピピピッぴぴ……(は……8時5分っ!)「しまったぁ―――」アタシの名前は泉由美子。いつものよーに階段を降りる寝ぼすけ。「おはようパパ」「おはよう由美子」で、コレがアタシのパパ泉 栄二「一週間父親より早起き――か?」「あ、はは…は」そうだった!朝シャン洗面台がぁ
サクラ さん作 [370] -
先生、あのね・・?
そう思ったら、私は無意識に右手を低く挙げていた。先生が、驚いている。みんなが、真顔になっている。やっぱり・・変だよね・・そう考えたら急に恥ずかしくなった。慌てて掲げた右手を机の下にしまおうとした時、先生が突然声を出した。「お・・・おぉ!やってくれるか!ありがとうな!」先生がそう言うと、みんな隣の席の人達と話始めた。当然、今井さんはおもしろくなさそうな顔をしている。けれど今の私の頭の中は、さっきの
朝顔 さん作 [466]

