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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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君と見た空*2の1
02.記憶 翌日の帰り道、いつものように土手を通る。 私はアオトの姿を探したけれど、どこにもアオトの姿はなかった。 何かちょっとがっかり。 私はため息をついて土手を降りて公園に行って、ベンチに座った。 いや、何してんの私。 これじゃまるでアオトを待ってるみたいじゃない。 二股じゃないよ、これは。 二股って使う意味違う? まあいいや。 アオトは―――昨日会ったばっかりだけど―――友達。 同じものが
玲唯 さん作 [506] -
三角関係
美由紀「だっいき→!!」大声で刀根大輝を呼ぶ。親友、本田美由紀。麗奈「大輝ーー!!」あたしも呼ぶ。男子を名前で呼ぶことは少ないけど、あたしたちは、昔からの幼なじみ。ほとんど一緒にいる。世界で一番大切な友達。大輝「美由紀ーー!麗奈ーー!!今そっちに行くからなー!!待っててー!!」大輝はチビでテニスをしている、忘れ物は多いけどいいこだからね。大輝「おまたせ!!」いつの間にか大輝は、あたしたちの場所に
うさちゃん さん作 [997] -
すいもあまいも恋だから 第2話
『かんぱーい!』香ねぇは レモンチューハイ。私は徹夜でイラスト課題を仕上げたいので ウーロン茶で。『はぁ!?』『香ねぇさん、今日早いね。いつも11時まわるのに。』『まーね。たまには。あっお兄さん、おつまみ追加いい?』香ねぇさんは 声優科に所属していながら バイトを三つ掛け持ちしている。飲食店のフロアー係とコールセンター。あとたまに日雇いの仕事も入れたり。もともと社員として働いていた職場だそうで、
バンブートレイン さん作 [227] -
LOVEBAND。
「以上で、全校朝礼は終了です。生徒は教室へ戻って下さい。」「やっぱ…可愛いよな!3年2組の森井あずさ♪」「しかも、生徒会長♪」そう。私は音が丘高校の生徒会長こと、森井あずさ。「噂はつつしんで。」まったく、これだから男は…「また喧嘩かよ…」「飽きないよね…『森浦隼人』」また喧嘩か…学校一の不良&問題児だしな。「皆さんは下がって。私がどうにかするから」「会長!危ないです」「貴方達!喧嘩はこの森井あず
ayaki さん作 [574] -
雅也??
告白してから…?週間、バレンタインがやってきたもちろん渡すはずがない未練がましいと思われたら嫌だからこれからはまだ好きなままだけど諦めることを努力したいでも雅也は急に突き放すけど…急に引き寄せる…ある日雅也からメールがきた宿題の話しだ雅也のメールの文面がやけに面倒臭そうその上、すぐに切られた期待を持たせないようにしたつもりなのかな?痛い…それから一週間、バレンタインが終って間もなく雅也に対し
ゆうき さん作 [461] -
シークレット†ハート13(好き…だけど)
俺の隣を、カラコロと下駄の音を響かせてついて来る彼女。ほんのりと香る、甘い香り。繋いだ手のあたたかさ。俺を見上げる瞳。つい気になって、彼女に視線が行ってしまう。「ん?」と何気ない振りを装い問い掛ける。「な、なんでもない」「そうか?」彼女はすぐに前を向き、「初音ちゃん、怒ってるかな?」なんて呟く。「大丈夫だろ?」と、俺も何事もなかった様に呟き、腕時計を見る。「約束、七時だったよな?まだあと三十分は
刹琉 さん作 [448] -
再会2
たぶん、彼は知らない。 まだ、小学校に通っていた時期に見つけた、生涯、心を掴んで離さない赤ちゃんを探し続けるような人間がいて、今、少なからず、行き来がある人間がいて、自分の存在だけで幸せになれるなんてことが起きているなんて…。これは、そんなにも静かでたゆまぬ愛の奇跡の数年の話である。
まりこ さん作 [762] -
孤独とキャラメル
私は今、ひとりだ。愛する人がいない。愛をあげる相手がいない。私は若くはないと思う。でもそれは相対的な年齢でうんと年上の人からすると、若くていいわねと言われる。そして、ティーンエイジャーからするとオバサンの年なのかも知れない。微妙な年齢。20代後半。同級生は子供を産み始めている。新しい家族を産み落としている。私は今、ひとりだ。だからいろいろ考える。結婚とは何か家族とは何か愛とは何か。考える時間はた
mille(ミル) さん作 [676] -
シークレット†ハート12(好き…だけど)
着替えを終えた私は、すぐにお兄ちゃんの待っているリビングに向かった。「お兄ちゃん、お待たせっ」そう言ってお兄ちゃんの前に出る。お兄ちゃんは私を見てびっくりした様に暫く固まり、それから少し頬を赤くして目を逸らし。「…すっげー似合ってる……」そう、呟いた。そんな事言われるとは思いもしなかった私は、あまりの不意打ちにぼぼっと顔が赤く染まる。「や‥やだなぁ、お兄ちゃん。そんなお世辞言っちゃって…。冗談な
刹琉 さん作 [453] -
シークレット†ハート11(好き…だけど)
《時間を遡る事、半日前…》「なぁ、今日の花火大会の事なんだけどさー…」窓の外から聞き覚えのある声が聞こえてくる。「あぁ、今日だっけ?やっぱ橘誘う気か?」何とは無しに聞こえた会話。“橘”という名に、ぴくりと反応する。「…やっぱさ、告ろうと思うんだ。俺達だっていつまでもこのままじゃいらんないし、もう少ししたら受験に向けてかなきゃならない訳だしさ。だったら今のウチに橘に考えて貰おうかと思ってさ…」窓の
刹琉 さん作 [435]