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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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ライブの夜?
「あたしね、ユウジと別れたんだ」笑顔でそう言うサキが信じられなかった。「え、うそ…」笑顔のままサキは話し続けた。「いやぁ辛かったよーあの日ユウジ、ユミとやり直したいって言ってさー、最初はヤダ!って言った。泣いたし。けど、ユウジの気持ちは固いんだろうなとは思った…あん時ユミとユウジが何話したのかは知らない。けど、ユミがあん時出てったこと、帰ってこなかったことで気持ちわかった気したよ…それで、ユミに
ゆうり さん作 [380] -
ライブの夜?
あれから一週間、バイト先にはサキは現れなかった。店長から聞く話では、体調を崩したという。サキに次に会ったら、突然帰ったことを謝ろうと思っていた。サキからもユウジからも連絡がない中、体調を崩したというサキに、お見舞いの言葉も謝ることもできないでいた。ユウジからあれから何か聞いていないか、それが気掛かりで勇気がなかったのだ。次に出勤した時だった。「本当にすいませんでしたー!」店長に大きな声で謝るその
ゆうり さん作 [335] -
ライブの夜?
「お前さぁ、何であれから電話してこなかったわけー?」歩き出してユウジの第一声はそれだった。「ユウジこそ電話してこなかったじゃん」二人の喧嘩はささいなことだった。「謝んのはいつも俺だったからさ、なんつーかたまには俺のプライドとかあって…」ユウジは悔しそうにそうつぶやいた。「俺もヤケんなって、金髪とかしてー俺反抗期かよなー」笑うユウジにつられてユミも笑った。「マジびっくりしたし。何金髪になってんだっ
ゆうり さん作 [365] -
ライブの夜?
ユミは道路にぺしゃんと座り込み泣いていた。「ほら、立って…」後ろから両脇をつかむその声はユウジだった。「何で初めましてとか言うのよー!」当たるしかなかった。「おいおい…それはお前が先に言ったんだろ」ユウジは笑っていた。「何で笑うのよー!」その瞬間、ユウジはユミを抱きしめた。「会いたかった…」その言葉を聞いてユミはユウジの胸で泣いた。けれど、今どんな状態なのかにすぐに気がつき、放れた。「ユウジ、サ
ゆうり さん作 [377] -
ライブの夜?
ステージは、迫力のある演奏とサキのハスキーな歌声で、普段ライブなんか慣れてないユミには刺激的だった。ステージが終わり、興奮が冷めやらないユミは、一人で強いカクテルを飲みはじめていた。そこにサキとサキのバンドのメンバーもお酒を飲みにやってきた。その中に、ステージにはいなかった金髪の男がいた。目を疑う…。(ユウジ…)完璧に動揺していた。そんなユミには気付かずサキが言う。「彼氏のユウジー。へへ…ユミに
ゆうり さん作 [411] -
ライブの夜
ユミがカラオケボックスのバイトを始めて、真っ先に友達になったのは、サキだった。「私も最近入ったばっかなんだよー!」濃い化粧とは対照的な、天真爛漫な笑顔にひかれた。サキはいつも元気で、大きな瞳をキョロキョロさせ、振る舞いは子供のようだったが、独特の色気を放ち、魅力的な女の子だった。ユミもすぐに持ち前の明るさから、バイトの連中と打ち解け、サキと二人でバカな話をしていた。「うちの彼氏ねー…」サキは最近
ゆうり さん作 [421] -
月光の中で微笑む貴女へ・・・
#00 Prologue………………黄昏のなかで俺と彼女は、五メートルぐらいの距離を保ちながら向き合っていた。・・・・・・いったいどれほどの時間が流れただろうか。静寂に耐え切れなくなった俺は意を決して言葉を発した。「…俺が死ぬことで……君に平和が来るというなら、俺は…君のためにこの命を差し出そう。」「・・・・・・・・・」彼女は無言のまま泣きそうな顔で俺を見ていた。「君に殺されるなら俺は本望だ。…
御神楽 さん作 [638] -
はじめてのバレンタイン
先輩は友達と一緒に歩いていたが、「今しかないよ!」私の横でニヤニヤと笑う友達。一応用意したんだしなぁ…。歩いてくる先輩に近付いた。「あの…これ…」照れたように先輩が何も言わずに微笑んだ。私が先輩を好きなことは、先輩は知っていた。告白はしたことなかったけど、周りからの噂なんかでバレバレだった。先輩は受けとりすぐ歩き出し、しばらく後ろ姿を眺めていた。さっきまでのテンションの低さが嘘のようにドキドキし
ゆうり さん作 [376] -
はじめてのバレンタイン
中学二年生だった私は、当時先輩に片想いをしていた。他の先輩に先輩に恋する友達が、手作りチョコを渡すと盛り上がっているのに釣られ、私もはじめて作ってみることにした。一人で東急ハンズに行き、ラッピング選びにはかなりの時間を費やした。緑のコートがよく似合っていた先輩に、緑の布でできた小箱に同じく緑の薄い包装紙を選ぶ。リボンは、花束によく付いてる細いくるくるしたのにしよう。ラッピングにお金を使い過ぎた…
ゆうり さん作 [369] -
ひとりっきりになって
この五年で、五回家が変わった。いつだって彼はそばにいた。私の家に彼が来た。今度は彼の家に私が行く。でも喧嘩ばかりしていた私達は、いつもすぐにまた自分の家を探す。離れては元通り…何度もそんなことを繰り返して、ひとりではいられない弱さから、お互いを求めて紛らわせていたのだろう。いつでも一緒にいた私達は、お互いに友達をなくしていた。お互いの存在さえあれば、とりあえずは満足していたのかもしれない。私、完
ゆうり さん作 [353]

