トップページ >> 恋愛の一覧
恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
-
シークレット†ハート 7 (好き…だけど)
雪月花に初めて逢ったのは、俺が小学1年の夏だった。たまに会いに来るおばさんと、再婚したいと父さんが言い出して俺は、「そっかぁ」位の感覚だった。そりゃあ、小1だしね。そんなもんだろ?で、そのおばさんと父さんが言うには、おばさんには俺と同じ歳の女の子がいるって言う。「俺と同じ!?んじゃ、どっちが兄ちゃん?姉ちゃん?」確かそんな言い方をしたと思う。おばさんは笑って答えた。「疾風君は確か6月生まれよね?
刹琉 さん作 [451] -
シークレット†ハート 6 (好き…だけど)
「‥お兄ちゃん、お兄ちゃんってば…」甘い声が、聞こえる。甘えるように‥ちょっとだけ、ふくれたように。俺を呼ぶ声。毎朝俺を起こそうと、悪戦苦闘する俺の妹。本当は、彼女が起こしに来る前に、いつも目は覚めている。それでも起きないのは…寝たフリを続けているのは、ひとえに彼女に少しでも触れていたいが為。「…ねぇ、お兄ちゃん…」今朝も時間ギリギリに起こしに来た彼女。困った様にウロウロ。「っっっもぅっ知らない
刹琉 さん作 [422] -
忘れねぇ
『また、明日ね。』その一言が君の最後の言葉だった。それから1年―・・・チチチチチ・・・お母さん「輝ー!?8時よー!!」輝「8時・・・??」 輝「もうか!!間に合わねー!!」お母さん「『落ち着いて、輝』でしょ?」輝「・・・・・・」初恋の女の子、岡山紗香。ちょうど1年前に紗香は学校に行く途中亡くなった。涙は止まらず何日か学校を休んだ、学校に行ったら、紗香の事を思い出してしまうから、ただ行きたくなかっ
うさちゃん さん作 [845] -
智子 第1話
智子に出会ったのは7月のよく晴れた昼下がりのある駅のホームだった。「そこ危ないわよ。」一人の女が背後からぼくにそう言った。「なぜだい?ここは黄色い線の外側だし、世間一般にはそれほど危なくないエリアと認識されてるはずだけど・・・」彼女は小首をかしげ何かを考えこんでいた。大きな瞳。艶のある黒い髪を後ろにまとめ、白のワンピースに水色のカーディガンを羽織っていた。彼女に余分なものはいらない。飾らない服装
まこと さん作 [320] -
意味
私には空気と水と食料があったら生きていくことができるかもしれない 私には あなただけで生きていくことが難しいことがたくさんあるかもしれない だけどたとえどんなに長い時間いきられてもあなたがいなかったら意味がないから あなたがいるから私は今生きていることに喜びをかんじるから 空気がない宇宙でもいい 水がない砂漠でもいい 食べ物がない戦場でもいい あなたと一緒にいたい
ツト さん作 [410] -
君と見た空*1の2
怒ってなかったような気がする。 ちょっと安心した。 辺りを見回すと、土手の下の平地に小さな公園があった。 ここの公園でよく遊んでたなあ。 何か懐かしい。 私は優花を待つために、土手を降りていって公園にあるブランコに座った。 鎖を掴んでゆっくりブランコを動かしながら空を見上げた。 そこには澄み渡った青空が広がっていた。 私は子どもの頃から空が大好きで、晴れの日はよく空を眺めてた。 画
玲唯 さん作 [523] -
明日吹く風7
今日を逃したら言えなくなりそうだった。誰かが言ってた。「似ている物と自分が本当に欲しい物は違うって」私は自分の心の寂しさを埋めるため一番欲しい誠也の言葉を他の誰かに言わせていた。ゲームはいつかは終わる。本当の人生にはリセットボタンはないのだから。私は誠也の「愛してる」の言葉がほしかった。
みり さん作 [380] -
先生と………
私の名前は篠崎歩(しのざきあゆみ)中学3年生彼氏は一応………………………一応いるんだけどその彼氏は…………私の担任の岩谷祐希(いわたにゆうき)。ずーと前から好きだったから勇気を出して告白したら、『俺もお前を見てた』っていってくれたんだ。けど、それから大変なんだ。この前もクラスでフォークダンスをやったんだけど、私は番号順で一番最後で、相手がいなかったから、変わりに先生と踊ったんだけど、先生ったらず
レオ さん作 [831] -
雅也
高校に入って?年こんな悲しい思いをするなんて思いもしてなかったあたしは勉強をそれなりに頑張って行きたかった高校に見事合格そこで期待に胸膨らませて臨んだ入学式色黒でつり目で背は????くらいの長身で、いかにもモテそうな男の子が目に入ったでも目があった瞬間彼は悲しそうなでもとっても優しいすごく微妙な笑顔になったのを今でも覚えているその笑顔が悲しかったからだろうか優しかったからだろうかあたしは彼を好き
ゆうき さん作 [398] -
desteny??
淳の傍らに、しゃがみ込んで居る私の背後に、人の気配がした―\r「香里ちゃん・・・?」後ろを振り向くと、淳の母親と父親が、立っていた。「おばさん、おじさん・・・。あっちゃんが・・・、さっき、吐血して・・・。」私は、涙が止まらなかった。殆んど、言葉になっていなかった―\r「そう・・・。さっき、先生が、今晩がヤマだって、仰ってたけど・・・、やっぱり・・・、もう・・・、淳は・・・。」二人も涙を流し、うつ
meeco さん作 [300]