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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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月色。?
私たちは、幼いながらも、多分愛し合っていたんだと思う。だから本当は、元気なまま、キョウと会っていたかった。 彼方くんを亡くしているキョウだから、受け止めてくれるだろうという安心感。彼方くんを亡くしているキョウだから、傷つけるだろうという罪悪感。そんな相反する想いを私は抱えていた。 彼を悲しませることは目に見えているけど、私にはどうすることも出来ない。「いつ死ぬか解らないんだけど、何か…。」「ん
緋月 さん作 [440] -
月色。?
第四章 その日も私はブランコにいた。もう、私の特等席だった。平日は誰も来ない公園だから、他に座る人はいないけど。 前のように、鎖に体重を掛けて、首を仰け反らせる。後ろの木立の葉の間から、日の光が漏れていた。木漏れ日って、こんな身近な所でも感じられるんだ、って思った。ここは住宅街。公園の木々はそこまで多くない。 その時、不意に発作が来た。喉が、ひゅう、と鳴る。息が、上手く、吸えない。苦しい。
緋月 さん作 [453] -
〜麦ワラ帽子の少女を見た時から恋をした?〜
「あ‥やっと見つけた!」と浜中さんがオレに向かってきた。(いったい何がどうなってんだ?)オレは疑問だらけになってきた。そんなオレに「高見‥君だよね?」「え?そうだけど‥。何か用?」「高見君ってお兄ちゃんとかいたりする??」とまた疑問が増えるようなことを聞いてきた。まぁ実際、兄貴はいるんだけどさ。「ん?いるけど?」と答えたら彼女はすごく嬉しそうな顔をして「ほんとにっ??名前はっ?!」(何もそんな驚
高羽 凛 さん作 [458] -
見つめる先…
この日わたしはコイツと海に行った帰り、家には帰らないでコイツの家にそのまま泊まった。 わたし達の予想は外れて雨は降らなかった。お母さんには…友達の家に泊まるって嘘をついた。罪悪感がなかった訳じゃないけど、あの家に帰るよりはお母さんに嘘をついてでもコイツと一緒にいたいってわたしは心から思った。━━朝、目を開けてぐっすり寝てるコイツの顔を見つめてたら、ムカついた。けど、すごく可愛くて愛しい…。赤ち
七海 さん作 [553] -
月色。?
「やりたいことって?」「…新聞を読むこと。本を読むこと。食事やお菓子を作ること。花壇の世話をすること。それから…日記を書くこと。」「日記?」「うん。小さい頃から。父さんが書きなさいって。本当は診察日記だったんだけど、最近は他に個人的な日記もつけてる。」 それは、病院の先生に、日頃どんな症状が出ているかを知らせるための日記だった。でも、それはずっと同じ内容。喘息のような発作と、強い膝の痛み。毎日で
緋月 さん作 [550] -
月色。?
第三章「へぇ、じゃあ二人共、不登校だね!」 不登校は世の中では半端者だと、分かって言っているのだろうか。どうしてもキョウが言うと嬉しそうに聞こえるのだけど。「キョウは、どうして不登校に?」「ん?僕は、散歩するのが好きなんだ。」「散歩が好きだと不登校になるの?」「学校の椅子に座ってられないんだよ。」 なるほど、と思った。 それは何だか、とてもキョウらしい素直な理由で、何故か解らないけど、嬉し
緋月 さん作 [455] -
月色。?
どれ位そうしていただろうか。「あれ、先客がいる。」 誰もいないはずなのに、突然前方から声が聞こえて、私は驚いた。急いで身を起こす。鎖がたわむ。前を向くと、正面にある公園の間に、男の子が一人。「いつもは誰もいないんだけど。」それは、嫌がっている風ではなく、寧ろ喜んでいるように聞こえた。 彼は、私に近づいてきて、ブランコを囲む柵の入り口まで来て、こう言った。「僕は、恭祐。君は、誰?」「私は、亜須加
緋月 さん作 [429] -
月色。?
第二章 生まれつき特殊な病気を患っていた私は、小さな頃から家に引き籠もりがちで、何につけても、少し嫌々な態度を見せて生きていた。 その日も、学校で体育祭があって、気分が優れないから…と、嘘をついて休んだ。大体、練習も見学ばかりしていたから、それほど問題は無かったろうと思う。寧ろ居たら迷惑だと思われただろう。 日の光は薄曇りで、弱く淡く漂っていた。体育祭には丁度イイ感じ。日焼け止めもしなくて
緋月 さん作 [467] -
月色。?
◎私は、日頃から趣味で文章を書いている者です。書いてはいても、周りの親しい人にしか、感想が戴けません。親しい人は、皆さん優しいので、褒めて下さいます。それは嬉しい事です。でも、自分はもっと文章を上手く書きたいので、皆さんの率直な感想が戴きたく、投稿させて頂きました。よろしくお願い致しますm(_ _)m 第一章 月が無かった。 私がその時見上げた空には、月が無かった。とても寂しい空だった。 視
緋月 さん作 [473] -
tomorrow
人は傷つくのを恐れるのに、なぜ、報われない恋をするのでしょう…「真納粂さん」 珍しいミヨジだから、この広い高校でも、すぐに覚えてもらえる。 自分は、このミヨジがコンプレックスなのに… 真納粂 里香(まなくめ りか) この春、高校に入学した。「真納粂さん!理科のレポートまだ、出してないよね?」「ぁっ、菊池先生…」 理科の菊池 恭先生(39) 私の恋の相手…「出せます…」「ハハッッ出せますって…!
hachi* さん作 [804]

