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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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ある愛の表し方・6 木村蜜実
私は仕事を辞めようと思い、辞表を書いてカレに渡した。カレは驚いて私を会議室へと呼んだ。「辞めるのか…?辞めなくてもいいだろう?」「心配してくれなくてもいいよ。私が決めた事だし。大丈夫。」私は平然を装って、カレにそう言った。「ごめん。」1番言ってほしくないセリフをカレは口にする。「…謝らないでよ。虚しくなる。」私は『サヨナラ』を言わずに会議室を出て行こうとした。カレは慌てて私の手を掴んだ。「離して
木村蜜実 さん作 [624] -
ある愛の表し方・5 木村蜜実
次の日…カレと目を合わす事をしない私…。また自分の中で、壁を作っていた。私が避けているのを、カレもわかっていただろう…。そんな毎日を繰り返していたある日、『もう逢うのはよそう』とメールがきた。私は慌ててカレに『逢わないのは辛い。だから…今のままでいいから…側にいて。』と返事をした。今日は週に一度のデート。いつものように、カレを待っていた…。でもカレは現れなかった…。電話をしたいけど、電話はダメと
木村蜜実 さん作 [430] -
ある愛の表し方・4 木村蜜実
何度もキスをして…何度も愛撫されて…「好きだ」と囁かれて…私は…今まで感じた事がない愛情をもらった気がした。私は「愛してる…。」と呟いた。でもカレは…愛してるとは言わなかった。ただ…「好きだ」としか言わなかった。「愛してるって…言ってくれないんだね…。」私はカレの腕枕の中、そう呟いた。「そんなこと言ったら、本気になるだろう?」(もう…本気なのに…。)止まらない想い…カレ自身、どう考えているんだろ
木村蜜実 さん作 [465] -
ある愛の表し方・3 木村蜜実
カレは私を見て少し驚いていた…。カレ自身、私がこんなに感情を出すとは思っていなかっただろう。「…とりあえず、ここで話すのはよそう。君の家に…。」そう言って、カレは私の手を引っ張る。はじめて…カレと手を繋いだ…。私は、ただ泣くばかりでカレに誘導されながら家に行く。カレの手はすごく温かく…大きい手…。どこと無く…心まで温かくなる。カレが私を好きな理由なんて、もうどうでもいい気がしてきた…。ただ側にい
木村蜜実 さん作 [442] -
ある愛の表し方・2 木村蜜実
たった一つ…。どうしても理解ができなかった…。カレは何故私が好きなのか…。いつものように、外でカレを待つ。バレないように、一駅向こうの場所で…。カレはいつも5分遅れて着く。カレは笑いながら頭を撫でて歩き出す。毎日は無理だから、週に1回こうして帰る。手を繋ぎたくても、どこと無く遠慮をした。あくまでも『上司』あくまでも『部下』私の中で壁を作っていた。そんな関係も、2ヶ月続いたある日…。カレに「キスを
木村蜜実 さん作 [429] -
ある愛の表し方・1 木村蜜実
カレは上司だった。何でも相談できる上司。私は社内に彼氏がいた。でも…別れを決めていた…。彼は二股だったから私はすんなり身を引こうとした。別れを告げるとこれもまたすんなりと頷いた。そんなもんか…そう思った。別れたのに涙は出なかった。帰り道…カレが声をかけてきた。「一緒に帰るか?」驚きながら頷いた。帰り道は仕事の事を話しながら歩いた。話し終わると少し沈黙が続いた。そして突然…。「別れたんでしょ?次が
木村蜜実 さん作 [460] -
ある愛の表し方<始め>木村蜜実
始め再びすきになった恋に落ちた相手が…年上…どんな思いで接すればいいのかわからなかった…だって相手は…23歳も上…妻も子供もいる人なんで恋をした??私を『好きだ』と言ったから。本気ではないと確信してた。でも…恋に落ちた。私は本気だった。全力だった。あの人が私を捨てるまでは、悪くても側に居たいと思った。私は…『好き』と言われたが『愛してる』とは言わなかった彼を心から愛した。もう二度とこんなに激しい
木村蜜実 さん作 [462] -
きみとあたしの恋愛事情ー序
もう少し夢を見ていたいのまだキミが必要なのどんなに淋しくてもみじめでも報われぬ想いだと解っていてもまだ今はキミの近くで夢を見たいの自分でも解らなくなる程キミが好きだから
佐村 真由 さん作 [366] -
かげろう
人は生き続けるベッドシートの海底にゆっくり命が降り積もって少しずつ僕が出来る天国行きの列車でそこに着くまでの幾分かの暇を幾つか恋に充てたりした季節風の湿り気が僕の汗と混じって薄い褐色の肌を伝うまだ僕がピーターパンの国の真ん中にいた時だった一つの恋をしたそれは赤道の国々の太陽のような身を焦がすものではなくそれは雑念が疾風怒濤の洪水の如く私を飲み込むものではなく“ただの”恋だった良く目を凝らさなけれ
中二渦駆 さん作 [213] -
#恋はユメモヨウ#
「はーい!!!静かに!!これから始業式を始めんぞ!」今日から中学2年生になった。私は琴音 稀知香(ことね きちか)。今日はいつもより、スゴイ眠い…とゆうか頭おも…ヤバい…頭痛くなってきたし…あれ…?段々に視界が真っ…暗…に…−−−−−−−−私は気がつくと保健室にいた。まだなんか頭イた…「ちょと、きぃ!!!大丈夫なのッ!?」ウチが寝ているベットのとなりには椅子に座っている友達のジイナがいた。ジイナ
海空 さん作 [393]