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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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奈央と出会えたから。<405>
『奈央ちゃん‥‥。』ミズホさんが、あたしの側に付いていてくれ――『全く‥‥。こんな純粋な、いいコまで傷付けるとはねェ‥‥‥。』アヤカさんは、そう言って、ポンッて、あたしの頭を軽くたたいた――『森宮。FM生放送中に、リスナー役のミズホから語られた“友達”ってのはな、テメェに、もてあそばれた全ての者だ。そして今回、その全ての奴らの協力を得るコトも、日頃、テメェがどれほど外道な人間かというコトが分かっ
麻呂 さん作 [446] -
リレー小説「隣の男の子」最終回:木村蜜実
民生の父は、サツキと民生を見て「実はな…、早川くん(サツキ)の父と私は親友でね…君達には内緒にしていたんだが………」一つ咳をして、言いにくそうに…「許婚にしてたんだよ、君と民生を…。」言葉が出ない…。2人共口を開けて顔を見合わせた。「私達もそうだったのよ。気づいた時には、付き合っていて、その後に許婚だったって知ってね…。」民生の母親は笑いながら、昔の事を話す。「わっ…私の父は…親友なんですか??
木村蜜実 さん作 [346] -
desteny??
タクシーの車中から、流れる景色を見ながら、色々な事が頭の中を廻った。淳と歩いた、大通り―\r淳と入った、洋服店―\rそれら全てが目に入る度に現実から逃げたい気持ちになった。私がこの何年かを、過ごして来られたのは、淳が居たからだった。中川と逢う毎に、荒み、傷付いた身体と心を癒してくれたのは、淳だった―\rつい、一ヶ月前に、やっと初めて、私が汚れた事を淳に打ち明ける事が出来たのに―\r何故、どうして
meeco さん作 [240] -
大好き!はーくん
はーくん…聞いてますか?今の歌。この歌は、はーくんに贈っています…。『まみ?どうしたの?歌の続き!』『えっ!あぁごめんごめん!』『あ〜!分かった!また、はーくんの事でしょ?』私の名前は、海河まみ。隣にいるのは、桜元まどか。一番の親友。『また聞いてない!もうっ!』『だからぁごめんっ…うわっ!』『ビックリしたか?』『はーくん!』『もう、やめてよぉ〜!』『アハハっ!ほんと仲良いよねぇ…』『まどか?どう
さづ さん作 [209] -
遠恋‐とおこい‐
………逢いたい ただそれだけの簡単な言葉が……痛い位に 胸に突き刺さる…… <カタカタッカタカタッカタッ> チャットにハマって お気に入りのサイトに 常連のように来るようになってもぉどのくらいだろう? 顔も悪くない…(多分まぁ人並み?) 19というなんとも微妙な年の私。 小、中といい子にしてきた。 優柔不断・八方美人… そのおかげか 周りからは 「いい人」「優しすぎ」 人間として 悪くはない称号
SEA さん作 [196] -
ねぇ…大好きなのに。
【どうしたら、春樹に解ってもらえるのだろう】私はそればかり考えていた。本当は、その友達と働くのも辞めて欲しかった。仕事は、現場が切れてばかりで、半月位しか仕事がない。終いに、その友達は春樹の携帯を使って、浮気までしていた。友達の奥さんのお弁当を食べているかもしれない不安。春樹に、喜んで欲しくてご飯を作って待って居ても、また友達の家で食べて来てしまうかもしれない、苛立ち。お金のない生活。お盆休み最
春樹 さん作 [366] -
キャロルの秘密 31
白鳥健吾は、その言葉に満面の笑みで応えた。 「さあ、どうする?」古賀が白鳥に尋ねる。 「そうですね。限りなく本気に近い遊びをしませんか」 「さすがだな」古賀は笑顔で返した。 「じゃあ、Eのコードで遊びませんか?」 「ブルースか?」 「はい」 二人には言葉はいらなかった。 古賀が弾き出した音に白鳥も絡んできた。 その絡みは見事なまでに融合していく。 白鳥の言った「限りなく
キャロルの秘密 さん作 [576] -
彼女と死体と僕の舞台?
学校を出ると、12月という事もあってかすっかり日が落ちていた寒さのせいか歩く度にコツコツといい音がする。アスファルトは暗さと寒さでより一層、黒々としていて、周りの家々はそこに暖かそうな明りをこぼしていた。一人暮らしをしている自分にとっては家庭はなんだか羨ましいものだった。気温がうんぬんって問題ではなく、一人というのはやはり寒かった。自分は安い一軒家をかりているのだが、夜寝るときも用心深いせいかぐ
滓 さん作 [504] -
彼女と死体と僕の舞台3
そんなある日。彼女が学校を休んだ。普段彼女は学校を休んだところをみた事がなかったからクラスメイトの間でその日の話の種になっていた。結局「どんな人でも風邪をひく事はあるんだね」っというありきたりな結論に落ち着いた。しかし、実際はそうでなかった。放課後になって、帰る準備をしていると、クラスメイトの女子が「頼みがあるんだけど〜」っと言ってきた。ん、何?っと言うと、「今日、紗々川さん休みじゃん?桜之くん
滓 さん作 [473] -
彼女と死体と僕の舞台2
彼女と僕は同じクラスメイトだった。彼女は言ってみれば才色兼備で、ベタな言い回しだが男にとっては憧れの的であり近寄り難い存在でもあった。一方で、僕は何処でもいがちなまさに偏差値50人間って感じであり、まあ、そんなこんなだから、自分にとっては「別次元の人」的にとらえていた。
滓 さん作 [471]