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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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もし、愛に格差があっても。5
家に帰った菜々は、早速叱られた。「お見合いをさぼるなんて、どういう事よ!」「……。」お母様は、バッグに付いているキーホルダーを見て、「こんなみすぼらしいキーホルダーを探すよりもお見合いの方が大事でしょ!」と言って、バッグのキーホルダーをひきちぎり、窓から捨てた。「お母様!やめて下さい!」家政婦が止めに入る。菜々は、「…もういいです。」と言って自分の部屋へと向かった。20畳はあると思う菜々の部屋は
るー6 さん作 [397] -
ねぇ…大好きなのに。
家に帰ってきた私の携帯が鳴った。春樹からのメール。「さっきの話しだけど、言ってくれて嬉しかったよ。亜弥は1人で考え過ぎだし、自分で勝手に結果を出して決めつけてるから、それじゃ俺がいる意味がないでしょ。亜弥には幸せになって欲しいってホント思うし、俺も亜弥と一緒に居たいって思うから何でも話し合える仲になりたい。俺の事嫌になったらそれも言って欲しいよ。でも別れるとかじゃなくて、悪いと思う所は直して、ま
春樹 さん作 [373] -
魔女の食卓 25
この夜、自分がどんな窮地に追い込まれ、そして彼女の助言がどんな意味を持ってくるのか。この時の彼には、予想すらできなかった。薄暗い静寂に満たされた地下駐車場の中を、石崎武志は歩いていた。自分の足音だけがコツコツと響いた。いくらかワインを口にはしたが、酔うほどは飲まなかった。それに酔えるような状況でもなかった。時計を見た。すでに九時を大きく回っていたが、彼はためらう事なく川島美千子の家に携帯で電話を
矢口 沙緒 さん作 [415] -
魔女の食卓 24
土、日の休日は昼までには川島美千子の家に行き、昼食を食べ、夕食を食べて、クッキーをもらって帰る。そんな毎日が、この二週間続いていた。石崎武志は知らず知らずのうちに、すべての食事を、そしてすべての食物を彼女に依存していた。川島美千子の作る物しか口にしなくなり、またそれ以外の物は、食べる気さえしなかった。彼にとって川島美千子は、生きるうえで絶対的に必要な存在に成りつつあった。彼女は彼の味覚を支配し、
矢口 沙緒 さん作 [369] -
魔女の食卓 23
『魚料理』 神々の糧 その手に宿りし 神の御業で すべての者を 導かん すべての者を 滅ぼさん昼食の時間が来る。石崎武志はデスクの一番下の引き出しを開けた。そこには川島美千子が作ってくれた弁当が入っている。彼はそれをデスクの上で広げた。サンドイッチと鳥のカラ揚げ、ウインナーとサラダ。彼は女子社員を呼ぶと、コーヒーを持ってきてくれるように頼んだ。そして、ウインナーを
矢口 沙緒 さん作 [399] -
魔女の食卓 22
戸倉「じゃなぁに?あんた達の話を総合すると、部長は大西麗子に嘘ついて、川島さんとドライブしてるって事?」朝倉「そういう事になるわね」山口「あらら、そりゃ大変だわ。自分の彼女に嘘ついて、別の女性と密会するとなると、これは半端な事態じゃないわよね」戸倉「でもさぁ、密会の相手が川島さんだよ。すっぽかされたのが大西麗子でしょ。おかしいじゃない。逆なら分かるけど」朝倉「そうなのよ。どうしても理解に苦しむの
矢口 沙緒 さん作 [393] -
魔女の食卓 21
* 居酒屋でOLの戸倉、朝倉が山口を待っている *戸倉「遅いよ、何してたのよ?」山口「ごめん、ごめん。会社を出る前にトイレに入ったら紙がなくって…そんな事はどうでもいいのよ。それよりも、ビックリするような事があったのよ。さっきね、会社を出てここに向かって歩いてたのよ。そしたらね、なんと石崎部長の車があたしを追い抜いていったのよ」戸倉「別にビックリする事ないじゃない。歩いてるあんたより、車の部長の
矢口 沙緒 さん作 [369] -
ここにいるから大丈夫
いまここにいるから まだここにいるから もうすこしここにいるから ここにいるから大丈夫
キャロルの秘密 さん作 [474] -
君がいる〜巡回〜
ねぇ君君の唇を見る度に触れたくなる君の唇に触れる度に魔法にかかる僕はその度に気付く何故最初に君に出会えなかったのか君がそこに居るのが当たり前ででもそこで笑っている君が奇跡の様に思えて君と過ごす時間さえも限られていく事が寂しくてそんな自分に憤りさえ覚えていつも言い訳をする『会えない時間がまた君を想う時間』だとそんな風に言う僕にいつも君は微笑んだその優しい笑顔に罪を感じる『そうね』と言う君が泣き出さ
ふく さん作 [397] -
もし、愛に格差があっても。5
家に帰った菜々は、早速叱られた。「お見合いを…さぼるとはどういう事よ!」「……。」お母様は、バッグについているキーホルダーを見て、「こんなみすぼらしいキーホルダーを探すよりもお見合いの方が大事でしょ!」と言って、バッグのキーホルダーをひきちぎり、窓から捨てた。家政婦が止めに入る。菜々は、「…もういいです。」と言って自分の部屋へと向かった。20畳はあると思う菜々の部屋は、きれいに整頓され、女の子ら
るー6 さん作 [395]