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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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デッド オア...《仮終》
==「え?ウチが新人戦出るんですか?」私は目を丸くした。「そうだよ〜。珍しいよねぇ?」先輩がケータイをいじりながら答える。あれから…1年が過ぎた。私は高校一年生になった。私の通うこの高校は、就職率が極端に高い代わりに、部活があまり盛んではない。新人戦には出たことがないような高校なのだ。「ま、頑張ろね〜」ゆるりとした笑顔で、先輩は言った。「…はいッ」私も笑って答えた。(信に逢えたらいいな)ふと心の
兼古 朝知 さん作 [346] -
星空のかなたに 28
月日は流れつばさと結婚して3年がたったある晴れた春の日私達のもとに小さな小さな天使が舞い降りた!!愛おしい愛おしい大切でかけがえのない命私にそっくりな女の子私達に小さな小さな家族が出来た!!この子が産まれてからの私達の生活は戸惑いと不安と喜びの連発で幸せいっぱいだった子育てに追われる毎日のおかげであなたを思い出す暇も心の余裕だってなかったでも…子育ても一段落し秋になると…やっぱりあなたは今、何処
Haru さん作 [281] -
魔女の食卓 16
彼は昼食の時間をいっぱいまで使って、残りのクッキーをゆっくりと堪能した。そして、それを食べ終えた時、彼はとても満たされた思いだった。満腹感ではない。気持ちが満たされたのだ。大きく深呼吸をする。口の中の残り香が淡い余韻となって心地よかった。彼は空になった紙袋を丸めて、ポイとゴミ箱に投げ入れた。そのとたん、満たされたはずの気持ちが、急に不安になった。クッキーはもうない。川島美千子からもらったクッキー
矢口 沙緒 さん作 [407] -
けして 私を愛してくれない
彼はけして私を愛してはくれません 彼はキャバクラが大好きでした でも私が泣くので キャバクラに行く回数は減らしてくれました いつも行く店は同じ いつも同じ人を指名ちなみに美容室もいつも同じ 彼は行きつけ が大好きです キャバクラで指名する女の子から イベント毎にメールがきます 彼は嬉しそうに長文を打ちますその相手を 本気で好きになったが フラれた相手 だといいます 元カノを本気で愛していた彼 今
なっこ さん作 [174] -
カバに恋する。17
川端さんは私の作ったお粥を全部食べてくれた。私は、川端さんのこと急に意識し始めちゃって…どうしよう…「…おいしかったです。ごちそうさまでした…」「あ…よかった」ニコッと笑顔を見せる。「…俺はもう大丈夫なんで、帰ってください。…来てくれて、ありがとう」「うん…」どうしよう…。川端さんは私のこと、少しでもいいなって思ってくれてる?「川端さん…」「…はい」「…呼んだだけ…」あーっ!!どうしようーっ!!
ゆう さん作 [189] -
カバに恋する。16
『……はい』「吉田です」『…はい?』「吉田恵美です」シーン…あれ…?ドア、開けてくれない。やっぱり引かれたっ!うちまで押し掛けてっ!ストーカーか!て感じだよね。怖いよね!も〜馬鹿! 「…川端さん。ごめんなさい。風邪だって聞いて心配で…あの…果物とか買ってきたから、外に置いとくね…」ドア越しにあいさつして、荷物をドア前に置き、帰ろうとしたその時。バタンッ!勢いよくドアが開いた。「…びっ…びっくり…
ゆう さん作 [176] -
カバに恋する。15
エリザベスはうちにやっと帰ってきた。やっぱり、何もないのに今までみたいにマンガ喫茶には行けない。でも…川端さんに会いたいなぁ。気づくと私は川端さんのことを考えていた。川端さんといるとホッとするんだよね。私、考えすぎ?別にマンガ読みに普通に行けばいいじゃん。うん。そうだよ。マンガ読みに行こう!2週間ぶりの来店。「いらっしゃいませ」「………」川端さんがいない。「あの…川端さんは…」「ああ。なんか風邪
ゆう さん作 [185] -
カバに恋する。14
「…すみません。あんなことを、言わせてしまって…」川端さんは申し訳なさそうに俯いて言った。「だって!悔しくないの?あんな風に言われて!超ムカつくっ!」私は自分のことのように腹が立っていた。人のことをあんな風に言う奴がいるなんて…ほんと信じらんないっ!「…慣れてますから…ああいうのは…」は?慣れてる?慣れてるって何?昔からあんな事言われてきたわけ?ありえない!!!「そんなの…そんなの絶対ダメだよ!
ゆう さん作 [161] -
カバに恋する。13
「…よかったですね。エリザベスも喜びます…」川端さんはエリザベスを私の前に置いて言った。「うん。でも、また今までみたいにここに来てもいい?」「……もちろ」「あーっ!!カバッ!」急に後ろから大きな声がして、金髪のギャル男みたいな奴がお店に入ってきた。「おまえ変わんねぇなぁ!相変わらずカバみてぇ!」なんなのこいつら。なんか聞き覚えのある…あ!前に電車でカバがいるとかなんとか言ってた…川端さんのこと言
ゆう さん作 [171] -
カバに恋する。12
私はあれからもう3ヶ月、マンガ喫茶に通っていた。もちろん毎日とかではなく、1週間に1回程度。川端さんとよくマンガの話をしたり、テレビドラマの話をしたり、当たり障りのない話をいろいろするようになっていた。「分かる分かる!あの最終回はありえないよね」「…俺は太郎と花子に結婚してもらいたかったんですけどね…」「だよね!」川端さんは静かで暗い感じだけど、私の話をよく聞いてくれたし、マンガの話には口数も増
ゆう さん作 [163]