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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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デッド オア...?
==「…何で?」家に帰り着いた私は、ぽかんと口を開けた。玄関先にある車は…間違いなく、信の家の車。ふらふらと、そこに歩いていくと…。「よぅ」仏頂面で、信が立っていた。後ろには、信の両親と妹もいた。家族の前だからだろう。信はムスッとした表情だ。「反抗期だねー」私がいたずらっぽく笑って言うと、信は更にムッスリとして言った。「…ぅるせー」ところで何の用だろう?最後の挨拶回りでもしているんだろうか?「…
兼古 朝知 さん作 [332] -
魔女の食卓 2
「いえ、あの…大丈夫ですから…」川島美千子はバッグを開け、中から白いハンカチを取りだし、顔を拭き始めた。その様子を見ながら、大西麗子は泥水でシミだらけになった彼女のスーツを値踏みしていた。そして、バッグから財布を取りだし一万円札を五枚抜き出すと、彼女の前に差し出した。「これで新しい洋服を買ってちょうだい」「本当に大丈夫です。お金は結構ですから」「素直に受け取ってよ。それで済むんだから」そうよ、そ
矢口 沙緒 さん作 [428] -
魔女の食卓 1
『オードブル』 シェフのおまかせオ ードブル雨が降っていた。7月だというのに少し肌寒いくらいの薄暗い朝だった。低く垂れ込めた黒い雲は、まるで水をたっぷり含んだスポンジのように雨を落とし続けていた。地下鉄の駅を出た川島美千子は、いつもの朝と同じように会社への道を歩き始めた。黒い傘をさし、少しうつむき加減で、彼女はびしょ濡れのアスファルトの歩道を歩いていた。地味なグレーのスーツに身を包んだ彼女は、
山口 沙緒 さん作 [459] -
魔女の食卓 『開店』
本人のお客様は2組様 1組目4名様 川島美千子 支店営業部OL 石崎武志 支店営業部部長 大西麗子 本社社長秘書 藤本 支店専務 2組目3名様 OL山口 小太りで能天気。呆 れ返るほど単細胞。 「もっとシッカリし ろ」と、周りの人に 言われるが、本人は 自覚なし OL戸倉 小柄で痩せっぽち。 年を誤魔化す傾向あ り。中途半端なキテ ィラーで、いつも山 口に突っ込みを入れ る。突っ
山口 沙緒 さん作 [455] -
魔女の食卓 〔開店準備〕
はじめまして♪矢口 沙緒ですいままで短編や詩のようなものをいくつか投稿させていただきましたが、今回は意を決し、長編を投稿しようと思います。題名は『魔女の食卓』です。原作はすでに書き上がっていて削る事が出来ないので、長丁場必至です。途中で投げ出さず、最後まで走りきる覚悟なので、一人でもついてきてくれれば嬉しいです。よろしくお願いします?なお、私は『ジャンルがどこだか分からない症候群』という重い病に
矢口 沙緒 さん作 [851] -
ねぇ…大好きなのに。
春樹からのメールを待って居ると、彼が仕事から帰って来てしまった。そして春樹からの着信。彼の前で電話に出る事が出来ない私。着信が鳴らなくなり、春樹からメールが来た。「もう連絡もとらないの?何で変な気遣ったりするの?こんな中途半端に終わるのやだよ。俺が離婚すれば、また会ってくれるの?ほんとに好きだったんだよ、簡単にお前の事忘れられないよ。メールでもいいから返事して」春樹の気持ちが痛かった。「明日連絡
春樹 さん作 [291] -
彼女がくれた2つの物語#3
夏の大会が始まり… 1試合、2試合、と順調に勝ち進んでいき… 大会14日目、六年振りの県大会決勝までこれた…準決勝の試合も終え明日の決勝でワクワクと期待とで気分が落ちつかなかった 家の前にくると玄関先にみぃが1人たっていた…「おかえり楓…」照れながら自分も… 「うん…ただいま」「楓、決勝までこれたね…」みぃはいつもの用に微笑みながら話た… 「部屋入りなよ」そう自分が言うと 「今日はここでいいよ」
楓 さん作 [200] -
ねぇ…大好きなのに。
朝、私が目覚めると隣には春樹が居た。春樹の傍に居る時、私の顔から笑顔が消える事がない。春樹と居る空間が好きだった。その日春樹は仕事で、目覚めると急いで顔を洗い、私を家まで送ってくれた。彼の待つ家に帰ると、彼は仕事に行く用意をしていた。私は、窓から外を見た。【春樹頑張ってね】少し遠くに見えた春樹の車を見ながら、声には出さずそう言った。「じゃぁ行ってきます」彼が玄関から私に言った。「はい、じゃぁね」
春樹 さん作 [557] -
メール
メールは便利だ。いつも、あたしの言葉を語ってくれる。でも、いつも本当のあたしの気持ちは伝えてくれない。人って、どうも文章ではすべてを伝えられないものらしい。自分の伝えたいことを正確に文章にできたら、みんな小説家とか、それで生きていけるだろう。ほとんどの人がメールを送り、自分の気持ちを相手に伝えていると思っている。それは半分も自分の気持ちが相手には伝わっていないことを知らない。あたしは知っている。
メロン さん作 [304] -
愛して★病まない
-------------------?---お父さんのアメリカ転勤の話を聞いて1ヶ月。あっとゆうまに家の荷物は全てなくなったそしていよいよ明日からあたしは美樹おばちゃん家で暮らすんだ深く言えば郁斗と同居するんだよね....あたしは明日から暮らす美樹おばちゃん家にお母さんと挨拶に行った「まぁまぁ!!挨拶なんて改まっちゃって?いいのよ。夏菜ちゃんはうちの子同然なんだから」そういって美樹おばちゃんは
朱音 さん作 [571]