携帯小説!(PC版)

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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • サンタの手袋 ?

    僕は女に拳銃を突き付けたまま、左手で女の肩を掴む。「願いごと…聞いてくれないのかぁ〜。それとも、焦らしてる?」女の息が熱い。この女、酔ってるのか?女の息は熱く、アルコールの臭いがした。「バカヤロー!!!」女はいきなり叫んだ。酔っ払い相手じゃ脅しも効かない。慌てて女の口を抑える。仕方なく僕は女の腰を持ち、担ぎあげた。女は見かけよりも更に、体重という概念そのものが消失してしまったかのように軽かった。
    あこ さん作 [199]
  • タイムカプセル 18

    再会 ? タイムカプセルの掘り起こしは、2時からの予定で、それまでは、懐かしい話に花が咲いた。 「さすがに、都会で生活している人間は違うな!」 智樹が、亜紀の方を見ながらしみじみと言った。 誰もがうなずくと、金光寺の住職の妻である“大石めぐみ”が、言葉を返した。 「田舎者で悪かったわね!」 すると、ドッと笑いが起きた。 子供の頃は、誰もが認める謙介と亜紀だったが、皆の前では、中々亜紀に話しかけら
    内田俊章 さん作 [326]
  • 溺れる魚 12

    夢の中で私の名前を呼んだの?私が夢に出てきてたの?そんなこと、関係ない。気にしない。私と新はただ友達の子供、母親の友達、それだけ。そう。それだけだ。それから3日後。帰り道の公園に新がいた。今日は新ひとりだ。声をかけないのも変だし…「新くん。…風邪、よくなったんだね」「…お陰様で。もうすっかりよくなりました」会話が、続かない。それは、きっと私が新を意識しているから…。ダメだ。もう本当に、新に会うの
    ゆう さん作 [291]
  • 溺れる魚 11

    いつものように病院で業務をこなしていると、受付に郁恵が来ていた。「郁恵?どうしたの?」「真理。実は新が熱出しちゃって。ごはんもまともに食べられないのよ。で、ここに来たわけ」郁恵の視線の先にマスクをしてうずくまっている新がソファに座っていた。「診察の順番が来たら、呼ぶから。待ってて」新は診察を受けた後、点滴のためベッドに横になっていた。「友達の子供なんです。入ってもいいですか?」看護師に断り、処置
    ゆう さん作 [243]
  • 溺れる魚 10

    新の隣に座っていたのはセーラー服を着た可愛らしい女の子。こうして見ていると爽やかな高校生カップルだ。新は正しい選択をした。これでよかった。よかった。「真理、最近恋愛してる?」郁恵と喫茶店でお茶している時に、郁恵が聞いてきた。「恋愛ねぇ…。私、付き合っても長続きしないんだよね。しばらくはそういうのはいいかな」苦笑いしながら私は答える。「そうなの?真理、モテそうなのに。気になる人とかもいないの?」「
    ゆう さん作 [281]
  • タイムカプセル 17

    再会 ? 謙介は、亜紀と一緒に入るのが、照れくさかった。 ところが亜紀は、一向にお構いなしで、謙介のすぐ横に寄り添って歩いていた。 会議室の扉を開けると、全員が2人に注目した。 「皆、久しぶり!」 「皆さん、ご無沙汰してます」 亜紀が挨拶をすると、余りの亜紀の変わりように、全員が目を丸くした。 「お前達結婚したのか?」 一人の友人が言った。 謙介は、慌てて手を横に振り、否定した。 「違う、違う!
    内田俊章 さん作 [334]
  • air ?

    “大切にするよ!スキなキモチは変わらないよ!だから何処へも行くな…行かないでくれ……もう…誰かが死ぬのが嫌なんだよ。怖いんだよ。悪かったよ、メールも。信じてほしいなんて言わないから、死ぬのはやめてくれ。あのコと連絡とらない、約束する。”“それと、別れるトキは分骨してくれ。”二人で泣いてた。彼の涙を初めて見た。どうしていいかなんてわからなかった。この先を占うモノがあるなら勝手に誰かがこっちなんて示
    kana さん作 [204]
  • air ?

    車を走らせた。深夜のドライブと言うには悲しすぎる現実に包まれてた。ケイタイが奏でる聞き馴れた音…ココロの容量いっぱいだよ。傷つきたくない誰も責めたくないキレイゴトかもしれない?正しくなくたっていい道を選んで、同じ空気吸ってそれはただの見せかけだとしたら…教えてください……アナタは何がしたかったのですか?罪滅ぼしのつもりならそんなもの………そんな……ワタシは部屋に戻ってた。台所へ行くと包丁を
    kana さん作 [216]
  • 22歳の夜

    「何歳なん?携番教えてょ☆」クラブで話しかけてきた男。第一印象「怪しい。こわぃ」けど次の日には恋に落ちる。酔ってる時の目、かすれた声、あたしを抱きしめる腕。「こんな指輪捨ててまえょ」耳元で言われた言葉。完璧に落ちた。けどあなたは家庭があったんだょね。知らなくて、会ってもらおうと必死だった。相手にされなくて泣いた。泣きまくった。その時出会った年下の男。告白され付き合った。優しかった。その年下の男は
    しぃたん☆ さん作 [383]
  • この愛の結末(19)

    あれから何度も考えていた。三浦さんの事を。そして漸く決意を堅め、課長の隙をみて彼を呼び出した。「この間の返事なんですが…」会社の屋上から見える秋空を背景に、私は切り出したのだった。彼の髪が、風に揺られると同時に、太陽の反射を受け、煌々と輝く。「あの………、ごめんなさいっ…!」やっと紡ぎ出した私の返事に彼はどんな表情をしてたのだろう。逆光で判断つかないのもあったけど、直視する勇気が今一つなかった。
    じゅりあ さん作 [266]
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