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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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MARIA〜人魚の恋〜(15)
何とか身にまとったマリアは、ゆっくりと岩を降り地に足を付けたが上手くバランスが取れず…そのまま倒れこんだ。…と、思ったのだが気付いたサイファが抱き留めた為、綺麗な薄ピンクのドレスは砂塗れを免れた。「大丈夫ですか?」頭上にサイファの顔がある。そう考えただけで硬直してしまうマリアは頷くのが精一杯だった。サイファの体が離れて初めて「ありがとう」と口にする。サイファは柔らかく微笑むと疑問に感じていた事を
じゅりあ さん作 [193] -
desteny??
「う、うん・・・。あっちゃんからは、何も聞いてない。」麗華にも、何も思い当たる節が無いふりをした。むしろ、麗華には、そうしなければいけなかった。「そう・・・。変だね、気になるけど・・・。仕方無いか。私も、仕事だし、いつまでも、淳の事待ってられないのよね・・・。また、淳から何か言って来るだろうし。」「うん・・・。」淳や、茉莉子から、麗華と中川が婚約した事を聞いているのに、一言も触れないで、電話を切
meeco さん作 [256] -
溺れる魚 9
あれからまた一週間が過ぎようとしていた。これでいいんだ。このまま何の関係もなくなる。新にとっても、それが一番いい。新が年を重ねて大人になった時、ああ昔、酔っぱらいのおばさんにキスされた事あったなぁ。その人に優しくされて、好きだとか勘違いしたことあったなぁ。とか、新にとってそんな思い出になる。そんな事を考えて夜を過ごした。正直、高校生といえど大人びた新の告白には動揺してしまった。でも私からしたら、
ゆう さん作 [274] -
サンタの手袋 ?
思わず周りを確かめる。もしかしたら、僕ではない誰かに話しかけたのかもしれない。誰もいない。女の目も、疑いようなく僕に向いている。間違いない。でも何だってこんな時間に制服を着た奴がいる?サンタって何だ?何で僕に話し掛ける?疑問ばかり沸いて来る頭を横に振り、右足を勢いよく蹴りあげた。走るしかない。覚悟を決めて、女の方に向かって走り出した。気の毒だが、顔を見られた以上、放って置けない。一発殴って、気絶
あこ さん作 [210] -
jelly love ー第一章ー出会い
あなたはまたそこにいますか?彼女との突然の別れ、現実をうけとめられないままぼくはまたいつものように彼女との思い出の道をあるいていた。肌寒い季節、別れの秋、行き交う恋人たち、そんななかぼくはたった一人であるいていた。彼女とむかしふたりでたべた鯛焼きやさんから今日もおいしそうな匂いがしている。ここは今も昔もかわらない。しかしぼくのとなりにはむかしのように彼女はいなかった。 家につくと家族が出迎えた
山下 さん作 [197] -
jelly love ー第一章ー出会い
あなたはまたそこにいますか?彼女との突然の別れ、現実をうけとめられないままぼくはまたいつものように彼女との思い出の道をあるいていた。肌寒い季節、別れの秋、行き交う恋人たち、そんななかぼくはたった一人であるいていた。彼女とむかしふたりでたべた鯛焼きやさんから今日もおいしそうな匂いがしている。ここは今も昔もかわらない。しかしぼくのとなりにはむかしのように彼女はいなかった。 家につくと家族が出迎えた
山下 さん作 [185] -
jelly love ー第一章ー出会い
あなたはまたそこにいますか?彼女との突然の別れ、現実をうけとめられないままぼくはまたいつものように彼女との思い出の道をあるいていた。肌寒い季節、別れの秋、行き交う恋人たち、そんななかぼくはたった一人であるいていた。彼女とむかしふたりでたべた鯛焼きやさんから今日もおいしそうな匂いがしている。ここは今も昔もかわらない。しかしぼくのとなりにはむかしのように彼女はいなかった。 家につくと家族が出迎えた
山下 さん作 [168] -
サンタの手袋
「ねえ、私の願い事聞いてくれる?」頭上から突然聞こえた声に、全身の毛が逆立った。緊張が走る。息を潜め、身を低くする。大丈夫、この暗闇で顔までわかるはずはない。黒いウィンドブレーカーのフードを被り直し、僕は決意を決めて振り返った。土手を抜ければ、すぐ国道にでる。国道まで行けば車が停めてある。深夜2時55分。いい時間だ。これ以上早くても、遅くてもいけない。まともな人間は散歩なんかしたりしない時間。居
あこ さん作 [257] -
貴方ノ見テイル世界ヲ
優柔不断な自分に問ふ。…彼氏ハ居マスカ?はい。…ソノ人ハ1番好キデスネ?勿論。 ―そうだ。自分は彼氏が1番好きだ。 じゃあ…なんで……??結局この考えにおちつく。 携帯相手に泣きそうになった。 メールは嫌いだ。大嫌い。だって上手くキモチを伝えることができない。メールの相手は彼氏ではない。今年の春からメールをしてるメル友さん。 性別は男、20代後半。メールをぶちられることがマレにある。 それが何故
ツト さん作 [413] -
タイムカプセル 16
再会 ? 「いいえ、どういたしまして。お母さんはお元気ですか?」 「10年前に亡くなりました」 「あら〜、そうだったの」 「でも、オバサンはお元気な様で、何よりです」 「有り難う。今日は、同期会なんだってねえ。智樹は朝から張り切っていたよ。どうぞ、楽しんでらっしゃい」 「はい、有り難う御座います」 智樹の母親を見送ると、2人も小学校へ向かった。 子供の頃は、随分遠くに感じたが、金光寺から、2分も
内田俊章 さん作 [370]