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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • 幼馴染み

    私の名前は桜井優紀。秀英学園中学1年生。女子サッカー部に入っていて、クラスの副委員長。 私には2人の幼馴染みがいる。1人の名前は、鳴海圭祐。スポーツ万能でいつも皆を元気づけてくれる私にとっては太陽的な存在。 男子サッカー部の切り札。もう1人の名前は、 榊礼一。頭が良くてクラスの委員長。いつもかげから支えてくれる、私にとっては日陰的な存在。男子サッカー部の要。私には、寒すぎないように、暑すぎ
    優雅 さん作 [255]
  • がくさ、い 第三場〜後藤くんの話〜

    子犬のように走る瀬戸さんの後ろ姿を見てると、僕まで優しい気持ちになった。瀬戸さんはきっと先生のことが好きなんだろう。実緒が前に言ってたことを思い出した。英語劇やりたい、と言ったのも、先生とより長く一緒の時間を過ごしたかっただけなのかもしれない。遠藤さんは何故か少し悲しい目で、瀬戸さんの背中を見てた。僕は違和感を感じたけど、ただ眠かっただけなのかも、とも思った。先生は昨日の放課後、学祭の練習が出来
    あこ さん作 [177]
  • がくさ、い 第二場〜後藤くんの話〜

    僕はいつものように教室のドアを静かに開け、出来る限り音を立てないように椅子をひいて座る。静かに、静かに、存在を消すように。「おはよ。」隣から声をかけられる。身体に緊張が走る。「おはよう。」声が震えないように、慎重に言った。前髪の隙間から隣を見ると、遠藤ユミコはくったくのない笑顔を向けていた。前髪ごと後ろに束ね、形の良いおでこが見える。長い睫毛は自然に上を向き、丸く黒目がちな目は孤を描き、三日月型
    あこ さん作 [175]
  • タイムカプセル 10

    再会 ? 謙介は、直ぐに愛富駅へ向かった。 駅前は、スッカリ寂しくなり、商店が1軒有るだけだった。 駅舎は変わってないが、今は無人駅になっている。 謙介は時計を見て、列車の到着まで、後5分と確認すると、ホームへ出た。 23年前の3月、謙介と亜紀は、このホームで別れたっきりである。 中学校の卒業を目前にした2月。炭鉱の鉱夫だった亜紀の父親が、崩落事故に遭い、亡くなってしまった。 亜紀は、謙介と同じ
    内田俊章 さん作 [309]
  • 角砂糖が溶けていくように ????

    みずきの目の涙の膜はついに雫になって、ゆっくりひとつひとつ落ちていった。「今でも翔は藍田さんを追いかけているみたいだけれど、相手にされてないみたい。だから、待ってることにしたんだけれど…待つって大変だね。一緒にいれば時間なんてあっという間だったのに。」みずきはこのことで大分、独りで泣いて過ごしていたみたいだ。疲れた顔をしていて、涙はそれ以上流さなかった。「藍田さんにも彼氏がいるはずなのになんでこ
    紗弥佳 さん作 [418]
  • 角砂糖が溶けていくように ????

    私は帰り支度をしながらみずきに答えた。「うん。兄から伝言を頼まれててね。」みずきは、私が自分と同じ様な境遇になっていると思っていたらしい。「お兄さんからの伝言…か。藍田さんって色々な人が放っておかないのね。」みずきは天井に向けて大きくため息をついた。「翔もね、藍田さんが放っておけないんだって。ひとりにしておけないんだって。私だって翔において行かれたくないのに。わけわかんない。」みずきはそう言いな
    紗弥佳 さん作 [364]
  • 角砂糖が溶けていくように ????

    教室までの帰り道の階段、一段とばしで駆け上がって来た時は時間を感じなかったけれども、2年生の教室の並ぶ二階から三階、四階と登って屋上階までは意外に時間がかかることに気が付いた。あなたのクラスがある西側の端と私のクラスがある東側の端は、近いようで遠い。西側の端、2つの教室は高校から入学してきた生徒だけしか居ないから、同じ階だけれど近くて遠い場所。時間はいろいろな形で仕切られたり、流れていったりする
    紗弥佳 さん作 [403]
  • 間違いletter 54

    「…時間です…」ついにその時はきたゆかが運ばれていく俺はゆかの手を握りしめるまだ話したいまだゆかのそばにいたい「大丈夫?」ゆかはゆっくり頷いた「…俺、待ってるから…」どんな苦しみも絶対耐えるだからこの先に待っているのが幸せであってほしい普通でいいからゆかはもう一度頷く「…ゆか…」「…た…くや…」初めて聞いた彼女の声は消えてしまいそうな声だった「ゆか…」もし願いが叶うなら次に会ったとき彼女が笑って
    きゃしー さん作 [345]
  • 間違いletter 53

    『猫はお母さんが嫌いだったからいいや』彼女の顔が曇る「お母さんは…どんな人だった?」『優しかったでも弱かったきっといっぱい疲れてた私のせいだね』「…俺はゆかのお母さんに感謝してるよゆかに出会えたのはあなたのおかげですってありがとうって…きっとゆかのこといっぱい考えていたんだよゆかのことに一生懸命だったそれだけゆかが大事だったんだ」彼女の表情はただ穏やかだった「ゆか…今まで寂しい思いをしただろうけ
    きゃしー さん作 [324]
  • サヨナラあなたへ?

    確か君の病気は白血病…どんなに頑張っても瀬里奈は生きれないだけど医者からは『もしかしたら妹さんは アメリカの偉大な先生 によって救われるかも しれません。 …ですが、持って後 3ヶ月、生き抜ければの 話しなのですがね…』あの担当医の先生、<小野田正宗>先生は真っ白な白衣を着て眼鏡をそっとカチャリ上に上げた。だから僕は、その3ヶ月約90日を大切にしていこうと思った。なんの事実も知らない
    龍時風化 さん作 [357]
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