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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • がく、さい 第二場 〜川上さんの話〜

    「なにそれ。いつの話してんの。」私はまた、感情を押し殺した声で言う。「いつって……昔から…。」私は話を遮って立ち上がった。そして台所まで行って暖かくて甘い牛乳を流しに捨てた。白い液体は渦を巻いて暗い穴へと吸い込まれる。後藤が後ろで顔を伏せているのが分かる。「………先生のこと?」後藤は自信のない声で聞く。私は黙ったまま、残った白い筋を見つめていた。「学祭?そんなに嫌だった?」「私が…」私は声を絞り
    あこ さん作 [210]
  • がく、さい 一場〜川上さんの話〜

    私は苛々していた。苛々しすぎて苦手なコーヒーを一気飲みしちゃう程、苛々していた。「にがい………。」「砂糖、あったのに。」「にがいよ!馬鹿。」「ごめん……。」私は苛々するといつも後藤にあたってしまう。こいつは幼なじみで、親同士も仲良いから、小さい頃からお互いの家を行き来していた。私には兄弟がいないから、後藤が兄であり、弟だった。いつからだろう。後藤のことを見下すようになったのは。昔からナヨナヨした
    あこ さん作 [212]
  • タイムカプセル 2

    思い出 ? 西尾謙介と中野智樹は、愛富町の富岡小学校の同期生。 愛富町は、2つ有った炭鉱が、10年程前に相次いで閉山となって人口が激減し、謙介が小学生だった頃の、1/3位にまで減ってしまった。 特に謙介が住んでいた富岡地区は、ほとんどが炭鉱関係の住人で、そう言った人達は、閉山から10年経った現在、全てが転出してしまった。 残ったのは、8軒の農家と、代々この地区で商店を営む中野家、寺、小学校の教員
    内田俊章 さん作 [320]
  • それでも…。

    最低 最悪の恋出会わなければ良かった そう何回も思った 振り返れば 何度もそう思う悲劇のヒロイン きどってるみたい??傷ついた 人なんてたくさんいたのに 自分はいつまで たっても ヒロインなんだ…。
    Atom さん作 [166]
  • 間違いletter 42

    ようやくゆかが眠りについたとき面会の時間は過ぎていた「すみません、時間です」和田さんが申し訳なさそうに声をかけた「ごめんな、ゆか」泣き疲れ眠っているゆかの頭を撫で俺は病室をでた「ゆかの病気は治るんですか」死という言葉が頭に浮かんでいた和田さんは振り返り立ち止まった「ゆかもいつか死ぬんですか」「このままでいれば確実に亡くなります」少し間があってから彼女ははっきりと答えた「助かる方法はないんですか」
    きゃしー さん作 [319]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…2-2

    今でも、その美しい美貌は衰える事なく美人で可愛い。だから、どこでどうやって調べて来るのか分からないが電話や勧誘で「モデルをしませんか?」などと来られる事もある。だが真理は、その都度、怒った口調で断っている。たまに俺の所にまで来て「奥さんを説得して下さい」などと来るやつもいるが俺も、その場で強い口調で断っている。なぜなら一度だけ真理を説得しようとした事があるのだが、その時は物凄い剣幕で怒られた…そ
    月の狼 さん作 [334]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…2

    1.真理「丈、起きて!遅刻しちゃうわよ。」丈「もう朝か…早いなぁ。」真理は可愛くもあり美人でもある俺の自慢の妻だ。手料理も最高に美味いし掃除も洗濯も完璧にこなす。しかも正社員で9時〜5時まで仕事したうえに週末の土日の、どちらかはバイトまでしている。俺は「そこまで仕事しなくていいよ」って言っているのだが、真理は「ウチに入り込むと老けこんじゃうから」と言って真面目に働いてくれている。真理と結婚して、
    月の狼 さん作 [361]
  • 出会い

    ミミと初めて出会ったのは中学生だった。東京から転校して来た女の子は、僕たちの憧れの的だった。なぜこんな片田舎にと思った。ミミは気管支が弱いらしく、空気がきれいなこの町へ来たらしい。コウは、母親の実家が東京ということもあって、ミミとすぐに仲良くなった。ミミは人当たりがよくて、すぐにクラスに馴染んだ。僕は仲良くなりたくて、コウに混ざって話をした。ミミは理知的で、清楚で可愛かった。僕はすぐにミミのこと
    サン さん作 [343]
  • 間違いletter 41

    廊下を歩いているとちょうど病室から出てくる医師や看護師の姿が見えた彼らが出ていった病室に俺らは足を踏み入れた「拓也さん…」振り返った愛の母親の声は震えていた「…先ほど…亡くなりました」愛はいつもと変わらずそこにいた俺はずっと彼女が目覚めることを願っていた彼女はいつもどおり眠っているだがもう二度と俺やゆかの願いが叶うことはない愛の母親の言葉にゆかの涙はさらに激しくなった俺はゆかを抱きしめてやり言葉
    きゃしー さん作 [349]
  • 女友達?

    家に帰って携帯を開くとさっそくメールが来ていた―あいりです☆よろ―\r―ゆりです、よろしくね―\r俺は?人にメールを返した―せいやだよ、よろしく―\rと?人に全く同じ文章で返した―うん☆―\rとあいりからメールが来たもお返す言葉がないのでシカトした―ありがとう―\rとゆりからメールが来たもお返す言葉はないはずなのにどうしても返したい衝動にかられた自分はこの時まだこの衝動の意味がわからなかったでも
    ゆうき さん作 [263]
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