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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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アキ 最終話
俺の前から透がいなくなってから、1年が経つ。俺はK大をやめて、今は美大に入るため、予備校に通っている。親に逆らったのは今回が初めてで、親父もおふくろも驚いてたけど、結果的には俺の意志を尊重してくれた。ゆかとも今は連絡すら取っていない。「名波、んじゃ、また明日!」「おう」予備校の帰り。毎週水曜日の夕方、地元の駅で無料で似顔絵を描いている。客が来ない日は、空を見上げ、空の絵を描いて過ごした。この広い
ゆう さん作 [248] -
君がスキ?
4月―春?はじめまして 彩 です。今日、中学生になります。←--------------------→友香「彩 いよいよだね」彩「うん。そうだね」私と友香は中学の校門前にいた。そう 今日は待ちに待った入学式なのだ。桜の並ぶ校門をくぐり生徒の下駄箱に向かった。下駄箱の入口にはクラス発表の紙が張り出されいた。私たちはゆっくり近づいた。友香「彩っ!私たち同じクラスだよ」彩「ほんとだ!!」私たちはそのま
歩実 さん作 [201] -
アキ 18
絵画教室がおわり、その足でアキとラブホに入った。ほんとはアキが欲しくて、欲しくてたまらなかった。アキに触ってほしかった。アキのキスを全身に受けながら、このまま死んでもいいとさえ思った。「…これは、夢?」アキが息を切らせながら、聞いてくる。「夢じゃ、ない、よ」私はそう言って、アキの頬をなでた。アキが優しい目で私を見る。「…透、好きだ…」アキは横で気持ちよさそうに眠っている。夢の世界はおわり。現実に
ゆう さん作 [227] -
アキ 17
「そのナイフ、どうするつもり?私を刺す?」私は動揺しながらも、彼女に聞いた。「…今日は、刺さない。でも次会った時は、どうなるか知らないよ。アキと別れてくれさえすれば、何もしない」「脅してるの?」「うん」彼女はニコッと笑った。「大体、結婚してるのに、ゆかからアキを奪おうとすること自体、おかしいよね?」「奪うなんて…」「もう、アキと関わらないで」彼女は最後にそう言うと、私をキツく睨み、その場を去った
ゆう さん作 [213] -
が、くさい 第六場
放課後の教室。私はユミコを待っていた。ユミコはテニス部で、私も誘われたけれど運動音痴な私は断った。特に放課後やることもないので、大体の場合教室で勉強したり、本を読んだりしてユミコを待っている。私はこの日も半分ぼーっとしながら、英語の予習をしていた。完璧にしていたいのだ。常に。すると、唐突に教室のドアが開いた。それも、乱暴に。私は夢の世界から一瞬にして引き戻された。「瀬戸。何してんの、こんな時間に
あこ さん作 [292] -
が、くさい 第五場
黒板に書かれた文字休憩所 18英語劇 18ドロー。Draw。泥。後藤くんも動揺している。「えっと……こういう場合は…………?」「後藤、集め忘れてる。」あの人はさっき、何かを書きなぐり、くしゃっと丸めた紙を後藤くんに渡した。「え……、これは?先生の?」「そ。」「そ、って………」後藤くんが予想外のことに慌ててるのとは反対にあの人は飄々としている。神経が図太いの
あこ さん作 [179] -
が、くさい 第四場
決戦の時間だ。もっと正確にいうと、決戦投票の時間だ。クラス委員の後藤くんが紙を配る。民主主義のルール、多数決で出し物を決める。黒板に書かれた選択肢は、休憩所と…………英語劇のみだ。二つしかない選択肢。そこから選ばれるのだ。1か0か。どちらかしかない。教室中に鉛筆の音が響く。それから、乱暴に畳まれる紙の音。ガサガサ。カツカツ。カリカリ。しばらくして、後藤くんが紙を集める。原始的な方法。後藤くん
あこ さん作 [249] -
マスカット?
突然お砂場に現れた野良犬二人に迫る持っていた棒でちょっかいをだす竜也次の瞬間野良犬が竜也の腕に噛み付いた。泣きもせず必死に抵抗する竜也翔子「わぁ!.えぇ〜ん!」翔子は泣きながら砂を掛け防戦する野良犬はしばらく噛み付いていたがたまらず逃げ出す竜也の腕はかなり出血していたそのまま泣きやまない翔子の手を引っ張り家まで帰った。鳴き声を聞いた竜也の父親が家から出てきた。竜也の父親「また翔子ちゃんをいじめ
真 さん作 [647] -
マスカット?
私が6才まで生まれ育った田舎町近所には年の近い子供は私達しか居なかった為、2才年上の竜也とはなにをするにも一緒だった私が5才の夏 かくれんぼ竜也が鬼で私が家の天井裏に隠れた竜也がなかなか見つけてくれないのでそのまま寝てしまった時のこと私は夕方頃に目が覚めたが竜也は居なくなっていた。結局探したが見つからず大騒ぎになり、捜索願い警察、消防、近所の消防団で夜通し捜し、朝方裏山で見つかった。翔子「たっ
真 さん作 [623] -
マスカット
公園の砂場 女の子 「おかわりはいかがですか?あなた」ままごと男の子「ごちそうさま!」 私、相沢翔子16才父の転勤で2度目の転校人見知りしない性格で、友達もできた。《これでカレシでもできたら最高なんですけど》この学校は今日で一ヵ月目翔子「そろそろ部活決めなくちゃ」放課後に友達のユミと部活を見学体育館に5、6人でたむろしている不良グループその中の金髪の一人が翔子達をさっきからみてるユミ「やだアイツ
真 さん作 [710]