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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • 間違いletter 38

    「何でそんなに暗いんだよ〜明日ライブだぞー?」運転しながらマネージャーの隆が呆れたように言ったが誰も答えなかった重苦しい空気の中隆の声だけが聞こえる「そのゆかって子にパワー貰いに行ったんじゃなかったのかー?まったく…」助手席の直人は子どもみたいに膝を抱え丸まっていた右隣に座る真治も腕を硬く組み自分の足下を見つめ黙っていた「…隆、うるさい…お願いだから黙って」直人の言葉に隆は黙ったが明らかに不機嫌
    きゃしー さん作 [346]
  • アキ 12

    「この間の展示会、名波君の絵、好評だったなぁ」「シゲさん、ありがとう!やっぱモデルがいいからっすよ!ねっ!先生」「…バカな事言ってないの」アキがいる空間は、穏やかだった。こんなに穏やかでいいのかと思えるくらい、穏やかだった。自分から荒波立てることない。たかが彼女のひとりやふたり…。アキは若いんだから。私が出した条件じゃない。”深入りしない“そういう関係を望んだのは、私だ。傷つく資格さえない。「透
    ゆう さん作 [260]
  • 春の恋9

    翌日は朝から奈々の機嫌が最高に良かった。どうやら朝の登校時に猛くんから告白されたらしく、休み時間のたびに二人してベランダでイチャついている。…昼休み…暇な私は透くんのクラスに行って昨日のお礼を言おうと思っていた。廊下に出てから透くんのクラスがわからないことに気づいた。春「はぁ〜何やってんだ。私ったら…」そのまま廊下を歩いて各教室を覗いて回った。昼休みの教室には生徒がほとんどいない。春「やっぱいな
    フラン子 さん作 [306]
  • 間違いletter 37

    「いや、本当に驚いたよなあいつがあんなことするなんて拓也、おまえすごいよ」「俺は何もしてないよ」俺らはゆかや卓也と別れ病院の出口に向かっていた「愛ちゃんにも届くといいんですけどね」ゆかの担当である看護師の和田さんが見送りに来てくれた「今日はゆかちゃん、とっても楽しそうで…忙しいでしょうけど彼女のためにまた来てあげて下さいね」俺にはゆかのことばかり気にかかっていた「あの…聞いてもいいですか?」「え
    きゃしー さん作 [365]
  • 間違いletter 36

    「……おまえ…」眠る愛の隣でギターを弾いていたあいつは俺らに気付き手をとめた「卓也じゃん何してんの?」直人が卓也のそばに寄る「…いや…その…」突然の俺らの登場に卓也はうろたえていた「番組の撮影…ではなさそうだな…一人なのか?」「ああ、そうだよ」「…なんで?」「……」俺の右腕が突然解放された俺のそばを離れたゆかが卓也に近寄るその表情からは何も読み取ることができない俺は一瞬ゆかがあいつを殴るんじゃな
    きゃしー さん作 [377]
  • 白黒ー其ノ伍

    今日ハモウ止マナイカナ彼は彼女の部屋から外をながめていた。今日はあの屋上の一件からちょうど半年後の日曜日。彼と彼女はこれから出かけることになった。彼にはこうなることは最初からわかっていた。そしてこの後、どうなるのかも。がちゃん背後で扉のあく音がした。振り向くとそこには身支度をすませた彼女の姿があった。「そろそろ行きましょうか」「あぁ」頷くと彼は腰をあげた。二人で玄関まで歩いていく。自分デ言イ出シ
    紫希 さん作 [155]
  • 白黒ー其ノ肆

    女は語った。その後、ずっと彼の事を見ていたこと彼がいつも行く時間に合わせて学食に行っていたこと彼の家までこっそりついていったことがあること住所ハ、ワレテル…? 「それは告白?」「ええ。そのつもりだけど?」女は頬も赤らめずに、さらりといった。一応、初メテダッタンダケドナ…ふらりと風がふく。女が彼の方を向いた。「さて、それじゃあそろそろ行く?」「いいのかい?」彼も女の方を向いた。「よくないわ。もう少
    紫希 さん作 [161]
  • 角砂糖が溶けていくように???

    私が一方通行に始めたあなたとの追いかけっこ。初めて話した事、あなたはまだ覚えているかな。初めて話しただけで、みんなの中で一人歩きしていたあなたという人が、私の中でがらっと変わって、私はあなたを放っておけなくなった。あなたが大好きになった。先入観を持つ事がどれだけ無駄な事なのか、あなたと話して気が付いた。あの時私達は屋上で長い時間、話し続けた。殆どの友達に、あなたを捕まえて話をするなんて信じられな
    紗弥佳 さん作 [413]
  • 愛しい人

    出会った時には君はもう恋をしていたね友達が連れて来ていた女の子は小さくて色が白くて長い髪で良く笑う子だった一目惚れと言うには大袈裟だけどそれと似たような感情を覚えた君に視線をやってもいつも君は隣にいる僕の友達を見ていた僕には分かったんだ君が恋をしている事を帰りは君を車に乗せて家まで送ったどうにか二人になりたくてそうしたんだけど君のあの視線を思い出すと胸が痛かった『あいつの事好きなんだろ?』初めて
    ふく さん作 [532]
  • 白黒ー其ノ參

    彼は女が言ったことの意味がわからなかった。いや、意味はわかった。わかったが、その行動は理解出来なかった。イッタイナンダッテ…彼は先ほどと同じ調子で女に問い掛ける。「なんで?」「だってその世界に一人で行くのは寂しいでしょう?」「お気遣いありがとう。でも、君に付き合ってもらうのは悪いし、なにより理由がない」「いいえ、理由ならあるわ」彼が眉をひそめると、女はクスリと笑ってつづけた。「私、貴方に興味があ
    紫希 さん作 [142]
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