携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛の一覧

恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • 白黒ー其ノ貳

    −半年前−彼と彼女がであったのは校舎の屋上だった。大学に入ってふた月。大学生活では高校の時に比べて空白の時間が格段に増える。一人暮しを始め、友達も少なかった彼は、出口のない思考の末、屋上のテスリをのりこえるにいたった。「何をしているの?」彼が生涯最後の一歩を踏み出そうとしたその時、首筋に白い声がふきかかる。振り返ると、鼻先が触れるほどの至近距離に女の顔があった。「ねぇ何をしているの?」誰ダ?コノ
    紫希 さん作 [142]
  • アキ 11

    「アキ、最近付き合い悪くない?」ゆかが甘えたように俺の腕に絡みつきながら言った。「そんなことないだろ」俺はそっけなく答えた。ゆかは高校の時に関係を持った女のひとり。地元を離れて、他の女とは自然に連絡を取らなくなったが、ゆかは俺と同じ上京組だった。大学に入学して、しばらくした頃、偶然に会った。それから関係がまた続いている。「ねぇ、この間水族館で一緒だったおばさん誰?」「誰でもいいだろ」「別にいいけ
    ゆう さん作 [231]
  • 白黒ー其ノ壹

    ピロリパラリロ…その日、彼は携帯が鳴る音で目がさめた。誰ダ?携帯の画面には、ここ半年目にする頻度が急速に増えた名前が表示されていた。[今日、暇?暇だったら遊びましょう?]メールの相手は彼の交際相手からだった。彼は了承のメールを送ると布団をでた。実のところ彼は休日に外出するのは好きではない。友人に誘われても、たいていは何かしら理由をつけて断っている。しかし………アイツノ誘イジャ仕方ナイピロリパラリ
    紫希 さん作 [147]
  • 代償 3

    2時間程で店を後にすると、俺達は肩を寄せるように歩く。自分達が住んでいる街という懸念は、軽く酔った俺達には、あまり意味がなかった。酔いに顔を少し赤らめた葛西佳代子は、思わず魅入ってしまうような妖艶さがあった。向日葵のような笑顔が彼女に幼げな趣を与える。俺は、今夜は泊まれる事を彼女に告げた。本当は帰った方がいい。妻に薬を与えなければ、妻は薬を飲まない。だが彼女といると頭の芯が痺れ、どうしようもない
    朱雀 さん作 [430]
  • 僕を狂わすもの

    僕は、一晩中君の事を考えていた。この事を君が知ったら気持ち悪いと思うだろうか。君を抱いた温もりは、今も悲しいくらい鮮明に残っている。どこが好きかと甘える君は、言葉に出来ないくらい愛しくて、今頃、違う男の腕の中だと思うと、気が狂いそうになる。君にとって僕は逃避の一部かもしれないけど、僕にとって君は全てなんだ。周りに馬鹿な奴だと言われようが構わない。君には帰るところがあっても構わない。それでも僕は君
    えり さん作 [469]
  • アキ 10

    “マタトマリニキテネ”彼女と…どういう関係?なんて…聞くまでもない…。なんで私こんなに落ち込んでいるの?私の目の前でクラゲがフワフワとゆっくり泳いでいる。…頭がクラクラする。「透」アキに軽く肩を叩かれ、我に返る。「ごめん。あいつ高校の同級生で…」「そう」わざとそっけない返事をする。「…ゆかとは何でもないから」「そんな、別にいいよ。アキに彼女がいても、私がとやかく言う事じゃないでしょ」そう。私はと
    ゆう さん作 [217]
  • 角砂糖が溶けていくように ???

    梨花、私はあなたを知ることができて良かったと思っている。あなたは、みんなが言うような女の子じゃなかったし、知れば知るほど遠い存在ではなくなっていた。あなたはお兄ちゃんの大切な人で、あなたはお兄ちゃんを大切にしてくれる人。そして…あなたは私の大切な友達。あなたをよく知る前の私や、私の友達はあなたの噂を鵜呑みにして、あなたと言う人を見ていなかった。あなたの噂…。それは学校に単位が足りる程度に来るだけ
    紗弥佳 さん作 [381]
  • 間違いletter 35

    いつもは俺の言葉しか聞こえない病室が今日は賑やかだった不意にゆかが時計を見た「あ、愛のところ行く?」愛の病室に行く時間はいつもだいたい決まっていた俺らは病室をでて愛のもとへ向かう廊下を歩く俺の隣に珍しくゆかがぴったりとくっつく「今日は珍しく甘えてくるね寂しかった?」俺の顔を見ずまっすぐ前を見たままうなずく彼女から寂しさが伝わってくる「あんまりこれなくて本当にごめんな」俺の腕に絡む彼女の手に力が入
    きゃしー さん作 [511]
  • desteny??

    「淳さん、今まで連絡無く、店に来なかった事、一度も無いし、携帯も繋がらないし・・・。もしかして、事故に巻き込まれてたりしたら・・・、私・・・、どうしよう?」「まさか、事故なんて・・・、そんな・・・。」彼女の言葉を聞いて、何か嫌な予感が私の胸を貫いた。否定する事で、自分に違うと言い聞かせていた。「こんな事、初めてだし。」「考え過ぎだと思う・・・。そのうちに、あっちゃんから、連絡が店に入るよ、きっと
    meeco さん作 [339]
  • 16の差〜サプライズ〜

    「えっ!そんなにあるの。」「ゆっくり、休んで。早く治そうな。」「うん。そうだねぇ。」「優美ちゃん、お粥を作ったから食べて。今、持ってくるねぇ。」「はーい。」少ししてから・・・・「優美ちゃん、出来たよ。」「おいしいそうなお粥さん。」「はい。」「自分で食べられるから、大丈夫だよ。」「ほら、いいから。」「どう。」「おいしい。」「なら、良かった。」「ねぇ、今何時?」「今ねぇ、8時59分だよ。どうしたの?
    ミュウ さん作 [313]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス