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リレー小説「隣の男の子」:唯沙
隣の男の子 第1章 第2話サツキは自分の部屋に入るなり座り込んだ。そして民夫を思った。爽やかな笑顔。スタイルの良い背格好。そして20代には見えるイケメンの30代。サツキの静かな部屋の隣部屋から料理の音。サツキはドキドキした。そして心に決めた。(食事の時には私から質問しよう!)サツキはお風呂に入った。お風呂から出て髪を乾かしているとチャイムがなった。サツキは慌てて出た。「水も滴るいい女だね。」民夫
唯沙 さん作 [428] -
16の差〜浩輔〜
「はやと君、ずーっとここにいてもいいよ。」「な、何言ってるんだよ。」「どうせ、一人なんだし。」「彼氏さん、いるんでしょ。」「えぇ、います。でも彼は出張中。」「出張に行ってるのかぁ。」「うん。本当は行ってほしくなかったんだけどね。」「そっかぁ…。」「ねぇ、お腹すきません?」「すいた。何か作るよ。」「冷蔵庫にある物で勝手に使っていいですよ。」「おぉ。」はやとは、キッチン台に向かった。はやとは冷蔵庫の
ミュウ さん作 [274] -
が、くさい
私は今、ある大きな決心を持って手を挙げた。それは大統領が何か重大なボタンを押すか押さないかぐらい、私にとっては世界がかかった瞬間だった。私の視線の先に立つ先生は、いつものような眠たそうな眼で私を見下ろす。「はーい、瀬戸。」私の名前を呼ぶ。私は何度この人に名前を呼ばれても、そのたびに息が詰まってしまう。何を言おうとしたのか飛んでしまうのだ。私の飲み込んだ言葉は空に飛び、そして地球を一周して戻ってく
あこ さん作 [434] -
アキ 6
アキとはプライベートな時間で会うようになっていた。アキとの約束・決して深入りしない。・プラトニックなお付き合いをする(もちろんキス、ボディタッチ、セックスはなし)という条件の下、プライベートで会うことはOKした。この条件は自分自身にも言い聞かせるものだった。逆にアキからも私にお願いされたことがあった。「透!」「名波く……アキ」「へへっ」それは名前で呼ぶこと。今日は映画を一緒に観に行く。「手をつな
ゆう さん作 [323] -
アキ 5
私は恋愛という恋愛をしたことがなかった。恋愛に興味はあったものの、高校は女子校だったし、芸大に進んだ後もひたすら芸術に没頭していた。たまに友達にコンパに誘われて何回か行ったけど、私がいいなと思う人とはうまくいかなかった。告白なんかする前に連絡が途絶えることが多かった。なんだかんだ言っている間に30手前になり、両親や親戚からも心配されるようになった。恋愛に興味がなかった訳じゃない。なぜかいつもうま
ゆう さん作 [329] -
アキ 4
抱きしめられたまま、どれくらいの時間が経ったのだろうか…私はふりほどく事も、手を伸ばすこともせず、ただ抱きしめられている。「…やめてください」やっと出た一言。「大人をからかってるの?やめなさい」「いやだ」子供か!「透さん、好きだ」「名波くん、分かってない」「年下だから?俺、そんなの関係ない」「そうゆうんじゃなくて」「透さんが結婚してるから?」「そう」既婚者で、一回りも年上の女に好意を抱くなんて…
ゆう さん作 [296] -
アキ 3
教室がおわった後、名波アキに頼まれたモデルをすることになった。個人的な人との関わりは苦手だ。教室とはいえ、授業外。プライベートな時間だ。生徒とは授業の時のみのお付き合い。そう割り切っていた。そう思っていたのに、面倒くさいことになった。「名波くん、私はどうすればいいの?」「どうもしなくていいっす」「どういうこと?」「先生と二人になりたかっただけだから」この上なく、面倒くさい。「絵を描かないなら帰り
ゆう さん作 [325] -
アキ 2
「先生の下の名前、なんてゆーの?」絵画教室に入った名波アキは屈託のない笑顔で聞いてきた。「透。透き通るの透」「先生にピッタリの名前だ」「そうかな…男みたいだよ」すっかり名波アキは教室に馴染んでいた。見た目と違い、気さくで明るく、人なつこい性格だった。「アキちゃん、アメあげるよ」「ありがと!シゲさん♪」いわば、教室の人気者となっていた。教室を利用している定年迎えたおじいさん達ともすっかり仲良くなっ
ゆう さん作 [294] -
アキ 1
この話は誰にも言っていない。親友にすら、言っていない。私だけの秘密…。山科透。33歳。現在、絵画教室の講師として働いている。毎週水曜日、午後1時〜4時まで。人付き合いが下手な私にはちょうどいい。そう思っていた時に、彼が現れた。金髪にピアス…身長180センチあるだろうか… 今時の男の子… 苦手なタイプだ。この子、教室間違えてるんじゃないかな…「あの、どうされました?」「あ、俺、今日、絵画教室の体
ゆう さん作 [353] -
間違いletter 26
テレビから聞こえてきたのは世の中を皮肉ったようなそんな歌だった朝から体調がすぐれず今日は一日中ベッドの中だ消そうと私は手をのばす…そういえばこないだ彼からきた手紙にテレビにでると書いてあったなと思い出すそれがいつの番組かは聞いてないんだけど先ほどのバンドから映像は司会者に移るその隣には何組かのアーティストが座っているなんとなくその中を探してみる多分この番組じゃないと思うんだけど派手な女性シンガー
きゃしー さん作 [435]