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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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間違いletter 5
普段は触れることもない引き出しをさぐりたまたまあったシンプルな便箋と封筒を取り出すソファーに戻りなるべく丁寧な字で斉藤 愛 様と書き出したなんて書き出そうとりあえず手紙ありがとうかな俺は嘘をついた玉置 拓也 じゃないbeatの中野 卓也になりきったどうして学校に行かないの?いじめられたとか?俺らの曲を聞いて元気になってねなんてそんなことを淡々と書いたら便箋が一枚半埋まったきっと相手は返事がくると
きゃしー さん作 [516] -
間違いletter 4
「ただいまー」と誰もいない部屋につぶやいてみる返事があったら恐いけどコンビニで買ったものを冷蔵庫に入れる缶ビールを取り出しテレビをつける不意にあの手紙が目に入った すっかり頭から抜けてた なんかめんどくさ 書いた本人はまさかこんなだらしない男のもとに届いてるとは思ってもいないだろう俺もたくやなんだけどなあの卓也にはきっともっと多くのファンレターが届いているのだろうこんな一通くらい、どうでもいい
きゃしー さん作 [533] -
間違いletter 3
部屋に戻りソファーに座る目の前のテーブルに広告類を投げ出す もう一度例の手紙を確認する なんで、あいつらへの ファンレターがここへくるんだ俺はまだ寝起きの頭を働かすそういえば、マンション(ここ)の管理人が言ってたなこの部屋って前はなんかの事務所に使ってたんだっけでも、あいつらの事務所だなんて聞いてない広告の上にその手紙も投げた あとで管理人に 渡せばいいだろう冷蔵庫の弁当の残りを取り出しレ
きゃしー さん作 [524] -
お祭り―二
無情にも時間が過ぎていく。空はすっかり闇で満たされていた。涼しすぎる風まで吹いてきてしまった。「優〜、村上に告白すれば?お祭りのノリに任せて。」笙子がチョコバナナをパクつきながら言った。「そうだよ。…ってまだ来てないんだけどね。」菜摘はたこ焼きをほおばりながら言う。「あんたら…他人事だと思って…。」「つい、もどかしくって!だってこういうイベント時に何にもないっていうのも、さみしいから。」「あっ!
橋本ゆかり さん作 [186] -
大好きな君へ[2]
[彼]俺達、もう終わりにしない?…なんで?やだよ、別れるなんて絶対やだ私にそう言える勇気があれば少しは違ってきたのかな?[私]―わかった。…送信ほんとは分かってなんかないよ、あなたに嘘と言ってほしかったでも、あなたはそれっきり、メールも何もしてきてくれなかった辛かったよ、次の日、学校で逢ったよねなのに顔も合わせてくれない…どうして?別れたらそこで終わりなの?付き合う前の関係にもなれないの?そんな
美亜 さん作 [186] -
間違いletter 2
『今日のゲストはbeatのみなさんです!』テレビからやたらとテンションの高い司会者の声が聞こえる 『お願いしまーす』今人気の4人組のバンドが笑顔で登場する4人の中でもひときわ目立つあいつは似合わないさわやかな笑顔をふりまくパチンッ俺はリモコンをソファーに放り投げる朝からイライラする朝といってももうお昼すぎだ バイトは夕方からだからまだ時間があるだらしない格好のままドアを開け階段を降りるポ
きゃしー さん作 [557] -
間違いletter
速度をあげた自転車は赤いポストにたどりついた降りずに手をのばすポトンと音がひびくどうかちゃんと、ちゃんと届きますように声にださず心で願ったどうかあのこのために再びゆっくりこぎだす
きゃしー さん作 [685] -
お祭り
優の町には秋に神社のお祭りがある。履きなれたスニーカーで家を飛び出して、友人と着いた神社で、優は溢れる光に目を奪われていた。ところせましと並ぶ屋台。走り回る子供たち。どことなくこもっている空気。ふたつ縛りの少女が優に話しかける。「村上君来てるといいね!」「…っ!な、菜摘…あんまり言わないでよね」実を言うと、図星なことを言われてしまい動揺した。ショートの少女も言う。「ははは…優は分かりやすいなー。
橋本ゆかり さん作 [255] -
「好き」って言えたらいいのにな…4話
「おはよう大塚君!」「おはよう…。」拓也は、今日も女子からの人気が凄い。挨拶だって何回もしている。奈々は、大塚の周りに寄ってくる女子が自分にぶつかりイライラしていた。「………。」(ウザイ…。早く自分の席に戻れよ。)そう思った時だった、やっとチャイムが鳴った。奈々は、ホッとした。「……ねぇ、奈々ここの学校の女子ってみんなこんな感じなの?」「……ううん、一部の人だけ。」「へー。」「それはそうと、拓也
北海道Love さん作 [348] -
「好き」って言えたらいいのにな…
「おはよう大塚君!」「おはよう…。」拓也は、今日も女子からの人気が凄い。挨拶だって何回もしている。奈々は、大塚の周りに寄ってくる女子が自分にぶつかりイライラしていた。「………。」(ウザイ…。早く自分の席に戻れよ。)そう思った時だった、やっとチャイムが鳴った。奈々は、ホッとした。「……ねぇ、奈々ここの学校の女子ってみんなこんな感じなの?」「……ううん、一部の人だけ。」「へー。」「それはそうと、拓也
北海道Love さん作 [349]