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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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幼なじみ17
「……あ、勇だ。」勇のあまりの自然体に私はつられてしまった。さっきまであんなに逃げ隠れしていたのに。「何しに来たの?」「こないだお前にゲームソフト借りてたから返しにきた。そしたらおばちゃんが『ご飯食べて行ったら?』って。」「二人とも早く座って。あ、花はお父さん呼んできなさい。」「はーい」私は廊下に出て一呼吸した。(勇はこないだのこと、何とも思ってないみたい。昼間玄関先に居たのだってゲームソフト返
フラン子 さん作 [374] -
幼なじみ16
アイスを買って食べながら歩き、自宅前まで来ると、玄関先に誰かが座っている。……勇だ。勇はまだ私に気づいていない。座って携帯をいじっている。私は思わず少し離れたところに隠れた。(えー、何しに来てんの?!この前の復讐?)私が一人で動揺していると、バッグの中の携帯のバイブが鳴った。慌てて携帯を見ると、勇からの電話だ。私は出ようかどうしようか迷った。迷ってる間に着信が切れた。勇のほうをそっと覗いてみると
フラン子 さん作 [374] -
キミ恋。(?)
あんたなんか…あんたなんか、嫌いなんだから!「大好きなの、私」「…リン、ごめん」「なに?どういう意味?」「…ホントにごめん」五歳でも、分かる。…フラれちゃった。あれから、10年…。「じゃあ、リンよろしくね」「うん、回覧板ね。…あれ?これ、隣の家じゃない?誰もいなかったじゃないっけ?」「…え、ええ。引っ越して来たみたいなの…」「…そう」タタタッ走り出した。「すみません…」−−−誰だろ、女の子がいい
聖 さん作 [277] -
幼なじみ15
無理矢理チュー事件から3週間が経った。私は勇に会わないようにした。というか、もともとあまり会わなかったのだから少し前の状況に戻っただけだ。登校時も電車の時間帯はズレているし、家が近所だと言っても会おうと思わないかぎり偶然会うことはほぼない。勇からもあれから連絡はない。きっと私のしたことに幻滅したのだろう。「はぁ…何であんなことしちゃったんだろ…。」今日は終業式だった。幸い明日から夏休みだ。登下校
フラン子 さん作 [370] -
道
あなたと私二人で毎日あるいた二人でたくさん歩いた私達が歩いた道は永遠とつづく私達が歩いた道にいっぱいあふれてるあなたと歩いた想い出が隣にあなたはもういないけどあなたと歩いた道は永遠どこまでも続くこの道を今日も私は歩くそしてあなたも歩く―いつまでも―\r永遠に…
ゆうき さん作 [362] -
Dream。[3]
ガバッ!あたし、寝…!「高野ー」ぎくっ。やば、また説教が。今日はなんて嫌な日なん…「次の英文読めー」あ、違った。って、次の英文っていってもっ(汗)こそっ…「67ページの、"One day"…から」「えっ、?」ページを告げて、何も無かったように横をむく少年。今の…誰?「高野ー早く読めっ」「あっ、は、はい」慌てて席を立ち、67ページをめくる。「わ、One day a rich man came to
@あおいちご。 さん作 [206] -
初恋?
携帯がまた鳴るまさきからのメールだ―無理なら無理しないでいいんだからな―\r無理なんかしていないでもどうしてもメールを返す気にならなくてそのまま携帯をとじた学校に着いた―パコーン…後頭部に鈍い痛みが走る鈍い痛みから熱にかわって…みやびだ…みやびに叩かれた所がほてって愛おしい…「おはよう!ゆーき!」また胸の鼓動が早くなる私の後頭部はすぐさまゆうすけの手が乗っけられて優しく撫でられている後頭部から
ゆうき さん作 [341] -
乙女心
私は桜 ミク。15歳。今日から高校生活が始まる。私が行く高校はレベルは低く不良などかたくさんいる高校。そして私は地味でメガネをかけている服装。もちろんスカートはひざ下までさげている。そんな私があの学校に行って平気なのか私は不安になっていた。そして、私は高校についた。ザワザワ…沢山の人たちがいた。そこの人たちはみんな派手な制服で私とは正反対。みんな私をみるたびにこう言う。「うわぁ 何アイツ。だ
空 さん作 [478] -
あなたがいるだけで。?
あの日から大嶋くんと帰り道にたまに話すようになった。今までも私は大嶋くんの姿は見かけていたけど、私が一方的に見つめているだけだった。なのに今は… 信じられないことが起こってる。いつも立ち話で、ほんの数分だけど私には夢のような時間だ。大嶋くんが私に話しかけてくれる。私のことを見てくれる。私の言葉に耳を傾け、時に笑ってくれる。「廣瀬さん、おつかれさまです」「お、おつかれさまです」また顔が熱くなる。で
ゆう さん作 [257] -
僕のこと?
きっとほんの数秒だった。僕の世界が止まった。「つまずいちゃった。顔見ようとしたんだよ、下ずっと向いてるから」君は特に変わらない態度で言った。本当に、恥ずかしげもなく、無邪気に笑っていた。この束の間の感覚に、僕は目一杯動揺したと言うのに。 「な、なんだよ。いきなりびっくりするだろ」「ごめん、ごめん」今度は突然、高らかに笑い始めた。もう少しで腰でも砕けるのではと思うほどだった。あまりにも長い間笑って
武津ほずみ さん作 [113]