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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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左耳にキラリ
暖かいバスに乗りながらウトウトしいてたら昔のことを思い出した。高校生の時大好きな人にピアスを開けてもらったんだ。彼とおんなじ左耳に1コ。開けた時、痛みより、達成感より、嬉しい気持ちだけで溢れていた。あの時のアタシの目は、少女マンガよりキラキラしてたと今本気で思う。ピアスを開けて少し日が経った放課後彼と一緒にバスに乗って、横浜に行った。何かの記念日だったっけ?高校生には高価なシルバーヒ
ズズ さん作 [83] -
大好きな君へ
最初に断っておきますが、これは小説と言えるほど立派な物ではないと思います。私(中2)が後輩(中1)に対する想いを書きました。。大好きな君へねえ、私達の出会いを覚えてる?初めて会った時はお互い気にもしないで普通にしてたよねまさかあなたと付き合う事になるなんて思ってもいなかったよ−あの日、学校の放課後だったかなあなたは仲が良い2年生と校門で話していたよね私はそれを少し不思議に思ったいつもあんまり笑っ
美亜 さん作 [287] -
となりのあいつ
アイツはしっかり者で真面目で、いっつも授業中寝てる俺なんかとは真逆の人間。そんな俺とアイツ。偶然なのか必然なのかよくわかんないけど、今は隣りにアイツ。授業中アイツの方に顔を向けて、寝たフリかましてしてチラ見。目が合いそうになるとまた寝たフリ。今日もそうだった。アイツを見ていたら、アイツが横を向いた。俺は急いで寝たフリをした。「…すき」すべてのものが一瞬止まったかように、アイツの声だけが聞こえた。
ちこ さん作 [120] -
幼なじみ9
アルバムを見終わると、勇は満足そうにこちらを向いた。「今度勇のアルバム絶対見てやる。」「……まぁ、別にいいけど。お前なんか電話で怒ってなかった?」「怒ってないし。怒る理由すらない。」本当に怒ってはいない。ただ嫉妬みたいな感情が再発してきて、勇の顔をうまく見れずに手元のクッションを見た。しばらく沈黙になり、気まずい空気になりそうだったので勇の顔を見ると、勇と目が合った。少し困った顔をしてる。「勇、
フラン子 さん作 [380] -
となりのあなた
たった一言。どうしてつっかえてしまって、出てこないんだろう?あと少し、あと少しなのに...こんなわたしの気持ちも知らずに、隣りのあなたは寝ている。こっちに顔を向けているから、寝顔が丸見え。この瞬間。わたしはしあわせなの。だってあなたを独り占めできるから。「…すき」ありったけの勇気を振り絞って、小さく呟いた想いは、先生の声とチョークの音にかき消された。予想通り何も反応がない。安心した反面なんだかせ
ちこ さん作 [121] -
幼なじみ8
「お母さん!もう!」階段を走って降りた。玄関先にはTシャツにジーパン姿の勇と、満面の笑みで味噌を抱えてる母がいた。「見て、こんなにたくさん味噌頂いたわよ。……あ、勇ちゃん上がりなさいよ。久しぶりじゃないの、ゆっくりしていったら?」「じゃあ、お邪魔しまーす」「は?本当に上がるの?」「確か花の部屋、二階だったよな?」そういって勇はズカズガと二階へ上っていった。私は慌てて追い掛けた。私が部屋に着いた頃
フラン子 さん作 [373] -
幼なじみ7
着信は勇からだ。「はい。」『あ、オレ。』「オレオレ詐欺かしら?」『あ、勇です。…って着信で名前出るだろ。』「何?」『何って…、お前何で先に帰るわけ?帰る方向一緒じゃん。』「あんな囲まれてるとこ見せられたらジャマできないし。」『ジャマしてくれた方が助かったんだけど。』「気が利かなくてすいませんね。」なんかイライラする。刺のある言葉しか出てこない。『なんかお前怒ってない?どうした?』「別に……。あ、
フラン子 さん作 [383] -
幼なじみ6
勇は小学生の頃から変わり果ててしまった。「お母さん、勇の背が高くなってんの知ってた?バスケとかしてんの。いやー、人は変わるもんなんだね」台所で夕飯の支度をしている母に聞いた。「あら、あんた何も知らないの?勇ちゃんったら、今度県の大会に出るのよ。勇ちゃんのママが言ってたわ。」「へー、すごいね。」スポーツに疎いため、そのすごさがいまいち分からない。「やっぱり、私の知ってた勇じゃないや。別人と化してた
フラン子 さん作 [392] -
眠れぬ夜は君のせい〜46〜
携帯が鳴った。慌てて鞄から携帯を取り出して出た。「もしもし」「久美子?」電話は真紀だった。さっきの光景が頭をよぎり固まった。「真紀?久しぶり…びっくりした。」真紀とは佑典と3人で会った日以来連絡をしてなかった。「久美子、今どうしてる?真紀は今日徳島に帰ってきたんよ。」「今徳島で暮らしてないの?」真紀はハッキリとした声で言った。「うん。去年から京都で暮らしてる。今日は里帰りやわ。」ダメだ…なんか手
ユーリ さん作 [230] -
眠れぬ夜は君のせい〜45〜
部屋に帰り…2年前のあの日の事思い出していた。あの日以降、佑典からの連絡は一切無くなり途方に暮れた私は毎日泣いて暮らした。朝起きて涙が出て…仕事に向かう車の中でも涙が出た。仕事が終わり部屋に帰ると、あなたが居ない今が寂しくて涙が溢れた。佑典の携帯に電話をすると…この電話番号は現在使われておりません。。とメッセージが流れた。何度このメッセージを聞いただろう。それでも、毎日佑典の携帯に電話をした。苦
ユーリ さん作 [239]