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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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僕らのこと?
「一馬、今日部活ねぇから遊ぼうぜ」「わりぃ。今日カテキョ」毎週水曜と金曜に、家庭教師がやってくる。意思に背いて何かを全うしようとするのは、僕にとっては絶望でしかない。憂鬱な出来事は、度々僕の進む足を重くさせた。「一馬!」気がつくと稲荷川さしかかっていた。深い緑の川からは、いつもと違う香りが漂う。僕は声に止まった。このまま振り向いたら、激しい鼓動に負けて、僕の心臓は止まるに近いほどだった。「今日カ
武津ほずみ さん作 [94] -
desteny??
淳が、彼女とタクシーに乗り、私の前から立ち去った後、私は、足取り重く、淳から預かった鍵の束を握り締め、駅の方へ向かった。「行かないで!!私の傍に居てよ。別れた彼女なんて、構わないで、一緒に居て!!」そう言えたら良かった―\rどうして、止めなかったんだろう―\r淳は、家に帰って来るだろうか―\rその事が、頭を余切り、無意識に歩いて居た。彼女は、淳が、いつか自分の元に帰って来る。と言った。その自信は
meeco さん作 [244] -
恋の天秤座〜女優に恋した夏〜5
きいこ「どうして゛゛貴方はいつもいつも私を一人にして行ってしまうの゛゛!!」 「……」きいこ「…リ゛理由ぐらい。。理由位こっち見て言いなさいよ。。」「…ごめん。。……」遠くからバスが見え…近付いてくる。 「俺…行くね…。頑張ってな……大好きだった。。。さよなら……」きいこ「マッ…ゥウ゛゛どうしてよ゛゛何で最後までェェ゛゛優しくするの…笹原拓那……」うう゛゛゛きいこ うう゛悲しすぎるぞきいこ!
うりぼう さん作 [500] -
どうしても好き
神様想うだけなら許されますか?私には好きな人がいるでもその人には好きな人がいる正確に言えば彼女がいるもお後には引き返すことはできないあなたのかなしげなその瞳が私の目をあなたの瞳からそらさせてくれないあなたの優しい声が私の耳をあなたの声へと傾けるあなたの爪が綺麗に切られた指の長い手に撫でられた頭が熱を持つ心から愛していますあなたをどうやっても好きですだから神様私を許して黙って一生愛すから…
ゆうき さん作 [655] -
幼なじみ5
その日以来、またいつもの時間帯に戻ったため、勇を見かけることはなくなった。それから2ヵ月後、夜にいきなり勇から着信がきた。『もしもし、花?』「どしたの?いきなり。」『明日のバスケの練習試合、お前んとこの高校らしい。』「へー!来るんだ?」『おー、……まー、そんだけだ。』「頑張れ〜」『いやいや、試合観に来いよ。』「暇だったら行くよ。」『どーせ暇だろ』翌日。勇の言うとおり、暇だったので学校へ試合を見に
フラン子 さん作 [422] -
幼なじみ4
「花、携帯番号教えろよ」勇がいきなり言った。「は?勇、私に用事ないじゃん。意味ある?」「お前なー…」「勇、彼女いないの?」「この前別れた。」「?!」勇に彼女がいたことが結構ショックだった。「さ、さようでございますか。」「花は?」いるわけないのに聞かれると強がって「好きな人ならいる」と言った。実際そんな人いない。「へー、どんな奴?」「へ?!…えーと、最近好きになったからあんまりわかんないかな。あは
フラン子 さん作 [413] -
負けない
今の彼氏と出会って3年…付き合い始まったのは最近…私には知的障害がある彼氏には身体障害がある私は片方の耳が聞こえない生活と言葉があんまり出ない生活をしてる彼氏は両手を合わせて3本の指の生活と片足の無い生活をしてる2人で1人の体社会で冷たい目で見られるかも知れないけど2人で乗り越えられるそう信じて毎日生きています
蒼空 さん作 [135] -
幼なじみ3
「じゃーな。気つけて。」勇はあっけらかんとした表情でそう言うと、左手を少し上げて反対のホームへ行ってしまった。「何なのアイツ。自分だけ大人ぶっちゃって。」私はホームへ出て、反対ホームで電車を待つ勇に向かって叫んだ。「アホ勇!」叫んだ瞬間、勇の顔が鬼のようになったが、間に電車が着たので飛び乗って逃げた。「また遭うこともなかろう……。」その日の朝、当たり前だが遅刻して、先生に『バツとして明日は校門で
フラン子 さん作 [415] -
幼なじみ2
勇とは幼稚園から小学校まで同じで、親同士が仲良しだ。中学は勇が私立に、私が市立に進学したため、家は近所だが、全く顔を合わせなくなっていた。今は二人とも高校2年生だ。勇は中学からエレベーター式の同じ私立の高校らしい。私は公立の高校だ。勇の高校と私の高校は駅を挟んで反対方向になる。いつも同じ駅を使っていたのに、時間帯が違うらしく、遭うこともなかった。「勇、そのデカいスポーツバック何?」「あー。バスケ
フラン子 さん作 [420] -
幼なじみ1
「痛ッ!!」今日は朝からツイてない。目覚ましが壊れて寝坊してしまい、駅に向かって全速力で走っている私。後ろから追い抜きざまに思い切り大きなスポーツバックをぶつけられた。スポーツバックを持った奴は走るのをやめ、こちらに振り向いた。「すいません。急いでて……、って、あれ?見覚えある顔ですね?」私は痛い腕をさすりながら、スポーツバック野郎の顔を見た。「…あ……勇ちゃん?」私がそう聞くと、「久しぶり。」
フラン子 さん作 [437]