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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • セピアカラー(4)

    ・マラソン大会も無事終わり、バレンタインデーが近づいてきた。去年は義理チョコをクラスの女子二人からもらった。佑人なんかは毎年十個程もらっている。モテない原田達は“バレンタインデーなんてお菓子屋の陰謀だ”なんてひがみを言っている。多分、今年は小学校最後の年だから女子の皆も本命にしかあげないだろう。かと言って本命でくれそうな娘の確率も少ないから、まず今年はもらえないと考えて間違いないだろう。・その日
    優風 さん作 [746]
  • セピアカラー(3)

    ・僕達の学校は一学年一クラスで、クラスメイトは全部で三十五名いた。そして、二月にはマラソン大会が決まってある月でもあった。「あぁ、だるいよなぁ。なんで四キロも走らなきゃならんのかね」四時間目の体育の授業が終わって原田が言った。確かに四キロはしんどい。僕は十七名中、九位で原田は十三位だった。マラソン大会は毎年、二月の最初の土曜日と決まっていて後、三日と迫っていた。・昼休みが終わると僕達は掃除を行う
    優風 さん作 [753]
  • セピアカラー(2)

    ・「先生が来たぞ」誰かがそう言うと席を離れていた者も自分の席に着いた。最後の授業も終えて生徒達は嬉々してた。それから三十代前半の女性教師が教室に入って来た。そして、その日の日直二人が前に出て“帰りの会”が始まった。・その日の“帰りの会”は何事もなく順調に進み最後の先生の話しになった。「皆が卒業するまで後、二ヶ月を切りました。そこで先生から提案があります。提案と言うのは卒業アルバムに載せる写真の一
    優風 さん作 [766]
  • 一人じゃない★

    刹那はずっと洞窟に閉じこめられていた 家族も親友も触れることすべて失った みんなから家族からも怪物、化け物と言われていた だからずっと刹那は一人ぼっちで泣いていた そしてついに洞窟に閉じこめられていた13年かんも 何も食べないで何も飲まないで 雷が鳴った 刹那にはもう恐怖なんて無い 涙なんて無い だからずっと目を開けながら寝ていた 雷が激しく鳴った その時 雷が洞窟に落ちた 「ドッカーン
    はりー? さん作 [122]
  • セピアカラー(1)

    ・「あっ、くそまた間違えた」僕はパソコンの前で苛立っていた。勤務時間はとっくに終了しているのに残業のせいでアフター“5”の時間もない。一日の就労時間八時間と労働基準法で決まっているが残業代を会社が支払えば意味がなくなる。・入社して三年半が過ぎようとしていた。定時に帰宅できたのは最初の三ヶ月間だけでほぼこんな感じだ。大手の企業なら定時にきちんと帰宅できるだろうが子会社はそうはいかない。おかげ様で休
    優風 さん作 [654]
  • 秘密基地?

    「もう、終わる?」後ろから朋哉の声がした振り替えるとキッチンの入り口に朋哉が立っていた「ビックリしたぁ!もう少しだから、向こうで待ってて」そういった優里亜を再びイヴ・サンローランの香りが包み込んだ「もう待てねぇよ。どれだけ待ったと思ってんだよ?」それは優里亜も一緒だ朋哉に会えるこの日をどんなに待ちわびたことか「私だって会いたかっ…」そう振り返った優里亜の唇を朋哉の唇がふさいだ「…んんっ」朋哉のキ
    莉緒 さん作 [117]
  • 笑いの天使

    人物仁恵(20才の大学生)森野雅志(25才の芸人。)これは、一人の芸人と、お笑いとは無縁だった女性が出会い、共に歩むストーリーである。第一話 きっかけその日も、いつもの日が終わろうとしていた。講義も終わったので、仁恵はあわてて帰り支度を済ませ、今帰ろうとしていた。彼女の家の門限は5時で、当然サークル活動も許されない。急いで帰ろうとすると、聞き覚えのある声で呼びとめられた。「仁恵〜、もう帰っちゃう
    蔵本幸 さん作 [327]
  • ライオンの恋 その4(完)

    しずか先生を待たせて友を呼ぶ。心配で苦しくなったが友の意向を汲んで側を離れた。戻った時、友は少し淋しげな顔をしていたが、いつもと同じように振り向いて「ありがとう、友よ」と言った。友の首をそっと撫で言う。「帰ろうか」「ああ、帰ろう」友との短い旅はこうして終わった
    α さん作 [960]
  • ライオンの恋 その3

    ケータイで検索した近在の小学校の中から、件の日付に友の元への遠足が決行されたところがないかホームページを調べる。行事関連は保護者向けに掲示されていたりするものだ。割と最近のことなのですぐに見つけられた。「あったよ。緑小だって」「いつ見ても不思議な道具だな。」「そうかい?」友と歩く。緑小は現在授業中のようで外からは静かに見えた。「さて、どうしようか。迂闊に入ると不審者扱いでサスマタの餌食だし...
    α さん作 [573]
  • ライオンの恋 その2

    「そうだった...」友は俯きひどく沈痛な声で話した。「俺にはこの檻を越えてあの子に会いにゆくことも、ましてこの胸を締め付ける思いを打ち明けることもできはしないのだった...」友の嘆きを見ていることが辛かった。だから、「友よ、俺に手を貸してはくれまいか?」そう頼られて当然の如く頷けたことをひそかに誇りに思う。「ではまず変装しなければ...」ハサミを取り出して弾力の素晴らしいたてがみに手をのばすと友
    α さん作 [466]
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