携帯小説!(PC版)

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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • いつかまた〜67〜

    走りながら響の姿を探す。すると、丁度、門を出ようとする響を見つけた。「響!」声をかけたけど、響は振り返る事も、立ち止まる事もしない。「待てって!」それでも止まらない。「お前!ちさの笑顔が好きだって言ったじゃねぇかよ!」そのお前が、なんで泣かしてんだよ…!ピタッ…と、響の足が止まった。そして僕の方を見た。そして…「お前も同じだったんじゃないのか?」……同じ…?「ちさは、誰のものでなくていいって」「
    友愛数 さん作 [130]
  • いつかまた〜66〜

    そこにあった光景とは。手を掴まれ、壁に押し付けられたちさの顔に、唇が触れそうなくらい近付いた響がいた。「響ッ!!!!!」叫んだ僕に、響は振り返った。そして、ちさの手を放し、教室を出て行った。「待てよ!」 響は止まらなかった。とにかく、今はちさが心配だ。ちさは、床に脱力したように座り込んでた。肩に手をかけ、「…大丈夫?」声をかけると、コクン…と、頷いた。その目には、うっすらと涙が浮かんでいた。僕は
    友愛数 さん作 [122]
  • 永遠に愛しい・・41

    パンパン、と手をはたき手についた土を払い落とすと「ありがとう」そう言って、オレの手を握り、立ち上がった立ち上がった後もしばらく手を握ったままの二人その光景に、なんだか急に恥ずかしくなったオレは不意に手を離した恥ずかしさと照れ臭さで自分の顔が熱くなっているのがよくわかったオレは、きっと真っ赤になっているであろう顔を気付かれる事はないこの暗闇に助かったーそんなふうに考えながらまだ心臓のドキドキはおさ
    しゅーり さん作 [334]
  • June 物語

    『6月27日』また今年も何事もなく過ぎていった…まだなのか、いつになったら私の罪は拭い去られるのですか!?たくさん過ちを犯してきた。神は私にサタンの下部になるよう伝えにきたのかもしれない。
    今城和 紫香 さん作 [104]
  • 迷想

    「じゃぁウチ、家ここだから。」自分の家を指差しながら、私はそう言う。「マジで!?近っ!!」今木さんが驚いた表情で言う。無理も無い。なんたって中学校から私の家までたったの徒歩五分ぐらいなのだから。「と言う事でじゃぁね。」そう言い、私は逃げる様に家の中に入って行く。私の家は五階建ての二階に住んで居る。「ただいま。」家のドアを開け、私は疲れた様な声を上げる。「お帰り。」リビングから母の声がする。「だぁ
    コトミ さん作 [150]
  • ラブレター 〜第5話〜

    ときめき ? 「返事?そんなの書けないだろう。誰に対して書けばいいんだよ!」 「それもそうだね」 「でも、ズルいぞ!お前は誰か知っていて、俺だけが知らないなんて、おかしいだろう!」 「分かったよ。そう言っておくから」 雪子は、気まずくなって、教室へ走って行った。 「お早う!」 俊章は、雪子より少し遅れて教室へ入った。 「おぉ、俊。これを見てくれ!」 工藤は、昨日より一回りも二回りも大きな、アルミ
    内田俊章 さん作 [608]
  • 愛した人は人のもの??

    カズマはゆっくりと話し始める… 『赤井さん、落ち着いて聞いて。木村さん韓国へは行ってないんだ…半年くらい前に一度会社で倒れたんだ。それで精密検査をして後日入院する事になって…』私は有り得ないくらい動揺していた… 「……なんの病気なの?」『慢性骨髄性白血病…』 どうしてこんなことになるの? どうしてまたきむが苦しむの?もう充分罰は受けたよ… なのになんでまた…私のせい… 私のせいなんだ… また私が
    MOE さん作 [299]
  • いつかまた〜65〜

    ちさが、なんて答えるのか聞きたかったのかもしれない。響が、何を話そうとしてるのかも、知りたかった。僕は、そのままちさの言葉を待った。「え?……えっ…と……」そういう話が苦手そうなちさは、即答できないでいた。でも無言で待つ響に、流す事ができなそうだった。「……好きだって言われてから…私にとって、トーマがどんな存在だったのかな…って…考えるようになって……それで…」口ごもりながら、ぽつり、ぽつりと話
    友愛数 さん作 [143]
  • いつかまた〜64〜

    放課後、先生の所へ提出物を届けた後、僕はPC室へと向かった。帰宅する生徒達と、次々にすれ違う。PC室の近くに差し掛かった時…教室の中から話声が聞こえてきた。その声の主が、響とちさだという事にはすぐに分かった。なぜなら、最初に聞こえた響の言葉が、こうだったからだ。「なんでトーマを好きだと思ったの?」僕は、ドアの前で立ち止まった。
    友愛数 さん作 [155]
  • ソーダ水 2

    昼休み。 この日はまだ6月だというのにとても蒸し暑かった。 「萌衣ー、生きてるー?」 「うん、生きてる。」 「あ、そぉ?ザンネン。」 「ぅわ、ひどいー。」 「「あははははは。」」 緑川萌衣、中1 白井うさぎ、中1 ちなみに私は緑川萌衣 今思えば、きっかけはささいなことなんだなって思う。 でもその時は、あ、ここがきっかけだな、ってわかるはずがない。 だけどそれがいいんだって思う。 だって
    きみお さん作 [221]
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