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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • サルの巣「出会うまで」

    大学を卒業し、その会社に入社したばかりの私は、誰より先に電話をとる事に集中していた。世間を知らず、自分を知らず、半端なプライドと理想を持って社会人になったから、今となっては向いてないとわかる仕事でも、自分はやればできると信じて疑わなかった。やる気にみちあふれていた。電話が鳴り、ワンコールで受話器をとる。受話器の向こうから聞こえる、低いハスキーな声。…私好み。会社名を名乗らない。自分の名を告げてき
    サル さん作 [122]
  • AS SHE LIKES1

    少女は14才だった。部活の試合が終わった後帰りの電車の中女友達を通じて告白した。 相手は同じバスケ部の男子。一応はレギュラーで、ルックスはまあまあ。結構まじめっぽい。口数も少なめ。 彼は座席で脚を組み、こぶしの上にあごをのせ、ロダンの作品と化していた。 他の部員たちはそれぞれの話題に談笑しあいながら電車にゆられていた。 一時間弱で彼らの目的の駅に着いた。 「『いいよっ!。』て言っといて
    FUHITOS さん作 [215]
  • いつかまた〜55〜

    おそるおそる、ちさの小さな肩に手を置いた。「…ホントに?」「…………うん」「俺、ちさの事、抱き締めてもいいの?」「………うん」ゆっくりと、ちさの肩から背中へ腕を伸ばす。「本気にするよ?」「……うん」ちさを抱き締める。「嘘だって言っても、俺、もう止まらないけど…」「うん」ちさが僕の背中に腕を回す。僕は、強く、ちさを抱き締めた。
    友愛数 さん作 [165]
  • いつかまた〜54〜

    今、なんて…?好きって言った…?それはつまりちさが………僕を…?ウソだろ…こんな展開、ある訳ない。頭の中が、軽く、いや、かなりのパニック状態になった。宙に浮いた両手をどうする事もできなくて、固まったままになっていた僕は、ちさを見下ろした。ちさは、小さく震えていた。これは…夢?
    友愛数 さん作 [141]
  • いつかまた〜53〜

    立ち上がって、少ししてちさが振り返った。「……?」どした?少し微笑んで、首をかしげた僕に、ちさも少し微笑んだ。そして、「トーマ」手を広げた。え……?え?え!?なんだこれ?分からないけど、僕も滑り下りた。ちさと向かい合い、ちさが広げた手の意味を、頭フル回転で考えた。これって…?分からないまま、どうもできないでいた僕の胸に、ちさが、コツン、とおでこをあててきて、服の裾を両手でキュッと握った。何が起こ
    友愛数 さん作 [128]
  • いつかまた〜52〜

    「え?あぁ、うん。行こっか」そうして、今度は手を繋がずに、公園へと向かった。そこは、砂場とすべり台だけがある、シンプルな町の公園。「もうちょっと、話しよっか」ちさが言った。なんだか嬉しかった。ちさも、僕ともう少し一緒に居たいって、思ってくれた…?…はは。んな事ないか。単なる自惚れだ。「こんな近くにあるのに、来た事なかったな」辺りを見渡してから、ちさはすべり台に上がって行った。僕も、キャリーカーを
    友愛数 さん作 [124]
  • いつかまた〜51〜

    ガラガラガラガラガラ…キャリーカーの音が、今は心地良かった。心臓の音をかき消してくれる。ちさの表情が気になるけど、恥ずかしくて、ちさの顔が見れない。手から伝わる温もりだけを感じながら、ちさの家に1歩1歩近付いていく。着かないでくれそんな願い虚しく、ちさの家に着いてしまった。「…………」「…………」放さなきゃ…でも、もう少しこのままでいたい。はっ!俺、めっちゃ欲張ってねぇ?ちさ、困ってるんじゃ…僕
    友愛数 さん作 [138]
  • ありがとう

    まったく知らなかった。 ただ君、いつものように話すから、知る術がなかった。 でも、解ったんだ。僕の気付かないように笑顔でいてくれたことに。 あの時「好き」の告白に僕は、ただ「ありがとう」としか言えなかったけど、本当に心から思うよ。「ありがとう」
    キャロルの秘密 さん作 [628]
  • keep your smile 24

    「親御さんは何と?」「勝手にしろと…」放課後の職員室で担任の白川が目を白黒させながら、拓人の退学届けを手にしていた。「と、とりあえず、今度親御さんに学校にお越しいただいて3人で話そう…。早まらないで…」「来ないと思いますので、手続きして下さい」「しかし…」担任の白川は拓人の突然の申し出に困惑していた。「やりたい事というのは…」「それは…」しばらく拓人と白川の問答が続いていた。
    ピーチピンク さん作 [170]
  • AS SHE LIKES

    少女は14才だった。部活の試合が終わった後帰りの電車の中女友達を通じて告白した。 相手は同じバスケ部の男子。一応はレギュラーで、ルックスはまあまあ。結構まじめっぽい。口数も少なめ。 彼は座席で脚を組み、こぶしの上にあごをのせ、ロダンの作品と化していた。 他の部員たちはそれぞれの話題に談笑しあいながら電車にゆられていた。 一時間弱で彼らの目的の駅に着いた。 「『いいよっ!。』て言っといて
    FUHITOS さん作 [173]
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