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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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真実 21
その頃亜子は心配していた。途中事故か何かあったのか…そう言えば年末に差しかかってる今、疲れた顔してたな…。時刻は午前4時を越えようとしている。 向こうに戻るなら、そう言っていくはずだし…。 朝になるのを待って思いつく、消防局や警察署に問い合わせをしてみたが、事故の連絡や関連するような話は無かった。 携帯も繋がるはずもなく、神経が痛い程の心配をしながら時間だけが過ぎていく。連絡もせず、どうこうす
彰子 さん作 [383] -
ねぇ…大好きなのに。
電話越しに聞こえる春樹の声。私と春樹が逢う様になってから一ヶ月位経っていた。私は、毎日春樹の声を聞く度に嬉しくなり、幸せな気持ちになっていた。でも、その電話は春樹が私に別れを告げる最後の電話だった。「もう、逢うのやめよっか?」春樹はそう言った。そんな言葉を口に出来た春樹の気持ちは、きっと私より軽かったと、そう思った。「いいよ」私には平気な振りをする癖があった。春樹に伝えたい気持ちも、言葉も沢山あ
春樹 さん作 [572] -
双子の愛
「諦めて下さい徹さん、逃がす気はありませんから」「だあぁ、はなしやがれ恵梨?」「嫌です」「わがまま娘」「なら放してあげてもいいですよ」「マジで、サンキュー」「ただし?一つだけ条件があります」「なっ?勝手に捕まえておいて、で、条件てなんだよ」「そのなんといいますか、とても言いにくいのですが、私と付き合って下さい?」「やだ、死んでもやだ絶対にやだ、激しく拒否する」ガーン「ひどい、なにもそこまでいわな
?ラッキー さん作 [434] -
君のいた景色 第1話
全ての人間が幸せになれるとは限らない… 全ての人間がいつもと同じ毎日をおくれるとは限らない…秋良「やっべぇ、遅刻だ」秋良「おふくろ!何で起こしてくんねぇんだよ!」晴海「ちゃんと起こしたじゃない!あと10分って言ったのは誰?」 この人が俺の母親。親父は物心ついた頃にはいなかった。聞いた話しだと事故にあって亡くなったらしい秋良「マ、マジで?」晴海「マジで遅刻しちゃうから早く食べなさい」秋良「あぁ!
裕 さん作 [196] -
いつかまた〜24〜
「来たよー」 ちさの家に着いた。ちさと智は、大体のイメージが出来上がってきたみたいだ。「猫、にする事にしたよ」「猫?」 「うん、この間から、あの猫ちゃんが近くにいたから、みんなのイメージを猫にして。素材と表情は私と智が。梨玖ちゃんには衣装と背景をお願いしようと思って」「オッケー」「それを俺と恋歌と響で動かす、て訳か」「うん!」「じゃあ、ストーリーを相談しながら作っていきますか!」そうこうしてたら
友愛数 さん作 [162] -
孤高のプライド
「遅かったなリュウ」「悪いな水谷、彼女なかなかおきなかったもんでな」ザワザワえっ?リュウに彼女がいるらしいぞ。嘘だ〜、あんなやつに彼女なんかできるわけないよ。「うるさいぞ授業中だぞ静かにしろ?」「はい、すみません先生」「わかればいい」キンコンカンコーン「今日はここまで」「一緒にかいろうぜリュウ」「はぁ、おまえはホントに物好きな奴だよ」「えっ、なんで?」「俺はこの学校一の嫌われもんだぜ、なのにおま
$ラッキー さん作 [412] -
いつかまた〜23〜
ちさの家に向かう道中、恋歌が、「戦利品、欲しいな〜。あたし色々買っていくから、先行ってて?」「分かった。あ、酒はやめろよ?」「そのくらい分かってるよ!話し合いできないじゃん」いつものスーパーへ向かう恋歌と離れ、梨玖と歩く。なんとなく、疑問に思っていた事を聞いてみた。「あのさ、梨玖と智って、なんで付き合わねぇの?お互い、好きなんでしょ?」やっぱりそうきたか、みたいな表情で梨玖が答えた。「あ〜…そう
友愛数 さん作 [152] -
いつかまた〜22〜
「それなら…」ちさが再び口を開いた。「私達の事をやらない?」???「どういう事?」「私達が出会ってから、今までの事…。残しておきたいなって思って」みんなが、ちさの次の言葉を待つ。「私、それぞれのイメージに合ったものを作るよ。素材も表情も。智、智もできるよね」「あ、うん」 「そこに、梨玖ちゃんが手を加えて、そして恋歌と響とトーマが命を吹き込んで…」「ちょい長編?ドラマができるね」「素朴だけど、想い
友愛数 さん作 [145] -
いつかまた〜21〜
上映が終わり、辺りが明るくなった時、ため息にも聞こえるざわめきが教室に漏れた。「時間はまだあるからな。他のみんなも、随時策を練って作りあげていってくれ。卒業課題の時期には完成させるように」「こりゃ、早いうちに構想練った方がいいね。今の時間に何やるか決めちゃって、準備に入った方が良さそう」「今日、集まる?みんな都合は?」響以外はOKという事で、今日はちさの家に集まる事にした。さて、どんなものにしよ
友愛数 さん作 [155] -
いつかまた〜20〜
月曜日。今日は1現目から合同授業の日。いつも道中で会うはずのちさと会わなかった。「おはよ〜」既に席についていた僕と恋歌、響の所に、梨玖と智がやってきた。「おはよ!ね、ちさ、見掛けなかった?」恋歌の問いに、智が「いたよ。なんか猫と話してたけど」あの猫?「多分、そのうち来るよ」そうこうしてたら、息をきらしたちさが入ってきた。「お…おはよう…!」たった2日ぶりなのに、すげぇ長い間会わなかったような感覚
友愛数 さん作 [156]