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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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いつかまた〜19〜
その夜、ちさからメールが届いた。【今日はありがとう。トーマに風邪がうつっていないか心配です。バイトも、遅らせてしまってごめんなさい】もう人気も少なくなってきた叔父さんのバーで、そのメールを受け取った僕は、【心配しなくていいよ。おかゆ、食べられた?ゆっくり休んで。おやすみ】と送り返した。しばらくして、【ありがとう。おかゆ、食べたよ。プリンも。早く元気になって、みんなに会いたい。おやすみ、トーマ。本
友愛数 さん作 [159] -
・・・。
私は、「身代わり」なんか求めてない。私は、アナタがいいの・・・アナタぢゃなきゃダメなの。元カノの所になんか行かないでよ・・・。ずっと傍に居て守ってくれるって言ったじゃん...ウソつき。信じてたのに。『いつか戻ってくるから、待ってて』いつか戻って来てくれるの??それとも....この言葉もウソ??
゚+。 あい 。+゚ さん作 [223] -
真実 19
淳が新しく借りた部屋の鍵は美佐が合鍵を作り、彼のいない時間を狙って、管理していた。電話、テレビと至るところに盗聴器を仕掛け、いつでも部屋であった事を盗聴できるようにしてあったはずだった。 が、着替えは適当に洗濯機に入ってるものの、何かが足りない気がした。 淳は亜子の新しい家で一緒に寝起きをしていた。 まだちゃんと離婚問題が片付いていない今、平日以外は話を進める為と、子供の為に美佐の元へ帰ってい
彰子 さん作 [321] -
10の壁
彼と私には10という隔たりがあった。それは、歳のことでもあるし、身長差でもあるし、当時の収入を比較した数字でもあった。その全てにおいて、私は彼を上回っていた。10月01日生まれである私は、01月10日生まれである彼から、プロポーズを受けた。それは付き合って、10ヶ月たった日のことだった。この10という数字を、縁と見るか、隔たりと見るかは人それぞれだと思う。私は…当時の私は隔たりだと感じた。だから
のすけ さん作 [363] -
keep your smile 20
拓人がゲーセンを後にし、自宅に戻ったのは9時過ぎだった。玄関のドアを開け、靴を脱いでると、リビングから継母が、お酒の入ったコップを手にして玄関の拓人のところに来た。「あら〜、今日はどちらで暇つぶし〜?」すでに泥酔になりかかっているのか口調が酔っ払いの口調だった。継母の口から発せられた酒臭い息が拓人の鼻を直撃し、拓人は嫌悪感で顔を歪めた。拓人は無視して、自室に行こうとするとヒステリックに引き留めた
ピーチピンク さん作 [222] -
人斬りの花 8
2-3 椿『お侍さん。』 女は短刀に手をかけたまま動かない抄司郎に声をかけた。『私を斬るのですか?』抄司郎は黙り込んだ。女の澄んだ視線が痛い。『斬るならば早く。じきに追っ手が来てしまいます。』と,女は抱えていた刀を抄司郎に渡した。死を恐れていないのか,顔色を何一つ変えない。『見つけたぞ!!人斬り野郎!』その時,堤の向こう側から数名の追っ手が現れたと思ったら,抄司郎と女は辺りを敵に囲まれた。『京右
沖田 穂波 さん作 [434] -
人斬りの花 7
2-2 椿抄司郎の時が止まった。女は落ちた刀を拾い上げ付いた血を丁寧に拭き取っている[可哀想な人。]女のこの言葉が何度も思い出された。― 自分は可哀想な人間なのだろうか?こんな事は,今まで考えたこともなかった。あまりに難しい問題に悩まされそうだ。『おい,そこに居るのは誰だ!?』京右衛門の仲間らしき人物の声で,抄司郎はやっと我に返った。『人斬りだ!!お前達,出はえ!!出はえ!!』絶命している京右衛
沖田 穂波 さん作 [435] -
汚染 151
いくら求めても満ち足りる事はないだからこうして貴方といる職場から車で帰るから送るよと言ってくれた日貴方と一緒に行った家の近くの公園に行った少し前一人で泣いていたこの場所また貴方と来れる日が来るとは思わなかったやっぱり貴方とがいい見える景色もこんなに綺麗に映る少しは消えたはずだった傷が甦る『あの電話があった日に此処に一人で来た』そう貴方に告げた貴方はただ黙って頷いて私の頭に手を乗せた『一人で泣いて
ふく さん作 [255] -
School Life 〜中学の告白〜33
次の日の放課後。(加藤に返信しなきゃ。)昨日は寝てしまって返信出来なかった。[久しぶり!登録しておくね。]最近は鈴もからかわれることが少なくなり、落ち着いてきた。と考えているとバイブが鳴る。[おう!久しぶり♪でさぁ…]そこからゲームの話が続いた。[そういえば弘瀬って彼氏いるんだよね?](またその話か…。)鈴は呆れかえっていた。[そうだよ。]と短く返信をする。[ごめん怒った?弘瀬からかわれるの嫌い
詩音 さん作 [273] -
School Life 〜中学の告白〜32
次の日の休み時間。(…はぁ。ありえない。)今日は席替えの日。いつものように先生が決めようとしたのだが、「たまには好きな人同士が良いです!」と咲希が提案したため、自由に決めることになってしまった。鈴の席は位置は後ろから2番目と決して悪くはないのだが、後ろが柚希であった。「鈴。これどうやって解くの?」前は咲希。「これをxと仮定して…」この組み合わせは落ち着かない。それに昨日のこともあり、柚希のことで
詩音 さん作 [233]