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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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根っこ3
周りの人達のおかげで翔吾はまた新たに道を歩み始めた。 元々人と話すのが好きなタイプなのでもう一度接客のバイトに戻ろうと思いネットで検索してみた。しかし、翔吾の思い描くバイトとは違うものばかりが引っかかった。そこで、翔吾は直接好みの店のホームページを探してバイト募集中かどうか書いていなくても電話しちゃえばいいやと思って、あるバーを見つけ出した。電話をかけてみると、「バイトの応募したいんですけ
NAKAMU-RA さん作 [248] -
君の行方さえ知らずに
何も言えずに見送った背中に涙で震えたさよならが消えない。 君が出て行った、この部屋の隅に無造作に転がった、思い出に微笑む。 目を閉じても君が、まだ浮かぶ訳は、どこかにまだ、愛しさがあるのだろうか。 忘れることの方が、辛いとわかったけれど、君の行方さえ知らずに、言えなかった一言が溜め息に変わって行く。 君と出会えた、あの季節のことを今更になって、大切に思った。 解り合えた、あの頃が嘘のように、
キャロルの秘密 さん作 [617] -
本当は
今日もまたあいつからのメールはない。といっても俺があいつからのメールに返信してないからだけど。前のあいつは俺からの返信がないとすごく不安になるみたいで、何度もメールしてきた。だけど今は違う。あれから一度も送ってこない。俺に彼女ができてあいつは離れていった。だけど、その彼女ともすぐに別れ、一人になったとき、あいつから誕生日を祝うメールが届いた。それから少しずつメールをするようになった。あいつは変わ
えり さん作 [204] -
永遠に愛しい・・38
それにしても非常階段に溜まってる女連中でさえさずかに夜の十時ともなると親がうるさいため中々そんな時間に外に出る事など出来ないというのに晶の家は、そんな時間に外に出ても大丈夫なのかな親は何も言わないのかなオレは、そんな晶の家庭環境が気になったそう考えるとオレは晶の色々な事が気になってばかりいる昨日までは、仁先輩とはどういう関係なのかと気になってたしどうしてオレ以外の奴とは話さないのかとか朝、遅刻す
しゅーり さん作 [367] -
すれ違った2人
僕はあるファーストフードでアルバイトをしている矢崎裕。生まれてこの方恋愛には縁がなくもう大学生になってしまった。そんな僕だけど好きな人はいる。彼女の名前は、幸田恵。彼女は、僕の2つ年下で少し落ち着いた女の子。アルバイト先では、僕よりも1年先輩で、彼女はカウンター僕は厨房担当。ほとんど話すことは無かった。しいて話すとしたら「ビッグバーガーお時間でーす。」ぐらい・・・そして、物静かな彼女は、優しい柔
間崎裕幸 さん作 [127] -
School Life 〜中学の告白〜31
「あのさ、弘瀬。」「ん?」鈴は短く答える。「付き合って。」(えぇ!?)鈴は心中で驚く。(ここで断ったらクラスでも気まずくなるしな…。)「駄目…かな?」(うっ…。)柚希はそんなつもりではないのだろうが、その言葉は優柔不断な鈴に突き刺さる。「良い…よ。」そして承諾してしまった。「本当に!?気使わなくて良いんだよ!?」(分かってるよ。わかってるけど…。あたしって何でこういう性格なんだろう。)隣では柚希
詩音 さん作 [329] -
School Life 〜中学の告白〜30
そして閉園時間10分前。鈴たちはもう遊園地を出ていたのだが、解散はしていなかった。柚希がいじられまくっていたからだ。(早く帰りたいのに。)と思う鈴は恵里子と咲希と話していた。「あのさぁ…あたしそろそろ帰りたいんだけど。」本音を言う鈴。「じゃあとりあえず駅まで行っちゃいましょうか!」咲希は何か思い付いたかのように言う。駅まで行くと、「鈴どっち方面?」恵里子が咲希に言わされている。鈴は女子とは全員反
詩音 さん作 [269] -
いつかまた〜18〜
8時を回った頃だろうか。ちさが目を覚ました。「……トーマ…?」「起きた?」「うん…。どうしたの?恋歌ちゃん達と帰ったんじゃ…」「忘れ物してさ。戻ったらお前、鍵かけずに寝ちゃってるから…。起きるまでは居ようと思ってさ。あ、これ読ませてもらってる」本棚にあったエッセイ。【大切な人。伝えたい言葉】ちさらしい。「バイトは?休んだの?」「いや、遅れて行くって連絡したよ。おじさんも今日は大丈夫だって」バーを
友愛数 さん作 [246] -
いつかまた〜17〜
ドアを前にして、一瞬ためらった。インターホンを鳴らして、起こしていいものか…。とりあえず、ノブに手をかけた。ガチャ。ドアは開いた。「ちさ?」呼びかけるも、応答はない。テーブルには、僕が置き忘れた携帯と鍵があった。部屋に入り、それを手に取りながらちさを見ると、すぅすぅと寝息をたてながら、ちさは眠っていた。僕は少し考え、携帯を開いた。トゥルルルル、トゥルルルル… 「あ、おじさん?悪いんだけど、ちょっ
友愛数 さん作 [205] -
いつかまた〜16〜
ちさの家を後にした僕らは、駅に向かって歩き出した。「響、ちさん所に行ってたんだね」「ん〜心配だったんだろね〜。でも、病院連れてってくれて良かったよ、脱水症状は怖いからね」…なんだ?なんか胸の奥がモヤモヤする。なんだこれ?…………。分かんねぇ。考えるのよそう。今、何時だろ?ジーパンのポケットに手を伸ばした時 「あっ!」テーブルの上に、携帯と鍵を置いたままなのを思い出した。「ん?どうしたの、トーマ」
友愛数 さん作 [199]