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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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いつかまた〜15〜
「できた!ちさ、ここ置いとくから、食べられる時に食べるんだよ」「ありがとう、恋歌ちゃん、梨玖ちゃん」結局、俺はそこに居るしかできなかったな… 「じゃあ、そろそろ行くね。ちょっとしか居てあげられなくてごめんねぇ…」そう言う恋歌に、「ううん、嬉しかったよ。ありがとう。うつしちゃいけないし、みんなこれからバイトでしょ?おかゆ、ちゃんと食べて元気になるから」起き上がって見送ろうとするちさに、「そのままで
友愛数 さん作 [219] -
愛しても
愛しても彼は愛してくれていないと…私はそう思った。けど、また独りになるの恐くて、離れられずにいた…。彼の温もりとか優しさが前まで当たり前のように思えていたのも。今は何もない。終わりが恐くて。いつか離れていくのが恐くて。知らないうちに涙が出た…。私には彼しかいないのにって…。気付いてほしくても、願いは届かない。愛しても。無駄なのかも。それだけでいぃ。愛しても。
なまり さん作 [420] -
RAINBOW SNOW2〜橙〜
結婚5年 子供はいないから割と自由にやっている。お互い仕事を持っていてあまり干渉はしない。冷めてるわけじゃなく信頼関係が成り立っていてよき理解者であり相談相手でありパートナーである。休みを合わせて旅行もしたりするし寝室は勿論一緒。周りから見ても仲の良い夫婦である。お互いを尊重し信頼しているから些細な喧嘩や衝突は起きないし特に不満はない。旦那を表す色は「橙」穏やかに暖かく見守ってくれているから。た
KEI さん作 [110] -
RAINBOW SNOW1〜赤〜
「RAINBOW SNOW1〜赤〜」ピピピピッ...静まりかえった寝室に響く携帯のアラーム。今日も1日が始まる。ゆっくり起き上がり隣を見ると旦那はまだ寝ている。結婚5年子供はいない。キッチンへ珈琲を煎れにいくとメール着信が鳴る。イルミネーションが赤色に光る。優斗からだ。私は着信のイルミネーションを個別に設定している。優斗のイメージは赤。私より7つ年下で運送業をしている。私の勤務する会社に
KEI さん作 [128] -
スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 15話No.2
アラタ『のんびりしてるからなお袋は。お袋もいずみ程じゃないけどお嬢さん育ちみたいだし。』いずみ『やっぱり…そんな感じがした。』アラタ『似た者同士だから?』いずみ『雰囲気がおしとやかだったから。私はじゃじゃ馬娘だもん。』世田谷の実家は相変わらずだった。お父様はまだ帰ってなかった。ゆり子さんは、アラタと久しぶりの対面が嬉しいみたい。ゆり子『旦那様がお帰りになりましたらお迎えに上がりますのでひとまずは
MIZUKI@VENUS.T さん作 [150] -
いつかまた〜14〜
「ちさ、おかゆ食べられる?食べられるなら、作って置いとくよ?」「…うん…食べる」「じゃあ、あたしはリンゴむいてあげるね」恋歌と梨玖がキッチンに立った。「恋歌、お前作れんの?」僕の問いに、「当たり前!恋多き恋歌さんをバカにしないでよ?よく言うでしょー、男をモノにするなら、まず胃袋を掴め!ってね。料理ができる女はポイント高いって事よ。」ほうほう。2年間、男運のない恋歌が言うのも、なんだかなぁ… 「あ
友愛数 さん作 [196] -
desteny??
今、立って居るこの場所が何処なのか、解らないまま、暫くその場に立ち尽くし、ゆらゆらと漂って居た。家を出る時から履いていた高いヒールのサンダルと、此処に放置される前に着せられたであろう、見た事の無い、花柄のネグリジェとのアンバランスさも、気にならない程、頭は、真っ白な、ままだった。とにかく、家に帰りたい―必死に、直ぐ前の抜け道を凄い速度で走り抜ける車の中から、タクシーを探した。数十分位、経
meeco さん作 [371] -
歪んだパレード
私は自分がどんな人間かを考えたとき1番君が嫌いな人間なのではないかと考えてしまうことが多い 君が愛していますと言う度に愛された記憶の少ない愛される理由のないように思えて仕方なかった。特別な存在であると言う真実さえ半透明のガラスケースに隠れる。生きる価値はない。 生きる価値はないが生きる時間だけ残った世界が今日もボクラの上に 乗ったままフテブテしい光を放ち回り続けている。
ヤス さん作 [120] -
いつかまた〜13〜
エンジンをとめ、ちさと自分を固定していたタオルを外し、バイクを停め…響はちさを背中におぶさるよう促した。ちさをおぶって階段を昇ってきた響に僕らは駆け寄った。「響、どうしたの?ちさ、大丈夫?」「脱水症状になってから、病院連れてって…点滴してもらった…」「えぇっ?ちさ?」ちさは、「大丈夫…点滴打ってもらったら、だいぶ楽になったから…。心配かけてごめんね…」弱々しく微笑んだ。響は部屋に入り、ちさをベッ
友愛数 さん作 [190] -
いつかまた〜12〜
ピンポーン… インターホンを鳴らす。・・・・・・・。・・・・・・・。「…あれ?」ピンポーン… 反応がない。「ちさー?」コンコン、と恋歌がドアを叩いた。どうしたんだろう、起き上がれないくらいなんだろうか。物音ひとつしない。「実家に帰ってるのかな?」「う〜ん…」その時、聞き覚えのあるバイクの音が聞こえた。アパートの2階から見下ろす。「……響…?」後ろに乗っているのは… ちさだ。響の腰に回されたちさの
友愛数 さん作 [188]