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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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いつかまた〜9〜
「大作ねー」「誰中心にする?」「前回はオリジナルCMだったよね。できれば今回は、みんなの良さがムラなく出るものがいいかも」新しい制作の大まかなイメージをまとめよう、と、僕と梨玖、智が話をしていると、恋歌と響がやってきた。「おはよーみんな」「なんか珍しい組み合わせだな」「そこで偶然会っただけよ」そう言って恋歌は僕らの上段に腰を下ろした。「あ、今日、ちさ休みだって」携帯を取り出しながら恋歌が言う。恋
友愛数 さん作 [229] -
セカンド カズン 12
数ヶ月後のこと。茅乃と悠希が家に帰る途中、「悠希?」突然声をかけられ、声の方を向いてみると、以前写真で見た女の子だった。「やっぱりそうだ。こっち出てきてたのは知ってたけどこんなところで会うなんて!偶然だね。元気にしてた?彼女?」茅乃の方を見て聞いてきた。「違うよ。今下宿させてもらってるの。俺のはとこ。」「そうなんだ。はじめまして、あたし悠希と同じ高校だった榛原美咲です。」「どうも、野尻茅乃です。
おっく さん作 [90] -
「偶然?必然!」
「よろしくお願いします」彼が挨拶をした。ちょっとオヤジっぽいけど同世代かな?第一印象は可もなく不可もなく。昼休みのランチの話題の中心は専ら彼の話題。年齢、経歴、どこから入手したのか皆やけに詳しい。色々聞いてるうちに私は耳を疑った。記憶の片隅に埋もれていて忘れかけてたものが甦る。もう20年近く前?恋人と呼べるほどじゃない会ったのは たった2回。けれど私にとっては初めての人...。当時の面影は全くな
KEI さん作 [154] -
海の世界
海。私の大好きな世界。海には不思議な力が宿ってる。海には精霊がいる。私は神咲姫香。私は小さいころに親に捨てられた。実は私には、不思議な力があるの。それは・・・海の精霊とお話ができるの。
珊瑚 さん作 [89] -
兎飴と白雪の風〜take2〜
戦後の混乱の最中、私達家族は絶望に陥った。父が借金を作ってしまったのだ。それも並みの額じゃない。返すことなんて、到底無理だった。それからしばらくして、借金取りと呼ばれる者が現れた。その人は私の声をよこせと言った。確かに、私は近所でも評判の歌声をしていて、将来を期待されたほどだった。そんな情報をその人が何故知っていたのか知るよしもない。その日以来、私は家族と離れ、1人歌を歌っている。家族にはしばら
ジョー さん作 [89] -
白舟☆1
1.出会い今日は晴れている。だから麻理紗は白舟に行くことにした。白舟は麻理紗のお兄ちゃんが働いてる居酒屋。麻理紗はまだ中学生だけど、お兄ちゃんが許してくれてるから、居酒屋に入ることができる。お酒は飲めないけどね。カランカラン.....「おー!!麻理紗!!」「あれ!?お兄ちゃん、今日は麗奈さんはいないの??」「麗奈は多分もうすぐ来るよ。」麗奈さんはお兄ちゃんの新しい彼女。白舟は恋の居酒屋って呼ばれ
ゆーい さん作 [79] -
いつかまた〜8〜
「何してるの?」ある日の昼休み、中庭の芝生に座り込むちさを見つけた。振り返ったちさの膝には、仔猫よりは大きい、でも大人にもなりきっていない『中猫?』が、ゴロゴロ喉を鳴らしながら、気持ち良さそうに目を閉じていた。「あのね」「うん」「花のデッサンをしようと思ったら、猫がやってきて」「うん」「猫のデッサンしようと思ったら、どうしても膝に乗ってきて」「うん」「でもその方がじっとしててくれるから」そうして
友愛数 さん作 [216] -
いつかまた〜7〜
なんか… ごまかしはきかなさそうだ… 口を拭いながら 「…だったらなんで合コン誘うんだよ」「だって、アンタ見てたらはがゆいんだもん〜!」「オマエなぁ…」はぁ、ため息をついて「なんか…ちさってこう『誰かのもの』って感じじゃないっていうか…自然にそこに居る方がいいっていうか…うまく言えねぇけど」「マスコット的みたいな?」「う〜ん…みんなのもの…っていうか…。作品も結構評価されてるし、その上もし誰かの
友愛数 さん作 [210] -
いつかまた〜6〜
1限目が終わり、それぞれ次の教室へ移動を始めた。「じゃあね」ちさが手を振った。「あ〜あ。ちさは相変わらず誘いに乗らず、かぁ」「……。いんじゃない?ちさにもそのうち現れるんだろうし。その?運命の相手ってやつ」「トーマは?告んないの?」ぶぶーっっっ!!!飲みかけの水を危うく吹き出すところだった。アワアワして言葉が出てこない。「な、な…!?」「何驚いてんの?みんな気付いてるって。気付いてないのは当の本
友愛数 さん作 [199] -
いつかまた〜5〜
結局、小心者の僕は、誰ともつるんでなさそうな人に声をかけ、そうしてこの6人が集まった。この2年間、メンバーを変える事なくやってきた。知れば知るほど、刺激を受けた。彼らのクオリティ精神の強さを感じ、個々の世界観に引き込まれていった。何より、そこは居心地が良かった。「今回は最後になるだろうから、スケールの大きいものにしたいよね」恋歌が言った。「スケールの大きい……例えば?」「誰をメインにするかにもよ
友愛数 さん作 [219]