トップページ >> 恋愛の一覧
恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
-
keep your smile 18
美優は恐る恐る近付いて行った。「拓人君…」美優が斜め後ろから声をかけた。拓人が振り返ると美優と目が合った。「こんなところにいたんだ。昼間からいたの?」拓人は美優を見るなり、ハッとした表情になったが、すぐさま開き直った口調で言った。「んな訳ないだろー!朝、腹痛くなって近くの公園のベンチでずっと休んでて、さっきここに来たんだよ!」「え、じゃあ、さっきまで公園にいたの?」拓人は、またゲームを再開しなが
ピーチピンク さん作 [223] -
School Life 〜中学の告白〜25
お昼ご飯を食べ終わった後。みんなは1つの乗り物の前で待ち合わせることにした。「おーい!」隼人と美智流が手を振っている。「よう!みんな集まったな。」柚希が早歩きで隼人たちの元へと行く。鈴はというと、心ここに在らずの状態。今からこの乗り物に乗ることになるだろうが、この乗り物はというと、お化け屋敷のようなものだった。(はぁ…。)さっきから30秒に1回は溜め息をついてるだろう。もちろん心中でだが。「じゃ
詩音 さん作 [276] -
School Life 〜中学の告白〜24
集合時間になると面子が全員揃い、いよいよ遊園地に入園した。「人数多いから2グループに分かれた方が良くない?」という案が出た。確かに男女合わせて10人。乗り物に乗るのにも1台を占領する形になる。そして分かれた。鈴のいない方が男好きが多いグループ。鈴のところはタイプが逆の田中咲希(たなかさき)と南恵理子(みなみえりこ)だ。一方、男子はというと、面白い分かれ方になった。柚希は鈴がいない方のグループ。鈴
詩音 さん作 [284] -
★アイスキャンディ★
それは突然始まった…気づいた時にはもう後戻り出来なかった…「みゆ、キスしていい?」目が合った瞬間アタシの返事も聞かずにハヤトははキスをした港公園の中は灯りが海辺に反射して一層キラキラしている「ハヤト、アタシたちって…」ハヤトは港を眺めているハヤトの横顔もキラキラしている 何を思うの?ハヤト…「俺、みゆの事好きだよ。」いつもその先がない…出口の無い迷路… 聞けない一言…「アタシタチ、ツキアッテル
マンミ さん作 [206] -
なみだ4
「あげる」連くんが缶ジュースを突き出してきた。「ありがとう。」アタシは、缶ジュースを開け、一口飲んだ。ほてった体の中に冷たいジュースが入ってきた。「ねぇ、」「なに?」連くんが聞いてきた。「名前なんて言うの?」「葉月 麻衣」「ふーん。麻衣チャンって言うんだ。」「麻衣でいいよ。お兄さん」麻衣は、ニヤけながらいった。「オレの名前は、連だ。」「連くん?」「そうだ」そっから、アタシと連くんは、仲良しになっ
ルミ さん作 [401] -
なみだ3
アタシと、連くんが出会ったのは、二年前。アタシが小五で、連くんが中一だった。夏の暑い日に、連くんと出会った。アタシは、草原の上に寝転んで空をみていた。蒼く 蒼く すみわたったような空。その景色がきれいで目が放せなかったアタシは、その空を何時間も見ていた。目を閉じた。真っ暗な景色なはずなのに明かりが差し込んでいた。ピトッ。何か冷たい物がアタシのほほにあたった。目を開けると、見知らぬ男の子が缶ジュー
ルミ さん作 [382] -
人斬りの花 6
2-1 椿四年が過ぎ,抄司郎はこれまで何人もの人を斬った。それは,いつの間にか町の人々に[人斬り]として恐れられる程になっている。だが,何度剣を振るっても未だにあの刀傷の娘の消息は不明だった。『大海屋の京右衛門をひと月以内に斬れ。』尽きる事のない武部の命令がまたもや抄司郎を締め付ける。― 自分は何故人斬りとなったのだろう。抄司郎には常にこの疑問がつきまとった。武部が現れなければ,師匠の道場の跡取
沖田 穂波 さん作 [502] -
思い出
今日あなたと一緒に過ごした場所に行きました。しかも仕事で…忘れようと頑張って、これまで過ごしてきたのに又あなたの事を思い出しました。あの日の事が昨日の様に鮮明に蘇り、胸が熱くなり、涙が出るのをこらえながらの仕事でした。元気にしてますか?体調は崩してないですか?いろいろあって辛い事もあったでしょうが、今度は良い事が待ってると思います。これからも見守る事しか、出来ないけれど、あなたが幸せになれるよう
アクア さん作 [357] -
若葉 ?
涙があふれでた…ふいても、ふいても大粒の涙があふれてくる。学校の桜の木の前にきた。桜は散り若葉が生えてきていた。私の初恋は終わった…「さよなら…慧…。さよなら私の初恋…」桜の木に語りかけ笑顔で振り返った。家に帰り手紙を書いた。未来の自分宛に…"未来の茜へお元気ですか?私は今からこの日の思い出を書きます。思い出してください。只今倉木茜は、正式に初恋の慧に振られました。私の涙と気持ちを桜の木に封じ込
AMI さん作 [319] -
夏
眠りにつくまでの間…誰かをふと思い出していた変わり行く世界に一人夢を追いかけて目の前を走り抜けた夏簡単な言葉一つかけられずに申し訳ない苦笑い田舎を後にしたあの人あの日と今日の繋がるものはもう何もないのに今もこの時期には、思い出す語り合った日々を長かった夏を吹き抜ける風と共に
紗歳 さん作 [361]