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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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いつかまた〜4〜
「君、何科?」話かけた彼女がちさだった。「え?…あ、造形科の矢内千沙です」とっさに立ち上がってこっちを見たちさの、ミルクティー色の髪がふわっと舞った。「もし良かったら、僕らと一緒に……」そう言いながら、僕はちさから目が離せないでいた。柔らかそうな髪、美人ではないが、子供のようなあどけない無垢な表情、それでいて意思のある目。もしかしたら、一目惚れだったのかもしれない。「ありがとう。私で良かったら」
友愛数 さん作 [294] -
いつかまた〜3〜
カタン 通路を隔てたちさの隣の席に響が座る。「あ、響、おはよう」ちさが笑顔を向ける。僕らの出会いは、この学校に入学してほどない頃… 最初の合同授業で、出された課題がキッカケだ。「何人かでひとつの作品を作ってくれ。他科同士で集まれば、それだけ幅のあるものが出来上がる。誰と組むかは自由だ。出来上がった作品は、文化祭やその他不定期的にも発表していく。目的に応じて、メンバーを変えても構わないからな」恋歌
友愛数 さん作 [282] -
奇跡―タイムリミットは一ヶ月―??
今私は、一人でお昼を食べてる…教室から離れてこんな寒い屋上であの日信也の言葉が頭から離れない『お前は本当にいい奴だよな〜誰からも好かれるキャラだよ』「本当にそう思う…?誰からも好かれてるなら私はこんな所に一人で居ないよ」信也私はあなたが初めてだったんだよ側に居たいって思ったのはあの日辛そうなアナタを見て一緒だと思ったからねぇ…私が信也の思ってる様な人間じゃなかったら信也は私の事嫌うかな…そんな人
ゆん? さん作 [189] -
汚染 150
何もない週末何度携帯を見ても一緒なのにただ早くこの週末が終わってくれる事を祈るだけ貴方を待つ間私の心は貴方で埋め尽くされる日曜の夕方携帯が鳴った貴方の名前がディスプレイに映るすぐに出たかったけど一瞬恐怖が過ぎった一週間前この電話を取った時の事を思い出した貴方ではなく奥さんからの電話またそうであったらと思い躊躇した結局着信が止まったトラウマになっている違う事を願いかけ直した息を飲んで貴方が出てくれ
ふく さん作 [143] -
汚染 149
あれからはちゃんと笑える様になった貴方の前でもちゃんと二人でご飯に行く事は辞められなかっただけど帰る時間は早くなった帰りのメールも控えた明らかに減ったお互いのやり取りそれはもう仕方がない寂しがったってこうするしかないのだから週末ももう連絡は辞めようと決めたそれは私が言い出した事貴方からは言いづらいだろうと思ったし本当はそう言いたいのを堪えている様な気がしたからだって私がそう言った時の貴方の安心し
ふく さん作 [127] -
汚染 148
帰り際貴方を引き止めた『少しだけ話して帰ろう』と缶コーヒーを一つだけ買っていつもとは違う公園に座った『雨降りそうだね』そう言って見上げる空は厚い雲で覆われていた呼び止めたのは何か話があったからじゃないこうして貴方といられるのも隣に座れるのも片手で数え切れる程度しか残されていない様な気がして本当の終わりが近付いている様な気がしたから何となく元気がない貴方が悲しかった『付き合ってもらってごめんね、十
ふく さん作 [107] -
真実 10
淳は休暇開けに、亜子の部屋を訪れ、 「休暇の間に離婚話をしたんだ。もうやっていけない…別れたら付き合ってくれないだろうか?」と、話した。 「結局、自分達の話し合いにはならなかったの?お互いに思い合えないなら仕方ないね…、で、私と付き合うって?」と付き合う話に亜子はかなり驚いていた。 「亜子の人間なところに色々話をして惹かれているんだ。俺と付き合う事、真剣に考えてくれないか? この前、身体の関係
彰子 さん作 [377] -
真実 9
夏の休暇に入り、淳は美佐に別れ話を持ち出した。 「お互いも解り合わずに世間体ばかりを重視して、虚しいばかりの生活はもうやっていけないんだ。」 美佐は淳の気持ちを聞いてくれるどころか、 「自分達は捨てられるの?生活はどうやってやっていけばいいの?」と、わめき散らすばかりで、話し合いにはならず、淳の実家へ美佐の母親を使い、淳が突然、離婚すると言い出してると、何の説明もなく電話をかけさせては、結局
彰子 さん作 [372] -
愛なんて
「あ〜あ、後2ヶ月で私も17歳かぁ。」と私は溜め息をついた。「何和葉溜め息ついてんの、幸せ逃げるよ。」と親友の千尋に言われた。もうとっくに逃げてるよ。彼氏いる人はいいよなぁ。と思う今日この頃。私は後2ヶ月で17歳になる高校二年生の芦田和葉です。昔から男っぽいから好きな人がいなくあと少しで゛彼氏いない歴17年´になります。ちなみに隣にいるのが、彼氏もちで親友の山田千尋。「おい。和葉!早く来いよ。」
諒子 さん作 [452] -
School Life 〜中学の告白〜22
それから1ヶ月後。[メール受信 坂本柚希](なんだろう…。)鈴は柚希に自分からメールすることはなかった。[今度クラスで遊園地行くんだけど、弘瀬もこない?]鈴は女子同士なら何回も行ったことがあるが、男子と行くのは避けていた。なぜなら、千里がうるさいからだ。男子と遊びに行っただけでしつこく聞いてくる。特にしつこかったのが、悠哉の件だ。後で知ったことなのだが、千里は悠哉のことが好きだったらしい。確かに
詩音 さん作 [174]